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加瀬 亮主演『自由が丘8丁目』第71回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門 正式出品決定!

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 韓国の鬼才ホン・サンス監督最新作であり、加瀬 亮主演『自由が丘8丁目』が8月27日より開催される第71回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門への正式出品が決定した。

 日本で8月16日に『ヘウォンの恋愛日記』『ソニはご機嫌ななめ』2作の同時公開を控えるホン・サンス監督。恋する男女の姿を独自の視点と手法で描き続け、ヨーロッパでも絶大な人気を誇る。カンヌ、ヴェネチア、ベルリンと国際映画祭の常連で、韓国の人気俳優たちがノーギャラでも出演を熱望するほどの鬼才。日本でも一昨年の特集上映をきっかけにファンが急増し、昨年にもフランスの名女優イザベル・ユペールを主演にむかえた『3人のアンヌ』が公開され好評を博した。

 かねてからホン・サンス監督のファンを公言していた加瀬 亮は、一昨年の監督来日時の対談をきっかけに監督と意気投合。憧れのホン・サンス監督作『自由が丘8丁目』にて主演を果たした。今までにも、クリント・イーストウッド、ミシェル・ゴンドリー、ガス・ヴァン・サント、アッバス・キアロスタミと、世界の名だたる映画監督と仕事をしてきた国際派俳優 加瀬亮だが、ホン・サンス監督について「監督の現場以上に幸せだったと思ったことはない」と雑誌に語る惚れ込みよう。

 本作にて加瀬が演じるのは、想いを寄せる年上の韓国人女性を追いかけてソウルへとやってくる男、モリ。ソウルをさまようモリの恋愛模様が描かれている。モリが通うカフェ“自由が丘8丁目”で働く女性に韓国を代表する女優ムン・ソリほか、『ヘウォンの恋愛日記』主演の新星チョン・ウンチェなど、ホン・サンス映画の常連たちが出演している。

 加瀬 亮の渡伊は現在調整中とのことだすが、実現した場合、『アンテナ』(04、熊切和嘉監督)、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(08、押井 守監督)以来、3度目のヴェネチア国際映画祭への参加となる。ホン・サンス監督のヴェネチア国際映画祭への出品は『教授とわたし、そして映画』(10)以来2度目。(参考:『自由が丘8丁目』は16作目。過去作のカンヌ国際映画祭出品8作、ベルリン国際映画祭3作)

ヴェネチア国際映画祭 オリゾンティ部門とは

 いわば第二のコンペ的な部門。ジャンルや長さにはこだわらず、革新的で独創的な映画が選出される。対象賞は、最優秀作品賞、監督賞、審査員特別賞、革新的貢献特別賞の4賞。最近の日本からの出品作品は、『IZO』(04、三池崇史監督)、『こおろぎ』(06、青山真治監督)、『立喰師列伝』(06、押井守監督)、『サッド・ヴァケイション』(07、青山真治監督)、『冷たい熱帯魚』(10、園 子温監督)、『KOTOKO』(11、塚本晋也監督)、『地獄でなぜ悪い』(13、園 子温監督)など。西島秀俊主演『CUT』(12、アミール・ナデリ監督)も出品されている。

映画『自由が丘8丁目』

 ■監督・脚本:ホン・サンス
 ■出演:加瀬 亮、ムン・ソリ、ソ・ヨンファ、キム・ウィソンほか

 ■配給:ビターズ・エンド
 2014年12月シネマート新宿ほかにて公開

オフィシャル・サイト

 https://www.bitters.co.jp/jiyugaoka/(外部サイト)

(オフィシャル素材提供)

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