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『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』戦犯となったメンゲレがナチ・ハンターから逃れる緊迫の長回し映像解禁!

©2024 CG CINÉMA / HYPE STUDIOS / LUPA FILM / CG CINEMA INTERNATIONAL / BR / ARTE FRANCE CINEMA

 アウシュヴィッツ収容所で戦慄の実験を繰り返したナチスの医師ヨーゼフ・メンゲレの戦後の逃亡生活と彼の心の深淵を描くキリル・セレブレンニコフ監督の最新作『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』(2月27日より全国公開)より、何気ない日常に潜む逃亡犯の緊張が伝わる3分間の長回しワンテイクの本編映像が解禁となった。

 逃亡犯が何よりも恐れるのは、自分の素性が暴かれ、捕まること。約30年もの間、南米の国々を転々とし、いくつもの偽名を使い分けて身を潜めていたメンゲレも、同朋たちが次々に捕まり、自身も国際指名手配されると、その恐怖と緊張感は日に日に高まり、精神が追い詰められていく。

誰にも気づかれてはいけない!国際指名手配されるナチ犯罪者の日常の恐怖……

 今回解禁となった本編映像は、アルゼンチンで偽名を使って逃亡生活を続けるメンゲレが背後を気にしながらも、露店で極右雑誌「道 Der Weg(デア・ヴェーク)」を購入し、街中を歩くシーン。何気ない日常の風景だが、戦争犯罪者であるメンゲレの前方から歩いてくるのはユダヤ人らしき数人の男たち。サングラスと中折れ帽子を被って別人を装うメンゲレは、彼らの存在に気がつくと、さらに顔を隠すようにハンカチで額の汗を拭きカフェに逃げ込む。窓越しに彼らの様子を伺い、隙を見てタクシーに乗り込む手に汗握る3分間のシーンは長回しのワンテイクで撮られ、逃亡者メンゲレの逮捕への恐怖が伝わってくる緊張感あふれるシーンとなっている。

 迫りくるナチハンターから逃れ続けるメンゲレの日常シーンを長回しワンテイクで撮影した理由について、キリル・セレブレンニコフ監督は「長まわしの手法を使うことで、映像の中にリアルでいきいきとした瞬間を捉えることができます。例えば、メンゲレが通りを横切ってタクシーに乗り込む。それらをカットしないで映し出すことにより、彼の生々しい人生が見えてくるようで、私はこの表現が非常に好きなんです」と明かしている。

3分間のシーンのリハーサルは3日間!役者とスタッフで作り上げる、強烈で美しい芸術的シーン

 ワンテイクで撮影されていることに気がつかないほどスムーズに、さまざまな角度からメンゲレを捉え、多くの人たちが行きかう雑踏からカフェ内へ、そして再び路上へと移動が続く長回しシーンに挑んだメンゲレを演じるアウグスト・ディールは、「登場から退場まで、カフェでの会話や動きのひとつひとつを3日間かけてリハーサルしました。カメラも回さず、ただ動き、テンポ、リズムを体に叩き込む。エキストラもスタッフも全員でひとつの舞踏のような動きをつくりあげるんです。そうして、完璧なテンポと呼吸の中でシーンがひとつの“演奏”として完成していく。あのシーンはそれほどに強烈で、美しい芸術的体験でした」と語っている。

©2024 CG CINÉMA / HYPE STUDIOS / LUPA FILM / CG CINEMA INTERNATIONAL / BR / ARTE FRANCE CINEMA
公開表記

 配給:トランスフォーマー
 2月27日(金) シネマート新宿、シネスイッチ銀座ほか全国公開

(オフィシャル素材提供)

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