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ナショナル・シアター・ライブ『善き人』ほかアンコール上映

NTLive『善き人』 © Johan Persson

 昨年のナショナル・シアター・ライブ(NTLive)作品の中で最も反響をいただいたデヴィッド・テナント主演作『善き人』の特別アンコール上映が決まった。

 本作は、日本での上映権利が4/20(土)に切れる予定だ。権利切れの前日と当日に、特別アンコール上映がTOHOシネマズ 日本橋と大阪ステーションシティシネマで行われる。C・P・テイラーの名戯曲を人気俳優デヴィッド・テナント(TVシリーズ『ドクター・フー』)が主演し、イギリスを代表する演出家の一人ドミニク・クックが演出した傑作を、スクリーンでお楽しみいただきたい。

『善き人』日本最終上映 東京・TOHOシネマズ 日本橋/大阪・大阪ステーションシティシネマ
 4/19(金)、4/20(土) 2日限定

 また、4/12(金)〜4/25(木)にかけて、東京・Morc阿佐ヶ谷でNTLiveシェイクスピア特集上映も決定した。どの作品も英国を代表する俳優・クリエーターによる舞台で、見応えがたっぷりの名作揃いだ。

NTLiveシェイクスピア特集上映 東京・Morc阿佐ヶ谷

 4/12(金)〜4/18(木)『ハムレット』
 4/12(金)〜4/18(木)『ロミオとジュリエット』
 4/19(金)〜4/25(木)『リア王』

 鑑賞料:一般3000円、学生2500円(要・学生証の提示)、障害者2500円

各作品情報

『善き人』

NTLive『善き人』 © Johan Persson

 C・P・テルラーの名戯曲を人気俳優デヴィッド・テナント(TVシリーズ『ドクター・フー』)が主演

 作:C・P・テイラー
 演出:ドミニク・クック
 出演:デヴィッド・テナント、エリオット・リーヴィー、シャロン・スモール

 上映時間:136分 (途中休憩あり)

 イントロダクション:ナチスがヨーロッパを席巻する中で、ドイツで慎ましく大学教授として働いていたハルダー博士は、社会の流れに沿う形でナチスに加わったことから人生が自分の意志とは関係なく予期せぬ方向へ進んでいくドラマ。大きな社会の流れに抗うことができない人間の弱さを、客観的はまざまざと見せられる作品。演出家ドミニク・クックは2017年のミュージカル『フォリーズ』でローレンス・オリヴィエ賞最優秀リバイバル賞を受賞し、舞台だけでなく、ベネディクト・カンバーバッチ主演の『クーリエ 最高機密の運び屋』で映画監督でも知られている。撮影は、ハロルド・ピンター劇場での上演時。

 オフィシャル・サイト:https://www.ntlive.jp/good(外部サイト)

『ハムレット』

 ベネディクト・カンバーバッチが以前から挑戦したいと公言していた「ハムレット」が実現した本作はオンラインチケットが発売されるやいなや10万枚のチケットが即日完売した大人気舞台。

 作:ウィリアム・シェイクスピア
 演出:リンゼイ・ターナー
 主演:ベネディクト・カンバーバッチほか

 上映時間:187 分 (途中休憩あり)

 イントロダクション:ハムレットの父親を毒殺して母親と結婚し王位についた叔父への復讐劇。オリヴィエ賞最優秀演出賞ノミネート歴をもつ精鋭の女性演出家リンゼイ・ターナーによる、舞台の奥行を活かしたダイナミックな演出は、劇場の空間でありながら大作映画に匹敵する躍動感が溢れる。本作でタイトル・ロールを演じたベネディクトは、彼特有の個性を評価されながら、同時に歴代の「ハムレット」俳優に匹敵する名演が賞賛された。

オフィシャル・サイト:https://www.ntlive.jp/hamlet(外部サイト)

『ロミオとジュリエット』

 コロナ禍で劇場が閉鎖される中、劇場の舞台だけでなく舞台裏も使い上演予定だった『ロミオとジュリエット』を収録し、NTLive初の映画的な作品となった記念すべき1本。主演は当時、若手No.1注目度だったジェシー・バックリーとジョシュ・オコナーが共演を果たした話題作。

 作:ウィリアム・シェイクスピア
 演出:サイモン・ゴドウィン
 主演:ジョシュ・オコナー、ジェシー・バックリーほか

 上映時間:100分 (途中休憩なし)

 イントロダクション:ロミオとジュリエットは、すべてを賭けて一緒になろうとした。反目する家族に反抗しながら、喜びと情熱の未来を追い求めていたが、周囲では暴力が勃発していた。この大胆な新作は、ナショナル・シアターの素晴らしい舞台裏に命を吹き込み、そこでは欲望、夢、運命がぶつかり合い、シェイクスピアのロマンチックな悲劇をまったく新しい方法で歌い上げている

 オフィシャル・サイト:https://www.ntlive.jp/randj(外部サイト)

『リア王』

 名優イアン・マッケランが、NTLiveに再び登場! 圧倒的な演技力と存在感で老王リアが辿る悲しい末路を体現する。演出を手掛けるのは堤真一主演の『民衆の敵』など日本でも活躍するジョナサン・マンビィ。

 作:ウィリアム・シェイクスピア
 演出:ジョナサン・マンビィ
 主演:イアン・マッケランほか

 上映時間:230分

 ストーリー:シェイクスピアの四大悲劇の一つ。退位にあたり3人の娘の愛情を試した老王リアだったが、長女と次女に裏切られ、国を追われてしまう――。

 オフィシャル・サイト:https://www.ntlive.jp/kinglear(外部サイト)

ナショナル・シアター・ライブとは

 ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)は、英国で上演された話題の舞台を世界の映画館で気軽にご覧いただく上映イベントです。NTLiveによる最先端でこだわりの撮影技術は、上演時のパフォーマンスを舞台上で巻き起こる役者同士の空気感と鮮度はそのままに、臨場感あふれる映像でスクリーンへお届けします。感情の揺らぎをとらえるクローズアップから、趣向を凝らした美術セットを隈なく楽しめる舞台のワイドショットまで、NTLiveなら映画館のお客様の誰もが現地の劇場のベストシートでご鑑賞いただく観劇体験が可能です。

日本公式HP(外部サイト)

NTLiveラインナップ
ナショナル・シアター・ライブ日本上映ラインナップ

公開表記

 配給:カルチャヴィル

(オフィシャル素材提供)

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