作品紹介

『キャンドルスティック』

© 2025CANDLESTICK PARTNERS

イントロダクション

 間断なく金融投資が行われるデジタル・ネットワーク。それは出自も身分も関係なく、どんな負け犬でも一瞬で人生を変えることのできる世界――。そんなマネー・ゲームの魔に憑かれた現代のアウトローたちを描く、まったく新しいエンタテインメント映画が『キャンドルスティック』だ。
 世界を股にかけ、10人の男女が大金を手に入れるため、前代未聞のミッションに挑む。
 それは――金融機関の番人「AIを騙す」こと。思いも寄らぬ黒幕のもと、さまざまな思惑が交錯し、手に汗握る駆け引きが展開する。ワールドワイドな規模で展開する本作で描かれるのは、騙し騙され、金が回る世界の縮図。美しき男と女たちのスリルと策略が交錯する“コンゲーム”。ひりひりした予測不可能な展開に戦慄し、誰もがあっと驚く結末に酔い痴れろ!
 刑務所上がりの元・天才ホワイト・ハッカーで“AIを騙す”計画の発案者、野原を演じるのは、阿部 寛。また、FXトレーダーで、野原にも自分と同じ共感覚を感じ、計画をサポートする杏子を菜々緒が、杏子の元夫で数学者の功を津田健次郎が演じる。
 そして、舞台の一つとなる台湾からは、映画『瀑布』(19)で台湾のアカデミー賞と言われる金馬奨で主演女優賞を獲得、台湾を代表する女優アリッサ・チアが台湾の大企業の幹部リンネを、『本日公休』など多数の映画に出演し、『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』(19)で役所広司とも共演経験のあるリン・ボーホンが台湾の若き経営者リーを、『莎莉』(24)で第61回金馬獎 最優秀新人賞のタン・ヨンシュイがリンネの娘メイフェンを演じる。そのほか、サヘル・ローズ、YOUNG DAIS、マフティ・ホセイン・シルディ、デイヴィッド・リッジスら国際色豊かな面々が参加している。
 監督は注目の新鋭・米倉強太。パリ・コレクションやGUCCIなどの広告映像ディレクションやMVなどを手掛けて頭角を現し、本作が長編映画初監督作となる米倉強太。米倉は元「MEN’S NON-NO」専属モデルで、阿部寛とは先輩後輩という縁も。
 原作は川村徹彦による「損切り:FXシミュレーション・サクセス・ストーリー」(パブラボ刊)。映画タイトルのキャンドルスティックとは、金融商品の価格変動を視覚的に表した価格チャートの形式を指す。撮影は日本・台湾・イランにて昨年2024年5月~9月まで行われた。

© 2025CANDLESTICK PARTNERS

ストーリー

 天才ハッカー・野原(阿部 寛)は、ハッキングによる株価操作の罪で刑務所に収監されていた。そんな彼の前に現れたのは、FXトレーダーの杏子(菜々緒)。一方、サイバー大国・台湾のリンネ(アリッサ・チア)は、野原の卓越した技術を利用し、FX市場で巨額の利益を得ようと企む。その作戦とは、金融取引の番人である「AIを騙す」こと――。決行日は、日本に新天皇が誕生し、金融機関が最も警戒を緩める2019年5月某日。杏子は野原に、自らと同じ「共感覚」を感じ取り、計画をサポートすることを決意。そして、かつての仲間たちも次々と呼び戻されていくのだが……。

 (2025、日本)

キャスト&スタッフ

 原作:川村徹彦「損切り:FXシミュレーション・サクセスストーリー」
 監督:米倉強太
 脚本・チーフプロデューサー:小椋 悟
 出演:阿部 寛、菜々緒、アリッサ・チア、サヘル・ローズ、津田健次郎、リン・ボーホン、YOUNG DAIS、マフティ・ホセイン・シルディ、デイヴィッド・リッジス、タン・ヨンシュー
 エンディングテーマ曲:「I need you」 DUAL

 製作:ジャズフィルム、ジャズインベストメント
 協力:晶澈科技股份有限公司/台北101/美陸達股份有限公司

ギャラリー

予告編

© 2025CANDLESTICK PARTNERS

オフィシャル・サイト(外部サイト)

映画『キャンドルスティック』7.4(金)公開
主演・阿部寛 日本×台湾共同製作作品 世界4カ国6都市を舞台に元天才ハッカーがAIを騙す!出演:菜々緒、サヘル・ローズ、津田健次郎、リン・ボーホン、アリッサ・チア ほか 監督:米倉強太

 公式X:@candlestick_jp #キャンドルスティック

公開表記

 配給:ティ・ジョイ
 7月4日(金) 新宿バルト9ほか全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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