
『片腕マシンガール』『電人ザボーガー』などの話題作を作りづけてきた鬼才・井口 昇監督によるライフ・ワーク「異端の純愛」シリーズ。
その最新作が伝説的ユニット・MIGMA SHELTERのブラジル主演でついに完成!
『食人族』『ハンニバル』「ガンニバル」など食人をテーマにしたホラー映画・ドラマはヒット作が多いが、本作品は「愛する女性を食べたくなるという衝動」に憑かれたしまった女性の狂気と葛藤を描いた異色のラブ・ストーリーであり、衝撃の問題作。


強烈な描写が全編散りばめられているが「不安定な令和の時代の中で愛する人とどう死ねるか」という現在への切実なメッセージが込められている。
狂気のヒロインを演じるブラジルの壮絶なエキセントリックな演技は素晴らしく『哀れなるものたち』のエマ・ストーンや、『パール』のミア・ゴスに匹敵する程の強烈な個性を持つスターの誕生と囁かれている。
海外でも注目され、パリの映画祭でのワールドプレミアやブリュッセル映画祭での招待上映も既に決定している。
強烈な内容のため通常の映画館での公開は行わず、本作品のため六本木に新設されたスペース《MONSTER THEATER ROPPONGI》にて6月28日より1週間限定で秘密のプレミア上映される」。
井口昇監督 コメント
コロナ以降社会の不安と歪みが強まり「現実を飛躍できるタブーの愛」をブラジルさん主演で撮りたい気持ちが徐々に溢れるようになっていました。
ブラジルさんと2021年の「IDOLNEVERDiES」で出逢いましたが、孤独感の濁りのない品性と知性がある類い稀な存在だと思いました。
それゆえに「カニバさん」の世界を演じれるのはブラジルさんしかいないと確信し、3年タイミングを持ってオファーさせていただきました。
「好きな人を食べたくなる」というほとんどの俳優が恐れて逃げるような役を堂々と見事に演じられるのはブラジルさんだけです。
しかもエキセントリックな狂気を甘美で優しい崇高な姿に感じさせる佇まいは唯一無二な存在だと思います。
だからこの映画を一人でも多くの方に観ていただいてブラジルさんに驚愕していただきたいです。
ブラジル コメント
好きになった女の子を食べたくなっちゃうお話です。
行動は異端だけど動機が純愛なので、鑑賞後は心がジーンと温まる不思議な映画が完成しました。
この狂気と向き合い主人公を演じることは、気持ち悪くも気持ち良くもありました。
繊細な狂気も激情の狂気も、ぜひ劇場の大きなスクリーンで息遣いごと体感ください!
衝撃的なシーンが盛りだくさんです。公開をお楽しみに♪
チケット販売ページ
https://act-pit.com/events/view/?eid=kj2L9LVj(外部サイト)
ストーリー
拒食症に苛まれる少女・珠子は、同じ悩みを持つ女性カメラマン・溶子と愛し合い、心中しようとする。
だが、その直前、溶子が「実は私、あなたを食べたくて仕方ないの」と告白し、恐怖に満ちた歪んだ愛の儀式が始まるのだった……。
(2025年、日本、上映時間:68分)
キャスト&スタッフ
原作・脚本・監督:井口 昇
出演:ブラジル・立花 心・小松亮太・オカモトマサト・倉地真也・阿部能丸・熊野 仁・七味まゆ味
撮影:松原晃平
照明:阿部征直
録音:高島良太
助監督:重光智仁
音楽:福田裕彦
特殊メイク造形ディレクター:石野大雅
プロデューサー:大場 亮(Dressers)
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公式X:@itanno_jyunai2
公開表記
製作・制作・配給:株式会社Dressers / Dressers Pictures
6/28(金)〜7/4(金)「MONSTER TEATHER ROPPONGI」にて1週間のプレミア上映
(オフィシャル素材提供)