作品紹介

『once ダブリンの街角で』

©2007 Samson Films Ltd. and Summit Entertainment N.V.

イントロダクション

 運命というには大げさだが、偶然と呼ぶには大切すぎる“小さな奇跡”が、イギリスの日蔭で脈々と伝統を受け継いできた音楽と詩情の国、アイルランドから届いた。にわかに経済が活気づき、刻々とコスモポリタンな都市へと変貌する首都ダブリンで、地元のストリート・ミュージシャンと移民の若い女との間に生まれる、音楽を通した普遍的なラブ・ストーリーは、全米でわずか2館の公開から、観客の口コミで、140館まで上映館を増やし、一館あたりの観客動員数において『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』などの大作をしのぐ大躍進を見せた。
 “言葉”では照れくさくなる感情表現も“音楽”にのせることでより自然に心に響く。実った恋、実らなかった恋、現在進行形の恋、かつての淡い思い出、男と女の友情など、誰もが一度は経験しながら、どこか理解できずにいる微妙な心の動きが丁寧に描かれ、男と女の恋愛タイミングのズレや鼓動がリアルに伝わってくる。

ストーリー

 ONCE、たった一度の出会い。ある日、ある時、ダブリンの街角で……。男と女は、恋か友情か、心の通じる相手を見つけた。男は穴の空いたギターを抱え、街角に立つストリート・ミュージシャン。女は楽器店でピアノを弾くのを楽しみにするチェコからの移民。そんな一見、なんの接点もない二人を、音楽が結びつける。言葉にできないもどかしさを音楽にのせ、一緒に演奏する喜びを見つけた二人のメロディは重なり、心地よいハーモニーを奏でる。そんなどこの街角でも起こりえる普遍的な出会いが、静かに動き始める。

 (原題:Once、2006年、アイルランド、上映時間:97分)

キャスト&スタッフ

 監督:ジョン・カーニー
 出演:グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ、ヒュー・ウォルシュ、ゲリー・ヘンドリック、アラスター・フォーリー、ゲオフ・ミノゲほか

ギャラリー

©2007 Samson Films Ltd. and Summit Entertainment N.V.
©2007 Samson Films Ltd. and Summit Entertainment N.V.

公開表記

 配給:ショウゲート
 2007年11月3日(土・祝)、渋谷シネ・アミューズほか全国順次ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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