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映画『碁盤斬り』脚本家・加藤正人による書き下ろし小説が発売!コメントも到着

© 2024「碁盤斬り」製作委員会

 『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した草彅 剛を主演に、第42回日本アカデミー賞優秀監督賞受賞の『孤狼の血』など映画界で高い評価を受け、本作が自身初の時代劇となる白石和彌監督が奇跡のタッグを組んだ映画『碁盤斬り』(ごばんぎり)が、5月17日(金)TOHOシネマズ 日比谷他にて全国公開となる。

 本作は、ある《冤罪事件》によって娘と引き裂かれた男が、父として武士としての誇りを賭けた《復讐》を描く、感動のリベンジエンタテイメント。

 浪人・柳田格之進は謂れのない嫌疑をかけられ藩を離れ、亡き妻の忘れ形見の娘とともに貧乏長屋で今日の米にも困る暮らしをしている。落ちぶれても武士の誇りを捨てておらず、とりわけ嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、正々堂々と嘘偽りない勝負を心掛けている。一方で、清廉潔白がゆえに半面融通が利かない男でもあった。あるきっかけで葬り去られた 《冤罪事件》の真実が明かされ、命を賭けた仇討ちを誓うが、それは、父娘が引き裂かれることを意味していた……。

 疑心と陰謀渦巻く中、堅物なヒーローが囲碁を武器に死闘を繰り広げる、ヒューマン、サスペンス、アクション……いくつものジャンルを味わうことができる、愛する者を守ろうとする武士の誇りを描くリベンジ・ドラマが誕生した。

本作の脚本を担当している加藤正人が書き下ろした、小説「碁盤斬り 柳田格之進異聞」(文春文庫)が3月6日(水)に発売!

 映画『碁盤斬り』は、落語の演目として長く親しまれてきた「柳田格之進」を題材に、『日本沈没』『クライマーズ・ハイ』『凪待ち』などを手掛けてきた脚本家の加藤正人が、3年半の月日をかけて書き上げたストーリー。この映画の世界を、加藤正人自身が新たに書き下ろした小説「碁盤斬り 柳田格之進異聞」が3月6日(水)に発売する。小説ならではの登場人物の細かな心情の描写はもちろん、劇中でも登場した若き日の格之進の姿をさらに掘り下げたエピソードや、映画のラストの<その後>も描かれているなど、作品の脚本を担当した加藤正人ならではの内容となっています。映画とともに、小説もぜひお楽しみいただきたい。
 また、この度著者の加藤正人よりコメントが到着し、映画のティザービジュアルとして描かれたイラストレーターのゴトウヒロシによる、精悍な眼差しで今にも斬りかかりそうな主人公・柳田格之進の姿が印象的な書影も公開となった。

◆加藤正人コメント
 落語の「柳田格之進」は、囲碁を巡る人情噺である。落語のみならず、歌舞伎、文楽、講談など、古くから人々に愛されてきた物語には、日本人が愛するキャラクターが登場する。格之進もまた、魅力のある人物だ。貧しい浪人暮らしをしているが、品性があり、武士としての矜持をしっかり守り抜いている。物語に登場する他の人物も、大切な人のために自分は犠牲になっても構わないという高潔な精神を持っている。
 こういう人物や倫理観を描けるのが、時代劇の素晴らしさだ。
 日本人の心の底には、何よりも人間の品格や礼節を重んじるという道徳観が流れているはずだ。今の若い人たちにも、格之進のような人物像を受け止めてもらいたい……。そういう願いを込めてこの小説を書いた。

◆書籍内容紹介
 娘の絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らす柳田格之進。彼は、身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われた身だった。
 しかし、かねてから嗜む囲碁にはその実直な人柄が表れ、江戸で多くの知己を得る。
 ある日、旧知の藩士により、彦根藩での悲劇の真相を知らされた格之進と絹は、復讐を決意する。
 絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。
 父と娘の、誇りをかけた闘いが始まる!

◆書誌情報
 書名:碁盤斬り 柳田格之進異聞
 著者:加藤正人
 発売:2024年3月6日
 定価:792円(税込)
 ページ数:288頁

© 2024「碁盤斬り」製作委員会

ストーリー

 浪人・柳田格之進は謂れのない嫌疑をかけられ藩を離れ、亡き妻の忘れ形見の娘とともに貧乏長屋で今日の米にも困る暮らしをしている。落ちぶれても武士の誇りを捨てておらず、とりわけ嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、正々堂々と嘘偽りない勝負を心掛けている。一方で、清廉潔白がゆえに半面融通が利かない男でもあった。あるきっかけで葬り去られた 《冤罪事件》の真実が明かされ、命を賭けた仇討ちを誓うが……。

 (2024年、日本)

キャスト&スタッフ

 出演:草彅 剛
    清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真/市村正親
    立川談慶、中村優子
    斎藤 工、小泉今日子/國村 隼

 監督:白石和彌
 脚本:加藤正人
 撮影:福本淳
 音楽:阿部海太郎
 製作総指揮:木下直哉
 エグゼクティブプロデューサー:飯島三智、武部由実子 プロデューサー:赤城 聡、谷川由希子
 製作:木下グループ、ULEN
 企画:フラミンゴ
 制作プロダクション:ドラゴンフライエンタテインメント

オフィシャル・サイト(外部サイト)

映画『碁盤斬り』公式サイト
草彅剛『ミッドナイトスワン』×白石和彌『孤狼の血』 囲碁を武器に武士の誇りを賭けた《復讐》を描く、感動のリベンジエンタテイメント!

 公式X:https://twitter.com/gobangiri_movie(外部サイト)

公開表記

 配給:キノフィルムズ
 5月17日(金) TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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