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『ChaO』2025年アヌシー国際アニメーション映画祭 審査員賞(準グランプリ相当)を受賞!!

© 2025「ChaO」製作委員会

 登壇者:青木康浩監督、田中栄子(プロデューサー)、小島大和(キャラクターデザイン)、古屋勝悟(演出)

 『鉄コン筋クリート』(06年)、『海獣の子供』(19年)、『映画 えんとつ町のプペル』(20年)など、これまで数々の名作を世に送り出してきたSTUDIO4℃の最新作『ChaO』が、8月15日(金)より全国公開となる。
 『となりのトトロ』『魔女の宅急便』(宮崎 駿監督)のラインプロデューサーを務めた田中栄子が主宰するクリエイティブ集団STUDIO4°Cは、ハイクオリティな映像と独特な世界観で世界中に多くのファンを抱えているが、最新作で描かれるのは【種族と文化を超えた恋と奇跡の物語】。オリジナル・アニメーションとなる本作では、絵を1枚1枚描く手書きアニメーションにこだわり、圧倒的な作画量と美しい背景美術で、瑞々しくもかわいく人間と人魚の恋模様を描く。

この度、アヌシー国際アニメーション映画祭で、本作が同映画祭の準グランプリ相当の長編コンペティション部門 審査員賞を受賞!! 日本映画作品としては8年ぶりの受賞となった。

 前日13日(金)にはプレミア上映が行われ、上映後の舞台挨拶には青木康浩監督をはじめとするスタッフ陣が登壇。さらに14日朝からはサイン会が実施され200名以上のファンが行列を作り、現地のアニメ・ファンから熱烈な歓迎を受け、大いに盛り上がりを見せていた本作。

 そして14日(土)に授賞式が行われ、アヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門にて、見事準グランプリにあたる審査員賞を受賞した! これまで『百日紅 〜Miss HOKUSAI〜』(2015 年原恵一監督)、『この世界の片隅に』(2017 年片渕須直監督)といった名作が受賞してきた同賞。長編コンペティション部門での日本作品の受賞は、8年ぶりとなる。

 青木監督は壇上で、「ここにこうして立っていることが信じられません。作品はコメディなので、ギャグがいっぱいありますけども、台詞によるギャグは禁じ手としていました。そのおかげで海外の人たちに広く笑いが理解してもらえたのだと思います」と喜びを表現し、「(チャオのぬいぐるみを指さして)チャオです。この風船のような体でこのまま世界をふわふわと飛んでいってもらえばいいなと思っています。ありがとう!」と感謝の想いを述べた。

 見事、審査員賞を受賞した本作は、「世界に発信できる、まったく新しいオリジナル・アニメーション作品を」というコンセプトのもと、2016年にプロジェクトが始動し、企画始動から完成までに9年もの歳月を費やしたSTUDIO4℃の力作。
 さらにアワードセレモニー後に行われたクロージングパーティでは、本作に惚れ込んだ映画祭関係者や現地のアニメ・ファンが殺到! サインを求める長蛇の列が出来、急遽サイン会を実施した。アヌシー市長も駆けつけ、青木監督はサインを求められイラスト入りのサインを贈呈。田中プロデューサーとはガッチリと握手を交わし絶賛と労いの言葉をかけていた。“チャオ・ワールド”に魅了された現地ファンからは、「ChaOのチームは本当に素晴らしい仕事をしたと思う。素晴らしい映画を作ってくれてありがとう!」といった熱量の高い感想も。そんなファンのラブコールに青木監督がサインや握手で答えるなど、最後まで本作が大きな賑わいを見せる中、映画祭は幕を閉じた。

 有終の美を飾った本作は、7月17日から開催される北米最大のジャンル映画祭である「ファンタジア国際映画祭」のコンペティション部門にもノミネートが決定。世界で注目を集める本作の続報に、引き続きご期待いただきたい!

 映画『ChaO』は、8月15日(金)より全国ロードショー!

公開表記

Coming Soon

 映画公式X(旧Twitter)|映画公式Instagram:@ChaOmovie

 配給:東映
 8月15日(金) 全国ロードショー!

(オフィシャル素材提供)

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