イベント・舞台挨拶

ROAD TO THE AVENGERS!『サンダーボルツ』前夜祭イベント

© 2024 MARVEL

 登壇者:田村睦心、白石 充、梶 裕貴
     加藤浩次、秋元才加
     佐藤景瑚(JO1)

 新情報が解禁されるたび、SNS上でトレンド入りするなど大きな注目を集め続けてきた本作。いち早く本編を鑑賞したファンたちからは、「1秒たりとも目が離せないくらい終始最高」「ストーリーもアクションも、何もかも大満足」と絶賛コメントが続々。「長らく観た中で最高のマーベル・スタジオ映画のひとつ」「歴代マーベル・スタジオ作品よりもはるかに人間味溢れる素晴らしい傑作」等と、世界中で感動の声が広がり続けている。そんな本作の劇場公開を翌日に控える本日5月1日(木)、『サンダーボルツ』前夜祭イベントが開催! 会場となった六本木には、1日限りで“ROAD TO THE AVENGERS!”をテーマとした特別エントランスとブルーカーペットが出現! 大勢のファンたちが詰めかける中、本作の日本版声優を務めた田村睦心、白石 充、梶 裕貴、歴代マーベル作品で声優を務めたマーベルファミリーの加藤浩次、秋元才加、さらには、熱烈なマーベル・ファンを公言する佐藤景瑚(JO1)が一同に集結し、“アベンジャーズ新章”への重要な鍵を握る『サンダーボルツ』の完成を祝福した!

 まず登場したのは、映画『サンダーボルツ』の日本版声優を務めた田村睦心、白石 充、梶 裕貴。今回田村はアベンジャーズとして活躍したブラック・ウィドウ/ナターシャの“妹”であり、ロシアの暗殺者養成機関で育ったエレーナ(フローレンス・ピュー)を、白石は悪の組織に洗脳され暗殺者となるも、現在は国会議員で〈サンダーボルツ〉のまとめ役を務めることとなったウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズを(セバスチャン・スタン)を、梶は物語の重要な鍵を握る謎の男・ボブと史上最強の敵・セントリー(ルイス・プルマン)の2役を演じている。
 アベンジャーズ亡き世界で、人生逆転を賭け悪に立ち向かっていく〈サンダーボルツ*〉の魅力について問われると、田村は「あまり華やかではないですし、昔少し悪さをしてしまったメンバーばかりです(笑)」と笑いながらも、「それぞれ優しい気持ちも持っていて、実は優しい。魅力的なチームでもあります」とコメント。白石は「バラバラ」と一言で説明した上で、「皆自分のことしか考えてない(笑)。でもそれには理由があるんですよね。さあ、彼らはどうなるんでしょうね(笑)?」とちぐはぐながらも魅力的な彼らの今後を意味深に語った。またマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)参戦となる梶は、「今までのMCU作品でサブだった人たちが一堂に会してドラマが出来てくれるのが凄いと思いました」と話し、「“最強じゃない、ヒーローじゃない”というコピーがまさにぴったりだからこそ面白い。人間臭くて泥臭い。そんなチームだと思いますね」(梶)と楽しげにコメントした。

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 これまでも同じ役どころを演じてきた田村と白石。田村は自身が演じたエレーナについて、「もともと暗殺者としてやっていた彼女でしたが、優しくて強かった姉ナターシャの意思をしっかり継いでいるキャラクター」と魅力を語り、「(エレーナ役の)フローレンス・ピューさんのお芝居は表情だけでとても伝わってくるものがあるので、その演技に添えるだけという感じで演じました」と収録時のエピソードを明かした。そして白石もまた、これまでも演じてきたウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズに思うところがあるようで、「最初は気のいい兄ちゃんとして登場して、次は(初代キャプテン・アメリカ)のスティーブ・ロジャースの親友、次は暗殺者。ようやく洗脳が解けても、過去の罪に囚われている。下を向いて生きている時間が長かったはずの彼が今や“まとめ役”ってね……。彼がようやく前を向いて新しい仲間と出会って感慨深いです」と笑顔を見せた。そして、物語の重要な鍵を握るボブに加え、〈サンダーボルツ*〉が立ち向かうこととなる史上最強の敵・セントリーとの2役を演じて分けた梶は、「メインキャラクターとしてのMCU初参戦というのは、声優としてめちゃくちゃ誇り」と喜びを語る一方で、「でも、もらった資料の説明には“謎の男・ボブ。だがしかし――”としか書いてなくて、一体何を話したら良いんだと(笑)」と自身が演じた役どころのキーマンぶりに驚いたと暴露! 「しれっと解禁されましたが、実はボブでありつつ、セントリーという存在でもあります」と設定を明かし、「1つ言えるとしたら、予告に登場している僕らしい声が一体誰なのか、どちらのキャラクターなのか、それともどちらでもないのか? まだ言えません(笑)」と注目ポイントをアピールした。
 そんな彼らが演じた役どころは、全米公開がちょうど1年後に迫る「アベンジャーズ」シリーズ最新作『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』での活躍も期待されている。大のマーベル・ファンでもある梶は、「歴代マーベル作品の声優を務めてきた田村さんと白石さんは『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』に)出演するかもと思っていたかもしれませんが、(新キャラクターだった)僕はオーディションなんですよ。“合格したら今後も何かしらの作品に出てくるかもしれないね”という感じだったのですが、オーディションに受かってから収録が始まる前に(ルイス・プルマンの出演が)発表されたので、アベンジャーズの作品でるんだ!って驚きました」と大きなサプライズに驚いた様子だった。

