作品紹介

『くまをまつ』

© kine A house

イントロダクション

 「第37回東京国際映画祭」NIPPON CINEMA NOW部門に正式出品された滝野弘仁監督『くまをまつ』。
 本作の監督は、宮藤官九郎・甫木元空・今泉力哉などの話題作に助監督として関わってきた滝野弘仁。監督の出身地である石川県小松市の古民家と石切場を舞台に、脚本家のややこと8歳の少年タカシが体験する“土地の記憶と創作”が入り混じる不思議なひと夏が描かれる。
 ややこ役は、濱口竜介監督『親密さ』にて鮮烈な印象を残した平野 鈴。タカシ役には、今作が映画初出演となる渋谷いる太。さらに『雨の中の慾情』の中村映里子をはじめ、大場みなみ、松浦りょう、内田周作など話題作で活躍する実力派俳優が集結。竹内 啓や星能 豊といった石川県出身の俳優も多数出演している。

© kine A house

ストーリー

 脚本家のややこは、昨年死んだ祖父・隆二郎の古民家に滞在し、祖父の遺した日記を題材に新作を執筆している。そんなさなか、姉の仕事の都合で、夏の間だけ甥(おい)の少年タカシを預かることになる。これまで交流のなかった2人だが、ややこはタカシを昔の自分と重ね合わせて執筆中の脚本に取り入れようとする。そんな思惑も知らず、タカシは夜中に見た“黒い影”や謎めいた青年、ややこの元恋人との出会いを経験しながら夏を過ごす。やがて夏の終わりに、タカシは深い石切場の奥で隆二郎の古い記憶に触れる。そしてややこは、創作を通して自らの“罪”と向き合うことになる。

 (2024、日本、上映時間:113分)

キャスト&スタッフ

 出演:平野 鈴、渋谷いる太、大場みなみ、内田周作、松浦りょう、竹内 啓、森葉 南、星能 豊、中西未代子、千木野ひとみ、平井 寅、高田伸一、美緑トモハル、松尾渉平、久田松真耶/中村映里子
 監督・脚本:滝野弘仁
 撮影:米倉 伸
 音楽:松野 泉
 アソシエイトプロデューサー:鈴木徳至、加藤綾佳、床井祐二朗、田中厚朗
 製作協力:GOLD FISH FILMS
 特別協力:石川県小松市、里山自然学校こまつ滝ヶ原

ギャラリー

予告編

© kine A house

オフィシャル・サイト(外部サイト)

 kumawomatsu.com

公開表記

 製作・配給:kine A house
 2025年6月7日(土) ポレポレ東中野 ほか全国順次公開!

(オフィシャル素材提供)

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