作品紹介

『はざまに生きる、春』

©2022「はざまに生きる、春」製作委員会

イントロダクション

 映画コンテスト“感動シネマアワード”にて大賞を受賞し、本作は制作が決定した。
 主役・屋内 透を演じるのは、第12回TAMA映画賞最優秀新進男優賞や第45回報知映画賞新人賞、第42回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第45回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞と、数々の映画祭でその実力を認められた、映画界が注目する俳優・宮沢氷魚。2023年も『レジェンド&バタフライ』『エゴイスト』と話題作への出演が続き、今最も次回作が待ち望まれる俳優。「初めて脚本を読んだ時から引き込まれた。すばらしい作品を生み出したいと思う」と屋内役への熱意を語っていた宮沢は、天才的な画の感性を持つ「発達障害」の屋内を演じるにあたり、リアリティを持って演じるために、監督と共に発達障害の人々への取材を重ね、医療監修者たちのアドバイスも受けながら、入念な役作りに挑んだ。
 屋内に恋する小向 春は、カンヌ映画祭に選出された『初恋』でオーディションの末、ヒロイン役を射止め、数々のドラマ・映画で活躍する小西桜子が、運命の恋を前に揺れる女性として瑞々しく演じる。
 脚本・監督を務めるのは出版社に勤務し、漫画編集者として数々のドラマ化作品を手掛けながら、自主映画を制作し続けていた1992年生まれの若き才能・葛 里華。本作が初の商業作品であり、初の長編作となる。
 恋のすれ違いの切なさ・もどかしさ、好きな人と分かり合いたいとただ願う気持ち――。
 決して特殊ではない、希望溢れる恋愛映画が誕生した。

ストーリー

 出版社で雑誌編集者として働く小向春(小西桜子)は、仕事も恋もうまくいかない日々を送っていた。
 ある日、春は取材で、「青い絵しか描かない」ことで有名な画家・屋内 透(宮沢氷魚)と出会う。
 思ったことをストレートに口にし、感情を隠すことなく嘘がつけない屋内に、戸惑いながらも惹かれていく春。
 屋内が持つその純粋さは「発達障害」の特性でもあった。
 ただ、人の顔色をみて、ずっと空気ばかり読んできた春にとって、そんな屋内の姿がとても新鮮で魅力的に映るのであった。
 周囲が心配する中、恋人に怪しまれながらも、屋内にどんどん気持ちが傾いていく春だったが、「誰かの気持ちを汲み取る」ということができない屋内にふりまわされ、思い悩む。
 さまざまな“はざま”で揺れる春は、初めて自分の心に正直に決断する――。

 (2022年、日本、上映時間:103分)

キャスト&スタッフ

 出演:宮沢氷魚、小西桜子
    細田善彦、平井亜門、葉丸あすか、芦那すみれ
    田中穂先、鈴木浩文、タカハシシンノスケ、椎名香織、黒川大聖、斉藤千穂、小倉百代、渡辺 潤、ボブ鈴木/戸田昌宏

 監督・脚本:葛里 華
 エグゼクティブプロデューサー:本間 憲、倉田奏補、古賀俊輔
 企画・プロデュース:菊地陽介、かなりかピクチャー
 プロデューサー:吉澤貴洋、新野安行、松田佳奈
 制作プロダクション:セカンドサイト、ザフール

ギャラリー

予告編

オフィシャル・サイト(外部サイト)

映画『はざまに生きる、春』公式サイト|2023年5月26日(金)公開

感動シネマアワードとは?

 「感動シネマアワード」は、画一的な“感動”ではなく、様々なニュアンスを持った、観客の“心を揺さぶる”企画を全国から募集し、レプロエンタテインメント出資のもとで作品を製作するコンペティション企画。

感動シネマアワード
多種多様な“感動”を肯定し、観客の“心を揺さぶる”企画を全国から募集し、レプロエンタテインメント出資のもと製作する、映画コンペティション企画。

公開表記

 配給:ラビットハウス
 5月26日(金) 公開

(オフィシャル素材提供)

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