イベント・舞台挨拶

『フォードvsフェラーリ』イベント

© 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

 『オーシャンズ』シリーズ、『オデッセイ』のマット・デイモンと、『ダークナイト』シリーズ、『バイス』のクリスチャン・ベイル、アカデミー俳優の2人が今回初共演で主演を務め、伝説のレースで絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いた挑戦の実話『フォードvsフェラーリ』が2020年1月10日(金)に日本公開となる。世界の映画祭で評論家たちから絶賛されており、全米でも初登場1位でスタート! アカデミー賞®最有力候補との声も上がっている本作の舞台は、世界中が熱狂した1966年、伝説のル・マン24時間耐久レース――。歴史を変えた、2人の男の熱い友情と、不可能に挑戦していく姿を描いた奇跡の大逆転の物語。

 12月12日(木)に本作の公開を記念して、大阪市・TOHOシネマズなんばにてIMAX試写会が実施された。試写会のゲストとして、車を愛する町工場芸人モンスターエンジンの西森洋一が登壇し、「東大阪のクリスチャン・ベイルです」とご挨拶。続いて、「今年のラグビーワールドカップで“ONE TEAM”を率いて奇跡を起こし、日本中を感動の渦に巻き込んだリーチ・マイケルさんです!」とMCより紹介されて、どよめいた会場の中、登壇したのは、リーチ・マイケルさんに扮したレイザーラモンRG。「ラグビー界のマット・デイモン、リーチ・マイケルです。ONE TEAM!」と挨拶すると会場からは笑いが。MCや西森から「いやいや違うでしょ!」と突っ込まれながらも、「本人にいただいたパンツと靴下できております!」と会場を驚かせた。

 そして、今回はスペシャルゲストとして日本で初めてル・マン24時間耐久レースで優勝された伝説のレーサー、関谷正徳氏も登壇。「ようこそ試写会に来てくださいました。この映画めちゃくちゃ面白いです! 自分が見たレース映画の中では1番面白い!」と挨拶した。

 本作の感想を聞かれると、西森は「分かりやすく言います! アメリカの“下町ロケット”です。ほんまに面白い!」と笑いを誘い、続いてRGにはMCより、子息がスーパーカーに詳しいスーパーカー博士であることを聞かれると「本当に車のことばかり考えている息子です。この仕事のことを話したら、この試写会に来ようとしていたらしいです」と親子のエピソードを披露した。そして「僕も分かりやすく言います。アメリカの“スクールウォーズ”です」というと、「ラグビーによりすぎでしょ!」と突っ込まれる一幕も。また、ル・マン経験者の関谷氏は「当時のモータースポーツと今のモータースポーツと全然違います。ものすごいアナログだった。命の危険と隣り合わせの当時のシーンが見られるのと、車のかっこよさも注目してほしい」と、それぞれ映画同様に熱く語った。

 その後、12月12日は日本漢字能力検定協会による「今年の漢字」が発表の日ということで、本作を漢字一字で表現するプレゼンテーション対決が実施された。

 西森が書いた字は「愛」。選んだ理由は「純粋な愛、ものづくりへの愛ですよ。でも本当は“欲”にしたかった。劇中でシェルビーが乗っていたコブラが欲しかった」と暴露。

 RGが書いた字は「闘」。選んだ理由は「闘って闘って、無理だと思っても闘って。闇営業とも闘って」と自虐を交え理由を発表され会場は失笑に。

 ジャッジを関谷氏にお願いしたところ、関谷氏が選んだのは西森さんが書いた「愛」。その理由を「信頼と友情や家族愛もしっかり描かれているので、やっぱり“愛”かなと思いました」と話した。

 フォトセッションも終わり、MCに「言い残したことはないですか?言いたいことはありませんか?」と聞かれると、「ありますよ!」と勢いよく答えるRG。「何があるってあるあるがありますよ! 皆さん待ってたでしょ!?」と言うと、満を持して、B’zの「兵、走る」にのせて、“男の友情あるある”「片方のやつサングラスしがち」と披露(映画のポスターではマット・デイモンが演じるキャロル・シェルビーがサングラスをかけている)。RGのあるあるに、会場は笑いの渦が巻き起こった。

 最後に関谷氏は「キーワードはビジネス、企業、友情、家族愛と見どころがたくさん。ぜひ皆さんゆっくりご覧になってください」、西森は「レースに興味がなくてもかなり面白い。誰でも楽しめる映画です」、RGは「人生を投影した映画。ワンチームになって楽しんで」と挨拶し降壇。イベントは大盛り上がりの中、無事終了した。

 登壇者:レイザーラモンRG、モンスターエンジン 西森洋一
 スペシャルゲスト:関谷正徳氏(ル・マン24時間耐久レース 日本人初の総合優勝レーサー)

公開表記

 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
 2020年1月10日(金) 全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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