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神威杏次の新作『7WAYS』劇場公開決定!6月3日から池袋シネマ・ロサにて

©2022 KyojiKamui

 『善も悪も敵も味方も、すべては自分の中にある。ひとは絶対的に孤独で、正解も不正解も哀しみも喜びも怒りも、すべては主体的なものに過ぎない。
 -この世は残酷で、そして温かい-』

 前作『ムーンライト・ダイナー』が、第76回サレルノ国際映画祭(イタリア)の長編コンペティション部門に選出されるなど、主に欧州で高評価を受け、現在、アメリカとイギリスで世界配信も敢行中の神威杏次。このたび、長編最新作『7WAYS』の劇場公開が決定した。
 2022年8月に実施された製作支援クラウドファンディングでは目標400万円に対し126%にあたる505万円の支援を集めるなど、年々、熱烈なファンを増やしている“神威組”の最新作は、製作発表で「アッと驚く仕掛けがある(神威)」と宣言したように、終盤30分で“驚愕の脚本マジック”と謡われた怒涛の展開が待つシリアス・サスペンス。

 主演に、神威とはお互いを同志と称する盟友・中川ミコが、満を持しての長編初単独主演。他にも、工藤俊作、坂本三成、平塚千瑛、萩原佐代子、牧野美千子、萩田博之、蜂谷英昭ら、前作から引き続き常連俳優陣が並ぶ中、元・猿岩石の森脇和成と、たかはしあいこが初参加。神威自身も神威映画全作品に共通して登場する“探偵・黒猫”役で出演している。
 他に類をみない、神威杏次独特の無国籍ワールドの最新作にして最高傑作。“観客の予想を確実に超える”驚愕のシリアス・サスペンス・ハードボイルド。

©2022 KyojiKamui

ストーリー

 作家のナオ(中川ミコ)は、とある孤島にやってきた。異空間のようなモーテルの先客は、役作りのために滞在している舞台俳優・銀次(坂本三成)。経営者であるマスター(蜂谷英昭)がナオを迎えた。
 そこに、隣島の刑務所から脱獄してきた男2人、成瀬(森脇和成)と嶋村(萩田博之)。さらに、突発的な嵐で街からの一本道が土砂崩れで塞がれたため行き場を失った女2人、千夏(萩原佐代子)と涼香(牧野美千子)がやってくる。続々と現れるワケアリな人間たち。まもなくラジオから流れたのは、街で起こった宝石強盗殺人事件のニュース。犯人は女の二人組だという。
 一方、探偵・黒猫(神威杏次)は、ナオの姉である香織(たかはしあいこ)から「妹を助けてほしい」との依頼を受けていた。ナオは、ある殺人事件の容疑者として逮捕されていたが、裁判では、とある事情から無罪の判決が下りていた。すでに無罪の判決を受けているナオを助けるとはどういう意味なのか。黒猫に協力を求められた警部の麻生(工藤俊作)とミサト(平塚千瑛)は、孤島での出来事について、その場にいた七人全員から事情聴取を進めていく。

 (2022年、日本、上映時間:95分)

神威杏次(かむいきょうじ)監督 プロフィール

 主に1990年代、多くの映画・テレビ等に出演、190cmの身長を活かした個性派俳優として活動した。長らく俳優活動は休止状態にあったが、2018年、突如、映画製作を開始、2020年製作の『スモーキー・アンド・ビター』は、東京・池袋シネマ・ロサでの劇場公開を終えた後、主に欧州の映画祭を中心に続々と高い評価を得る。その独特の世界観を武器として脚本・監督・撮影・編集・製作・制作・宣伝……と、ほぼすべてのセクションをこなしている。2021年、フランス・ニース国際映画祭にて最優秀監督賞を受賞。2022年、『ムーンライト・ダイナー』では、イギリス・ロンドン国際映画祭で、最優秀監督賞と最優秀脚本賞をW受賞。

キャスト&スタッフ

 脚本・監督・撮影・編集:神威杏次
 出演:中川ミコ、坂本三成、森脇和成、萩田博之、萩原佐代子、牧野美千子、蜂谷英昭 / 横浜 旭、新崎める、永井理沙、湖山ひかる / たかはしあいこ、平塚千瑛、工藤俊作、神威杏次

ギャラリー

予告編

オフィシャル・サイト(外部サイト)

公開表記

 製作・制作・宣伝・配給:TEAM KAMUI.Inc
 6月3日より池袋シネマ・ロサにて公開

(オフィシャル素材提供)

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