 「アベンジャーズ」新章へ繋がる重要作となりそうな『サンダーボルツ』を応援するため、ここでスペシャルゲストが登場! 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズでロケットを演じた加藤浩次、マンティスを演じた秋元才加、さらには、かねてよりマーベル作品の大ファンを公言している佐藤景瑚(JO1)が会場に駆け付け熱いトークを繰り広げた。  本編を一足先に鑑賞したという3人。加藤は「(良い意味で)今までのマーベルや“アベンジャーズ”と全然違うと思ったほうが良いかもしれません。すごく面白くて、各国でも評判が良いと聞いたんですが、日本の方にどう受け入れられるのか、〈サンダーボルツ〉が今後の作品にどう関わっていくのか楽しみです。これまでマーベル作品や“アベンジャーズ”を観たことがない人もこの作品がポイントになって、ここから観始めるということも可能だと思います。“第一章”だと思ってまずは観てほしいです」と、歴代作品とは異なる重要作の歴史的幕開けを大絶賛。秋元は「〈サンダーボルツ〉は1人1人欠点や個性があって、人間ドラマもめちゃめちゃ面白い。(自身が演じた)ガーディアンズと似ている部分もありシンパシーを感じました。今までの作品でちりばめられていた伏線が、今後どう繋がっていくのかも楽しみです」と歴代マーベル声優ならではの視点で興奮気味にコメント。佐藤も「めっちゃくちゃ面白かったですね! 最初は“こいつらに任せていいのか?”と思っちゃったのですが、僕は観た後に勇気をもらいました。本当に感動して面白い作品でした!」とマーベル愛が炸裂。  また、それぞれ推しキャラクターについて問われると、佐藤は、「戦っている中でも所々でふざけるレッド・ガーディアン/アレクセイ。僕もライブ中にふざけたりするので(似ていると思います)。」、秋元は「初めて出てきた謎の男・ボブ。心揺さぶられるシーンが多くて、これからマーベル作品でどういったキャラクターになっていくのか、どんな姿を見せてくれるのか、心を鷲掴みされました」とコメント。魅力溢れるキャラクター揃いということで、加藤は悩みながらも、「キャプテン・アメリカをクビになったUSエージェント/ジョン・ウォーカー。キャプテン・アメリカではなくなったのに、なぜかキャプテン・アメリカのようなマスクを被り盾まで持っている。未練タラタラなところ1番面白いと思いましたね」とそれぞれアピールし合った。

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 そしてトークは『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』にも派生。「どういう立ち位置で出るのかなっていうのが気になりますね。こんながちゃがちゃしたメンバーがあのアベンジャーズに。魅力的なメンバーではあるけどどの立場で……」(田村)、「こんなに世界が広がっていったら訳が分からないですよね。宇宙だけじゃなくて時間軸や次元も……。〈サンダーボルツ〉が出たとしても、何できるんだろうという感じ。検討も尽きませんね(笑)」(白石)、「もし自身が演じるボブ/セントリーが出ることが決まっていても、どういう立場なのか、味方かも分からないですよね。まず『サンダーボルツ』を観ていただいて、皆さんに判断していただきたいです」(梶)とそれぞれの目線で注目ポイントを語り、加藤も、「まだ発表されていないだけかもしれませんが、ソー以外、歴代アベンジャーズやガーディアンズを演じたキャストがまだ一切発表されていない。あそこがいなくてどうなるの?そこに〈サンダーボルツ〉が入るんでしょ?(アイアンマン/トニー・スターク役だった)ロバート・ダウニーJr. が出るとしても、これまでとは全く違った戦いになるのかな。そうなったら〈サンダーボルツ〉は活きるんじゃないかな」と熱量高くコメント。佐藤も「もし〈サンダーボルツ〉が出たとしても、もし戦う相手がドクター・ドゥームだったとしたら勝てるのか?〈サンダーボルツ*〉の今後の成長も楽しみです」と期待感を語った。

