作品紹介

『わたしの見ている世界が全て』

©2022 Tokyo New Cinema

イントロダクション

 映画『わたしの見ている世界が全て』は、自分一人の力で生きてきたつもりの主人公・遥風が、母の死をきっかけに再会した兄弟との交流を通じて、大切なものに気づいていく物語。「個人の力で生きていくこと」がもてはやされる時代の中で、“失われつつある大事な心”を描いた社会風刺エンタテインメントとなっている。
 主演を務めるのは、映画『アイスと雨音』(松井大悟監督/2018)、『タイトル拒絶』(山田佳奈監督/2020)、『朝が来る』(河瀨直美監督/2020)やNHK連続テレビ小説「エール」など数々の話題作に出演し、演技が高く評価されている森田 想。
 森田の兄弟役に中村映里子、中崎 敏、熊野善啓などの実力派俳優が揃い、複雑に揺れ動く感情を巧みに表現している。
 監督は、TAMA NEW WAVE映画祭特別賞・主演男優賞などを受賞した池松壮亮主演の短編映画『家族の風景』や、小林直己(EXILE)主演短編ドラマ「アイの先にあるもの」を監督した新進気鋭の佐近圭太郎。『東京バタフライ』に続いての長編2作目となる本作だが、2022年に開催されたスペイン・マドリード国際映画祭外国映画部門にて主演女優賞、助演女優賞、脚本賞、ヘアメイク賞の4つの賞にノミネートされ、主演の森田 想が見事、主演女優賞を受賞する快挙を成し遂げた。そして、アメリカ南部最大級のアジア映画祭であるダラス・アジアン映画祭へも正式出品している。

 バディ探偵の猿岡浩介役には、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」、TBS「陸王」をはじめ、映画「大河への道」など、舞台、ドラマ、映画など多岐にわたり活躍中の和田正人。共演には、星野真里や尾関伸次、徳井 優など実力派俳優が揃っており、また子役の菊池 爽や猫のベーコン、ぽんずによる軽妙な演技にも目が離せません。

©2022 Tokyo New Cinema
©2022 Tokyo New Cinema

ストーリー

 遥風(はるか)は、家族と価値観が合わず、大学進学を機に実家を飛び出し、ベンチャー企業で活躍していた。しかし、目標達成のためには手段を選ばない性格が災いし、パワハラを理由に退職に追い込まれる。
 復讐心に燃える遥風は、自ら事業を立ち上げて見返そうとするが、資金の工面に苦戦。母の訃報をきかっけに実家に戻った遥風は、3兄妹に実家を売って現金化することを提案する。興味のない姉と、断固反対する兄と弟。野望に燃える遥風は、家族を実家から追い出すため、「家族自立化計画」を始める――。

 (2022年、日本、上映時間:82分)

キャスト&スタッフ

 監督・編集:佐近圭太郎
 脚本:末木はるみ、佐近圭太郎
 出演:森田 想
    中村映里子、中崎 敏、熊野善啓
    松浦祐也、川瀬陽太、カトウシンスケ
    小林リュージュ、堀 春菜、三村和敬、新谷ゆづみ ほか

予告編

オフィシャル・サイト(外部サイト)

わたしの見ている世界が全て - TNC
株式会社Tokyo New Cinemaはグローバルで戦う日本企業です。数々の国際的な受賞歴と圧倒的な実績を持つ「コンテンツ力」x「デジタル・マーケティング」に定評のある企画制作会社です。

公開表記

 制作・配給:株式会社 Tokyo New Cinema
 2023年春 劇場公開が決定!

(オフィシャル素材提供)

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