
「AIを騙せ。」元・天才ハッカー野原と世界を股にかけたアウトローたちが前代未聞のミッションに挑むマネーサスペンス、阿部 寛主演、7月4日公開の映画『キャンドルスティック』。
この度、本作のポスタービジュアル・本予告が解禁となった。
決戦は2019年5月7日。
それは平成から令和へ元号が替わり、金融システムが最も隙だらけの日。
間断なく金融投資が行われるデジタル・ネットワーク。それは出自も身分も関係なく、どんな負け犬でも一瞬で人生を変えることのできる世界――。そんなマネー・ゲームの魔に憑かれた現代のアウトローたちを描く、まったく新しいエンタテインメント映画が『キャンドルスティック』だ。
世界を股にかけ、10人の男女が大金を手に入れるため、前代未聞のミッションに挑む。
それは――金融機関の番人「AIを騙す」こと。思いも寄らぬ黒幕のもと、さまざまな思惑が交錯し、手に汗握る駆け引きが展開する。ワールドワイドな規模で展開する本作で描かれるのは、騙し騙され、金が回る世界の縮図。美しき男と女たちのスリルと策略が交錯する“コンゲーム”。ひりひりした予測不可能な展開に戦慄し、誰もがあっと驚く結末に酔い痴れろ!
日本、台湾、イラン、ハワイなど世界6つの都市を舞台に、
それぞれの運命と思惑が交錯するーマネーサスペンス
刑務所上がりの元・天才ホワイト・ハッカーで“AIを騙す”計画の発案者、野原を演じるのは、阿部 寛。また、FXトレーダーで、野原にも自分と同じ共感覚を感じ、計画をサポートする杏子を菜々緒が、杏子の元夫で数学者の功を津田健次郎が演じる。そして、舞台の一つとなる台湾からは、映画『瀑布』(19)で台湾のアカデミー賞と言われる金馬奨で主演女優賞を獲得、台湾を代表する女優アリッサ・チアが台湾の大企業の幹部リンネを、『本日公休』など多数の映画に出演し、『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』(19)で役所広司とも共演経験のあるリン・ボーホンが台湾の若き経営者リーを、『莎莉』(24)で第61回金馬獎 最優秀新人賞のタン・ヨンシュイがリンネの娘メイフェンを演じる。そのほか、サヘル・ローズ、YOUNG DAIS、マフティ・ホセイン・シルディ、デイヴィッド・リッジスら国際色豊かな面々が参加している。
監督は注目の新鋭・米倉強太。パリ・コレクションやGUCCIなどの広告映像ディレクションやMVなどを手掛けて頭角を現し、本作が長編映画初監督作となる米倉強太。米倉は元「MEN’S NON-NO」専属モデルで、阿部寛とは先輩後輩という縁も。
原作は川村徹彦による「損切り:FXシミュレーション・サクセス・ストーリー」(パブラボ刊)。映画タイトルのキャンドルスティックとは、金融商品の価格変動を視覚的に表した価格チャートの形式を指す。撮影は日本・台湾・イランにて昨年2024年5月~9月まで行われた。
今回解禁されたポスタービジュアルには、国際色豊かな面々の緊迫感漂う表情と共に、本作タイトルでもある赤と青のキャンドルスティック(金融商品の価格変動を視覚的に表した価格チャートの形式)があしらわれ、”AIを騙せ。”という意味深なワードが。タイムリミットは7日間。4ヵ国・6都市の“ろくでなし”よ、大金を獲得(せしめ)ろ!とコピーが添えられ、予測不可能な展開に想像が掻き立てられる。
そして一緒に解禁になった本予告映像では、令和元年・マーケット初日の市場が最も混乱する日を狙って、刑務所あがりの天才ハッカー野原(阿部 寛)が恋人の杏子(菜々緒)と共に、ある計画に動き出す姿が映しだされる。続いて、”AIを騙す”と不敵に笑う野原と、アリッサ・チア、サヘル・ローズ、津田健次郎、リン・ボーホン、YOUNG DAIS、マフティ・ホセイン・シルディ、デイヴィッド・リッジス、タン・ヨンシュイと国際色豊かなキャスト陣のそれぞれの運命と思惑うごめく様が、DUALによる疾走感あるエンディングテーマと共に流れる。そして最後に、色鮮やかなキャンドル・チャートを見つめ、「きれい……」と呟く杏子のアップと、「宣戦布告!」と高層ビルを見上げる野原で本予告映像は終了する。果たして彼らのミッションは果たされるのか――。
キャスト&スタッフ
原作:川村徹彦「損切り:FXシミュレーション・サクセスストーリー」
監督:米倉強太
脚本・チーフプロデューサー:小椋 悟
出演:阿部 寛、菜々緒、アリッサ・チア、サヘル・ローズ、津田健次郎、リン・ボーホン、YOUNG DAIS、マフティ・ホセイン・シルディ、デイヴィッド・リッジス
製作:ジャズフィルム、ジャズインベストメント
協力:台北101
(2025、日本)
オフィシャル・サイト(外部サイト)

公式X:@candlestick_jp #キャンドルスティック
公開表記
配給:ティ・ジョイ
7月4日(金) 新宿バルト9ほか全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)