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 その後、映画タイトル『サンダーボルツ』やチーム名〈サンダーボルツ〉に意味深にあしらわれた「*(アスタリスク)」にちなみ、“自分自身にアスタリスクをつけるとしたら……?”というお題のトークも展開。「“声がでかい”。かなり広い居酒屋で私がしゃべっていたら、反対側のトイレまで声が聞こえていて、話が筒抜けだったんです。内緒話ができないですね(笑)」(田村)、「“レコードが大好き”。趣味なんです。特に70年代ソウルやロックが特に好きで、デヴィット・ボウイ」(白石)、「極度の“ホラー苦手”。ホラー映画の宣伝が出てきてもチャンネルをすぐに変えるくらい苦手なのですが、ホラー作品の吹替えの仕事をいただくこともある。そういう時は、台本をしっかり読んで受け入れ態勢を作るようにしています。苦手ですがホラー系の仕事も待っています(笑)」(梶)と順に回答する中、佐藤が「“クモを見つけたら、かまれに行く人”。なりたいんです(笑)。昨日クモに噛まれたんですよ。そしたらこんなんになっちゃった」と突然ジャケットを脱ぎ、鍛えた身体を見せながら「(スパイダーマンのように、これから壁を)登ろうと思う」と話すと、会場中から大きな笑いが。そして、秋元が「“元アイドル”。実はAKB48というグループにいました。知らない方もいらっしゃると思うので、知っていただけたら有難いです」と話した後、加藤が「“キモロンゲー(ロン毛)”。ラジオのリスナーさんから呼ばれているあだ名なのですが、良いあだ名をつけていただいたので、ぜひ皆さんにもそう呼んでいただきたいです(笑)」と締めくくり、観客たちを盛り上げた。

 最後に、映画を代表して田村が「『サンダーボルツ』は楽しいシーンがすごくたくさんあって、たくさん笑っていただけると思います。でも、泣ける映画でもあって、“仲間って良いな”と優しい気持ちになれる作品でもあると思います。日本版も皆さんハマっていてすごく良い仕上がりになっていると思うので、ぜひ吹替版でたくさん楽しんでいただけたら嬉しいです!」とファンにメッセージを送り、“ROAD TO THE AVENGERS!『サンダーボルツ』”の掛け声で会場が一体となったところでイベントは終了。「アベンジャーズ」新章に繋がる重要作『サンダーボルツ*』の幕開けに相応しい大盛り上がりの前夜祭イベントとなった。

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 マーベル・スタジオ作品の今後を背負う〈超クセ者な無法者〉チーム〈サンダーボルツ*〉。彼らの人生を賭けた新たな戦いが、ここから始まる――。

『サンダーボルツ*』とは

 過去に悪事を犯しながらも、アベンジャーズに代わって世界に襲いかかる危機に立ち向かうことになった、“最強”でも、“ヒーロー”でもない、<超クセ強な無法者>チーム《サンダーボルツ》。メンバーにはブラック・ウィドウ(ナターシャ)の“妹”で、かつてロシアのスパイ機関で強制的に養成された一流の暗殺者エレーナ。悪の組織ヒドラに洗脳され、暗殺兵器として利用されていたが、本来の人格を取り戻し<サンダーボルツ>のまとめ役として戦う孤高の超人兵士ウィンター・ソルジャー/バッキー。ロシアが生み出したスーパー・ソルジャーで、ブラック・ウィドウとエレーナの“父”。 「キャプテン・アメリカのライバル」を名乗り続けているが、現在無職のレッド・ガーディアン/アレクセイ。かつてキャプテン・アメリカに任命されたものの、その重責に耐えきれずに過ちを犯し、全てを失った元エリート軍人のUSエージェント/ジョン・ウォーカー。ロシアのスパイ機関で洗脳と身体改造を施された「人間兵器」のタスクマスター。幼いころ不慮の事故に見舞われ、あらゆる物質をすり抜ける能力を持つ、孤独なスパイゴースト。過去にアベンジャーズの前に立ちはだかったことのある超個性派たちが一つのチームとなり、新たなバトルの幕を開ける――。

公開表記

 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
 2025年5月2日(金) 日本公開

(オフィシャル素材提供)

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