作品紹介

『とおいらいめい』

©ルネシネマ

イントロダクション

 東京で半年以上のロングラン・ヒットとなった『ベイビーわるきゅーれ』で初主演し、舞台「鬼滅の刃」の竈門禰豆子役でも注目されている髙石あかりの主演作『とおいらいめい』の公開が決定! 父の死をきっかけに腹違いの姉2人と初めて共同生活をすることになり、1人で抱え込みながらも、時に10代らしい天真爛漫さも見せる三女・音役を繊細に演じる。

 彗星の衝突による人類の滅亡を前にシェルターの個室の設計を担当し、暴力によるシェルター強奪の危険と隣り合わせの日々を送る長女・絢音役で、ドラマ「半沢直樹」の吹越ともみ、妻とうまくいっていない妻子持ちの小学校の同級生・良平と再会する次女・花音役で、日仏合作『MINORI』でフランスで話題になった田中美晴がトリプル主演を務め、日が没むまでの一発勝負の12分もの長回しに挑んだ。

 世紀末(1999年)と彗星の衝突により人類の滅亡が数ヵ月後に迫った現在(2020年)の二つの「世界の終わり」を舞台に、ばらばらだった三姉妹がゆっくりと家族になっていく姿を描く本作は、日本はコロナ禍で、ウクライナはロシア軍の侵攻でシェルター等で過ごすという、絶望感すら感じる2022年の今に奇しくもぴったりの題材だが、原作は、2004年上演の舞台。

 当時主演して、『カメラを止めるな!』の主人公の妻役で大ブレイクしたしゅはまはるみと、舞台版の作・演出を担当し、本作の撮影監督を務めた長谷川朋史及び、映画『イソッフプの思うツボ』などに出演の藤田健彦が結成した自主映画制作ユニット「ルネシネマ」が、映画化を企画。しゅはまは長女・絢音と次女・花音の母役で、藤田は三女・音が唯一本音を話せる八百屋の店主・耕三役で出演している。

 その他、花音の小学校の同級生・良平役でミネオショウ、良平の妻・恭子役で大須みづほ、1999年パートの絢音役で森 徠夢、1999年パートの花音役で武井美優が出演。

 SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 短編部門最優秀作品賞の受賞歴がある大橋隆行監督が、「世界の終わり」でも大切なものを、瀬戸内を舞台に描く。

©ルネシネマ

ストーリー

 彗星の衝突により人類の滅亡が数ヵ月後に迫った2020年。小学生だった1999年にノストラダムスの予言を信じ、家出をした長女・絢音と次女・花音と、その後生まれた腹違いの妹・音が、初めて一緒に生活することになる。

 絢音は、彗星の衝突を前にシェルターの個室の設計を担当しており、暴力によるシェルター強奪の危険と隣り合わせの日々。花音は、帰郷を機に、妻とうまくいっていない妻子持ちの小学校の同級生・良平と再会。音は、未成年ながらひょんなことから飲み会サークルと出会い、飲んだ帰りに花音が良平にキスするのを目撃。

 互いに踏み込めず、すれ違う三姉妹は、世界の終わりを前に、本当の家族になれるのか。

(2022年、日本、上映時間:150分)

キャスト&スタッフ

監督・脚本:大橋隆行
原作:とおいらいめい(2004年上演舞台)
撮影監督:長谷川朋史
音楽:上久保汐李
協力:岡山県フィルムコミッション協議会/せとうちフィルムコミッション/瀬戸内市商工観光課/備前市役所産業観光課/厚木土木事務所/相模原水系広域ダム管理事務所
出演:髙石あかり、吹越ともみ、田中美晴、ミネオショウ、大須みづほ、森 徠夢、武井美優、古矢航之介、三原哲郎、川辺純子、石橋征太郎、大田恵里圭、園山敬介、タカ海馬、荒井啓仁、舞木ひと美、藤田健彦、しゅはまはるみ

オフィシャル・サイト

runecinema.com/tooiraimei/(外部サイト)

ギャラリー

公開表記

配給:ルネシネマ
8月27日(土)~9月23日(金) 池袋シネマ・ロサにてレイトショー公開

(オフィシャル素材提供)

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