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『金の国 水の国』ジャパンプレミアイベント

©2023「金の国 水の国」製作委員会

 アニメーション映画『金の国 水の国』のジャパンプレミアイベントが都内で行われ、声のキャストである賀来賢人、浜辺美波、戸田恵子に加え、音楽を担当したエバン・コール、監督の渡辺こと乃が登壇してクロストークを繰り広げた。トークセッション前には劇中歌担当の琴音による主題歌「Brand New World」が披露され、会場を魅了した。

 「このマンガがすごい!」で2017年(「金の国 水の国」)、2018年(「マロニエ王国の七人の騎士」)と異なる作品で1位(オンナ編)を獲得した作家・岩本ナオのマンガが原作。商業国家で水以外なんでも手に入る“金の国”アルハミト国に住むおっとり王女のサーラ(浜辺)と、自然に恵まれた“水の国”バイカリ国の貧しくも家族思いの建築士ナランバヤル(賀来)が主人公。敵対する2つの国を舞台に、ひょんなことから夫婦を演じることになった2人が恋に落ちる姿が描かれる。2023年の公開で、2023年に初泣きする作品として注目を集めている。

 浜辺の手をひき、エスコートしながら登場した、ナランバヤル役の賀来は「貧しい国で育ったナランバヤルは、性格はちゃらんぽらんに見えるのですが、頭が切れて、機転がきく心優しい青年です。僕自身に重なるところが全くなくて(苦笑)……。声を吹き込んでいて“こういう男になれたらいいな”って、尊敬の気持ちで彼を見つめながらお芝居させていただきました」と自身が演じる役柄について説明した。

 「金の国」の第93王女サーラ役を務めた浜辺は「私はおっとりと静かに暮らしてるのですが、姉であり、第一王女のレオポルディーネ(戸田)は、強くて怖い感じですが、悪い人ではありません。金の国のことを真剣に考えている頭のいい王女で、品格もある難しい役なんです」と戸田の役柄を詳しく説明した。
 作品について浜辺は「敵対する国の問題を、小さなウソや優しさで解決していく物語。凝り固まった心がぽかぽかと温まりました」と話した。

 作品のテーマにもなっている“初泣き”するポイントについて聞かれた浜辺は「人によって刺さるところが違うと思うけど、雪解けのように、心がほぐれて水が流れるようなシーンがちりばめられています」。

 戸田は「一緒のアフレコはなかったのですが、作品を観て、賀来くんと浜辺さんが、絵そのままと思うくらい(役に)ぴったりで、息をのみました。音楽も素晴らしくて、みんなの声がマッチしていました」と感想を述べた。

 作品の内容にちなんで、「最近泣いたことは」という質問が飛ぶと、一番に手をあげた賀来は「アクションの練習をしていて、跳び箱を跳ぶときに膝をぶつけちゃったんです。そのすぐ後に、同じ場所を鉄の角みたいなところにぶつけてしまって、泣きました。痛泣きです(涙)」と告白した。

戸田は「サッカーにすごく感動して、三苫 薫選手の涙にこっちも大泣きしました。びっくりするくらい」と告白。

 浜辺は「1人ご飯で、お酒をたしなむのが好きなんですが、この間、九州料理屋に行った時にからしれんこんを食べました。それがめっちゃ辛くて1人で泣きしました」と明かした。
 また、賀来との共演について浜辺は「私が先にアフレコ現場で声を録っていたんですが、賀来さんがいらしてナランバヤルを演じられた瞬間に、ナランバヤルが隣にいるという感覚があって、ホッとしました。アフレコ現場で助けられた感覚がありました」とコメントした。

 さらに、劇中の印象的な橋のシーンについて、魅力を尋ねられると、賀来は「表現の仕方は繊細で難しかったんですけど、何十回もトライさせていただいて作りあげたシーンです」と打ち明ける。浜辺も「本当に美しいシーンで、お月様であったり、映像を見させていただいたら体中に風が通っていくような感覚がありました。何回も挑戦して、これでOKなんじゃないかなというテイクが録れたときは、心底ホッとしました」と振り返った。

 本作のテーマ曲歌った琴音は「すごく緊張しました。有観客で歌うのは久しぶり。華やかな場所に参加させていただき、とても嬉しいです」と伝えた。

 渡部監督は琴音について「名前を伏せた状態で声だけ聴いて決めたのですが、スタッフもみんな全員一致で彼女に決りました」と明かした。

 コールは音楽に関して「作中に登場する2つの国は文化が違うので、音楽でもそれを表現したかった。楽器を選んで、オーケストラと混ぜて使っています」と語った。

 最後に浜辺は「日々過ごしているといろいろな問題にぶつかると思いますが、優しさと温かさがあれば解決できるという勇気を与えてもらった作品でした」。賀来は「映画を観たあとに、温かい空気に包み込まれるような感覚になりました。皆さんも無心で映画の世界観に入り、ほっこりした気持ちで帰っていただけたら……」とメッセージを伝えた。

登壇者:賀来賢人、浜辺美波、戸田恵子、エバン・コール(音楽)、琴音(主題歌)、渡邉こと乃監督

(取材・文・写真:福住佐知子)

公開表記

 配給:ワーナー・ブラザース映画
 2023年1月27日(金) 全国ロードショー

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