イベント・舞台挨拶

『月下香』初日舞台挨拶

©2022映画『月下香』製作委員会


 映画『月下香』初日舞台挨拶が10月28日(金)、東京のシネ・リーブル池袋で行われ、ダブル主演の清瀬汐希、松井健太、共演の木村祐一、小野島徹(駆け抜けて軽トラ)、脚本家の乃木リリー氏、制作総指揮の友田ゆうき氏が登壇した。

 平穏な結婚生活を送る田中亜美(清瀬)はある日、仕事上のトラブルから年下の若き画家・柏木 潤(松井)と出会う。軽い気持ちで絵画モデルを引き受ける亜美だったが、次第に2人は強く惹かれ合い恋心が抑えられなくなっていく。その許されぬ恋の果てに辿り着いた結末は? 切なくも官能的な不倫の恋を描いた禁断のラブ・ストーリー。

 初めての舞台挨拶で緊張気味の清瀬は、撮影現場でのエピソードを尋ねられると「正直なことを言うと、タイトなスケジュールで撮影をしたので、ずっと緊張していてあまりエピソードを覚えていないというのが本音です。人見知りをしてしまうので、あまり皆さんに話しかけられなかったんですけど、皆さんがたくさん話しかけてくださって、木村さんとも短い時間だったんですけど、現場で緊張しながら『お願いします』と挨拶させていただきました」と振り返ると、木村は「初めてでその日しかないということで、なかなかお近づきにはなれませんでしたが、作品の内容はすごいですね。芸術作品映画ですよね」と絶賛。

 加えて、木村は、清瀬と松井のベッド・シーンを挙げ「長いことカメラが回っていたでしょ。あれはすごいよね。監督からはどれくらいまでやってと指示があったんですか?」と興味を示し、清瀬が「特になかったです」と明かすと、木村は「ベッド・シーンは『普段通りで』って言う人(監督)が多いらしいんですけど困りますよね。それをやりきっていたのですごいなと思いました」と舌を巻き、松井は「(ベッド・シーンは)最初、緊張でカチカチで、夜の20時くらいから撮影を始めたんですけど、終わったのは24時過ぎでした」と打ち明けた。

 その後も木村が司会者に代わってトークを仕切り、改めて、撮影現場でのエピソードを聞かれた松井は「撮影期間が1週間ちょっとくらいだったのであっという間というのが正直な感想なんですけど、1番印象に残っているのはアトリエのシーンで、実際にアトリエとして使われていたところで撮影をさせてもらったんですけど、役に入りやすいというか、自分も役に落ちている感覚で演じられたなと思います」と回顧し、松井自身は普段、絵をまったく描かないそうで「実際に絵を描いてみようってなったんですけど、描いてみたら監督が『私が描くわ』ってなりました(笑)」と苦笑した。

 また、劇中に出てくる自身のヌードの絵を見た感想を求められた清瀬は「コロナ禍で(画家と)お会いすることができなかったので、私のSNSを見て描いてくださったんです」と明かし、「出来上がった作品を見たときは“えっ!? 私だ!”“すごく似てる!”って思いました」と目を丸くした。加えて、アトリエのシーンやベッドのシーンでヌードに挑戦した清瀬だが「本番のときは恥ずかしいという感じが一切なくできたんですけど、試写会のときにすごく恥ずかしくて、周りをキョロキョロ見ながら観ていました」と照れ笑いを浮かべた。

 そんな清瀬は、撮影現場が極寒で苦労したそうで「アトリエもめちゃくちゃ寒くて、ストーブが5個くらいあったんですけど、音が出ちゃう関係で切らないといけなくて、すっごく寒い中、音が出ないストーブを2個くらい、遠くに置いて撮影したんですけど、それが寒くて寒くてしょうがなくて、カメラに鳥肌が映らないかすごく心配していました」と語り、「旦那さん役の松本(博之)さんがオフの日にわざわざ現場に来てくださって、モコモコの靴下とカイロを買ってきてくれたんです。作品通りに優しい方で、それで乗り切れましたね」と感謝した。

 さらに、木村から「軽トラはオファーをいただいたときはどう思ったの?」と尋ねられた小野島は、「“もうこれ以上イケメンはいらないので小野島さんにお願いしました”って言われました」と答えて会場の笑いを誘い、これに木村は「ウケたやん!」にっこり。撮影エピソードについて小野島は「2丁拳銃の小堀(裕之)さんとご一緒させていただいたんですけど、撮影終わりに宿舎からコンビニにコーヒーを買いに行きまして、真っ暗な中、歩くのは僕と小堀さんだけというところに、自転車に乗ったおばあさんが通り過ぎていったんですけど、それを見た小堀さんが『ナンパしましょうか』って言っていて、逆にかっこいいなって。テレビで見る通りのクズだなと思いました」と目を輝かせた。

 そして、本作の脚本を担当した乃木氏は、完成した作品を観た感想を聞かれると「当初、書いた脚本とはずいぶん内容が変わってしまったので……」とコメントし、木村から「怒ってる?」と声をかけられると、「怒ってませんけど(笑)、また別の新しい作品を観る感じでした」と吐露。清瀬から続編希望の声が上がると、乃木氏は「(登場キャラクター)それぞれの選択と、成長した先にある物語を書けたらいいなと思います」と笑顔で語った。

 最後に、締めのコメントを求められた友田氏は「映画というのは映画館で見た感覚でしか伝わらないものがあると思うんですね。皆さんのような方々がいらっしゃるからこそ、我々、映画というものを制作していけるわけであります。今コロナで大変なんですけど、1人でも多くの方にご宣伝いただきまして、この映画も含めて支えていただけたらありがたいです」と呼びかけた。

登壇者:清瀬汐希、松井健太、木村祐一、小野島徹
乃木リリー(脚本)、友田ゆうき(製作総指揮)

公開表記

制作・配給・宣伝:テンダープロ
シネ・リーブル池袋ほかにて全国公開中

(オフィシャル素材提供)

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