作品紹介

『ビー・デビル』

©2010 Boston Investments Co., Ltd. and Filma Pictures. All Rights Reserved.

イントロダクション

『チェイサー』のナ・ホンジン監督、『息もできない』のヤン・イクチュン監督に続き、今また韓国映画界から恐るべき才能が放たれた。その名は、チャン・チョルス。鬼才キム・ギドク監督のもとで助監督として修行を積み、2008年韓国映画シナリオマーケットで最優秀作品賞を獲得したシナリオを得て、満を持して彼が放った長編監督デビュー作が、この『ビー・デビル』だ。ある美しい孤島で、ひとりの若い女性“キム・ボンナム”に対して日常的に行われていた悲惨な虐待と、容赦なき蹂躙。それは、たった1日で島民たちを惨劇に陥れた未曾有の虐殺事件へと発展する。その日、島では一体何が起こったのか?

 カンヌ国際映画祭出品他、多数の映画祭で受賞。韓国では30館スタートだったにも関わらず、口コミにより100館にまで拡大。このジャンルとしては異例の大ヒットを記録した話題作が、ついに日本上陸を果たす。

 閉鎖的な村のスケープ・ゴートとして生きる悲運の女性キム・ボンナムを演じたのは、実力派女優ソ・ヨンヒ。『チェイサー』では猟奇殺人犯の毒牙にかかるヒロインを儚げな美しさで演じた彼女が、今回はガラリとイメージを変え、田舎育ちの野性味と少女のようなイノセンスを備えたボンナム役を全身全霊で熱演。何人もの有名女優が恐れをなして断ったという本作の主演に自ら志願し、過激なシーンの数々にも体当たりでチャレンジしている。その圧倒的演技によって、第14回プチョン国際ファンタスティック映画祭、第30回韓国映画評論家協会賞、第8回大韓民国映画大賞、第13回ディレクターズ・カット・アワードと、国内の主演女優賞を立て続けに獲得。現在も韓国のみならず世界中から称賛の声を集めており、本作は名実共に彼女の代表作となった。
 そして、ボンナムの幼馴染みである都会的女性ヘウォン役を、『ハーモニー 心をつなぐ歌』のチ・ソンウォンが力演。クールな美貌の内側に脆さを抱えた複雑なキャラクターを見事に演じきり、鮮やかな印象を刻みつける。また、本作が16年ぶりの女優復帰作となったペク・スリョンをはじめ、強烈な個性に溢れた島民たちを演じる「イイ顔」揃いのキャスティングも本作の大きな見どころだ。

ストーリー

 ソウルの銀行に勤める独身女性ヘウォン(チ・ソンウォン)は、トラブルとストレスにまみれた都会生活から逃れるように、子供の頃に暮らした思い出の島へとやってくる。そこは、たった9人の住民だけが暮らす絶海の孤島であった。

 彼女を出迎えたのは、生まれてから一度も島から離れたことがない幼馴染みのキム・ボンナム(ソ・ヨンヒ)。人なつっこい笑顔でヘウォンの帰郷を喜ぶボンナムだったが、その明るい表情の陰には、地獄のような苦しみに耐えてきた日々があった。昼は村の老人たちに奴隷のようにこき使われ、夜は男たちの慰み者になり、夫からの暴力も日常茶飯事。人としての価値も尊厳も踏みにじられながら、たったひとつの希望を胸に、地を這うように生きてきたのだ。ボクナムは神にすがるような思いで、ヘウォンに「ソウルへ連れていってくれ」と懇願する。だが、面倒事から逃れようと島を訪れたヘウォンにとって、それはただの煩わしいわがままにしか思えなかった。
 そんなある日、ついに取り返しのつかない悲劇がボンナムを襲う。その瞬間、この美しい島を地獄絵図に変える惨劇の幕が開いた……。

英題:Bedevilled、2010年、韓国、上映時間:115分、R-18)

スタッフ&キャスト

監督:チャン・チョルス
脚本:チェ・クァンヨン
出演:ソ・ヨンヒ、チ・ソンウォンほか

オフィシャル・サイト

 http://www.kingrecords.co.jp/bedevil/(外部サイト)

公開表記

配給:キングレコード株式会社
2011年3月26日(土)より、シアターN渋谷 他で全国順次公開

(オフィシャル素材提供)

関連作品

スポンサーリンク
シェアする
サイト 管理者をフォローする
CINEMA FACTORY
Translate »
タイトルとURLをコピーしました