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「第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル」『イン・ユア・ドリームズ:願いがかなうなら』日本での劇場初上映!

 登壇者:アレックス・ウー監督
 インタビュアー:塩田周三(ポリゴン・ピクチュアズ)

 愛知県名古屋市で「第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル」(通称ANIAFF)が開催中!

■ANIAFFにNetflix映画 『イン・ユア・ドリームズ:願いがかうなら』が参戦!

 2005年に2200万人以上を動員した愛知万博「愛・地球博」をはじめ、国際芸術祭「あいち」、「あいち国際女性映画祭」、「世界コスプレサミット」などの文化事業を継続してきた愛知県。日本の三大都市圏の中核のひとつである愛知県名古屋市のもつ産業と文化のパワーを融合したグローバル、かつ世界有数の規模となる国際映画祭として、世界中のクリエイターが集い、語らい、刺激し合うクリエイションの場となるANIAFFが誕生。
 12月12日(金)~17日(水)の期間中、世界各国・地域からジャンルや表現方法を超えた最先端の優れたアニメーション作品やアニメーション界の重要なゲストが国内外から集結する本映画祭に、第31回クリティクス・チョイス・アワードのアニメーション映画賞にもノミネートされたばかりで話題のNetflix映画『イン・ユア・ドリームズ:願いがかなうなら』が、上映され、アレックス・ウー監督が登壇した!

 2025年11月にNetflixで世界解禁された本作は、すでにアカデミー賞🄬の前哨戦であるクリティクス・チョイス・アワード、アストラ映画賞の長編アニメーション部門にノミネートされるなど、映画賞レースの季節が到来するなかオスカー有力候補の声もあがるファンタジー・ドラマ。『カーズ2』や『ファインディング・ニモ』などに携わってきたアレックス・ウー監督は、「ピクサーを辞めたときから、どんな映画を我々は見たいのか、ということを考えまして、2017年からこの作品に取り掛かり始めました。そして完成したのは2020年。赤ちゃんが歩き始めるのに大体9ヵ月ですが、映画が独り歩きをするのに9年もかかったんです。そして赤ちゃんが生まれてくるのと同じように、何もないところからいろんな方の協力を得て生み出されました」とあらためて作品を発表できたことに感謝していた。15歳からアジアで過ごし、「ドラゴンボール」や「セーラームーン」といった作品を見て育ったウー監督は、実は「セーラームーン」ンの一部も、今回の映画に反映させているという。

 夢という題材を扱ったことについて「転機となったのはみんなの夢を現実につなげるという役割を果たすサンドマンの存在を思いついた時です。私は80年代のアニメに大きな影響を受けており、当時見ていたような大きなファンタジーの世界と同時に、人間らしい物語が合わさったものが必要だと思いました」と語る。だが、いわゆる“夢オチ”を題材にしたことに、ウー監督も「夢オチっていうのはまさに観客を騙してしまうことだとは思いますのでその部分が一番悩みました。夢のような話を、どうやって現実に即した形に落とし込んでいくのか。そういったところが、もう一番苦労したところです」と語る。「普通の夢と悪夢をどうやってバランスをとるかが難しいところでした。夢を実現するっていうのは、いい点、悪い点があって、夢を追いかけるということは、いい点としては憧れを追いかけることが出来る一方で、失敗した場合は自分は負け犬なんだと思ってしまう。でも、本当はそんなことはないんです。悪夢というと避けたいものだと思うかもしれませんが、私の人生の中で一番最悪な時期こそが、いろいろ学べたり、一番成長することができた時期でもありました。友人や家族が助けてくれて、最悪の状況を脱したことがあります。だから悪夢はネガティブな側面だけではなくて、人生においてポジティブな面もある、ということを、この映画のテーマにしました」とその想いを明かした。
 次回作の構想について聞かれると「今回は家族をテーマにしましたが、もう一つ、『死』というテーマについても扱ってみたいと思っています。死といってもポジティブな形で表現したいというふうに考えてます。愛する人を亡くした時にそれは本当に失うものではないんだよということを表現したいんです。具体的には、ある犬と猫がいて体が入れ替わってしまう。で、それぞれの視点から学ぶ、そういったものを考えております」と意外な構想に会場を驚かせていた。

 最後に、人生の半分をアジアで過ごしているという監督は、名古屋での短い滞在時間の中で楽しみにしていることを聞かれると「ひつまぶしが大好きなんです。アメリカのものは美味しくないので、名古屋で食べていきたいなと思います」と明かしてイベントは終始和やかな雰囲気で終了した。

タイトル:イン・ユア・ドリームズ:願いがかなうなら

 タイトル(英語表記):In Your Dreams
 制作国:アメリカ
 制作年:2025年
 言語:英語(上映は日本語吹替版英語字幕付き)
 作品時間数:86分
 制作・配給:Netflix
 公式サイト:https://www.netflix.com/title/8099297(外部サイト)

第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル概要

 名称:あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル
 英語表記:Aichi Nagoya International Animation Film Festival
 会期:2025年12月12日(金)~17日(水)
 主催:あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル実行委員会
 ジェネラル・プロデューサー:真木太郎
 フェスティバル・ディレクター:井上伸一郎
 アーティスティック・ディレクター:数土直志
 企画・制作:株式会社ジェンコ
 共催:愛知県・名古屋市
 協力:中日本興業株式会社、株式会社東急レクリエーション、株式会社新東通信、学校法人 日本教育財団名古屋モード学園・HAL名古屋、animate、BVコミュニケーションズ株式会社
 協賛:アンスティチュ・フランセ、アルプスアルパイン株式会社
 特別協力:ASIFA-Hollywood、Women in Animation
 会場:ミッドランドスクエア シネマ、ミッドランドスクエア シネマ2、109シネマズ名古屋を中核とした上映施設、名古屋コンベンションホール、ウインクあいち 5カ所を予定

(オフィシャル素材提供)

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