
登壇者:原田泰造、中島颯太(FANTASTICS)、城 桧吏、大原 梓、松下由樹、富田靖子、二宮 崇監督
MC:荘口彰久
Z世代を中心に多方面で大ウケの深夜ドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(通称:おっパン)の映画化が決定。2025年7月4日(金)より絶賛上映中。
7月5日(土)、映画公開を祝して、公開記念舞台挨拶が開催! 原田泰造、中島颯太(FANTASTICS)、城 桧吏、大原 梓、松下由樹、富田靖子、二宮 崇監督ら豪華「おっパン」メンバーが大集結した。
幅広い世代から人気を博していたドラマがまさかの映画化となり、解禁時には大きな話題を呼んだ『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』。昨日ついに封切りを迎え、メディアも詰めかける中、会場には多くのキャストやドラマ・原作ファンが駆けつけた。上映後の熱気漂う中、主演の原田泰造を筆頭に、中島颯太(FANTASTICS)、城 桧吏、大原 梓、松下由樹、富田靖子、二宮 崇監督ら7名の「おっパン」お馴染みの豪華キャストと監督が登壇すると、会場の盛り上がりは最高潮に! それぞれ一言ずつ挨拶をし、イベントが開始となった。
主演の原田は「皆さん今日はお暑い中、お家からトコトコいらしていただきありがとうございます! はーらーだたいぞうです!」と嬉しそうに挨拶。念願の映画化については「想像すらしていなかったです。ドラマ版は夜にひっそりとやっていた印象だったけれど、それがこうして大勢の人前に立てて大きなスクリーンで上映できるなんて。本当に嬉しいです。映画の話をもらった時は『え? 嘘だろう? 早くないか!?』とマネジャーに言いました」と声を弾ませながら心境を明かしていた。中島も「僕も映画化の話を聞いた時は『え? マジ? 早いですね!』と言いました。もう一回『おっパン』ファミリーで集まれるのが嬉しかったです。ドラマ放送時の反響も良くて、LDHのスタッフさん人気もすごかったので、映画化のお話は無茶苦茶嬉しかったです」と念願叶った様子。

ドラマからの絆もあってキャスト陣はすっかり仲良し。舞台挨拶登壇前に富田のSNS用に中島が写真を撮ったそうで、原田が「ここに来るエレベーターに乗った瞬間に嬉しくなって、お母さん(富田)からのリクエストでみんなで写真を撮りました」と振り返ると、カメラマンと化した中島は「エレベーターだからすぐに着いてしまうので、急いで撮りました」と報告。原田は「もしよろしかったら、エレベーターの写真を見てくださいね!」と観客に呼び掛けていた。
大原は映画の撮影を振り返り「沖田家の食卓を囲んでいる時に、こんなに幸せな家庭はないと思うくらい、本当に温かい家庭で安心して撮影が出来ました」と再会にしみじみ。松下は完成作品を試写で観た際、プロデューサーに15分程熱い感想を伝えたそうで「好きを肯定するドラマからの世界観も変わらず、素晴らしい作品だと思いました」と絶賛していた。富田は本シリーズがたくさんの人に愛される理由について、「自分の一番大切な好きを大切にして、周りもそんな好きを認めてあげようというメッセージがあったからこそ、多くの皆さんに賛同してもらえたのではないかと思います」と分析。
一方、二宮監督は映画化に際してアップデートした人物を聞かれると、中島の名前を挙げた。とあるシーンをリテイクしようとした際に「中島君のほうら『監督、もう一回いいですか? 段取りっぽくなってしまって』と言われて……。前回は言わなかった段取りという単語を覚えたなと思った」とビックリ。これに中島は「はい! 段取りという言葉を覚えました!」とアップデートを実感していた。原田も中島の成長を感じたそうだが「颯太くんは朝の挨拶もちゃんとしているし、現場にもセリフを半分くらい覚えてから来る」と軽い発言で、当の中島は「いやいや全部覚えていますよ!」と大慌てでツッコミ。

さらに原田が「この人は頑張り屋さんで真剣ですね」とまたまたテキトーな雰囲気で言うと、中島は「ずっと薄い……」とガックリしていた。また富田からは「私なんかよりもしっかりしているので、何の心配もいらない」などと言われた中島、城、大原ら若手俳優陣は「僕らはしっかりしています!」(中島)、「僕が一番しっかりしていた!」(城)などと笑わせながら、中島は大先輩・富田について「富田さんが誰よりも若い精神を持っている。すべてにおいて純粋さを発信してくれて、それがあって『おっパン』の輪が広がった。富田さんの好奇心旺盛な精神に支えられていた」とリスペクト。すると、そんな富田の絶賛評を横目に原田は「みんな富田さんに付いていきました。富田さんがこうだと言ったら、そっちに行く。僕のことなんて見てくれなかった。(飼い犬の)カルロスも見てくれていなかった」といじけモードで場内は爆笑となった。
さらに大地(中島)の母役を演じた松下は、水族館のあるシーンの大地の姿に「ぬいぐるみみたいな顔で、可愛すぎません!?」と悶絶していると、会場からは賛同の拍手が起こった。
大盛り上がりの舞台挨拶もあっという間に終了の時刻に。最後に主演の原田は「原作を読んですごく良い作品だと思って、みんなで演じながら真心を込めて作った映画です。ドラマを観ていなくても分かる作りになっているので、何も考えずにふらっと映画館に来てもらえたら嬉しいです。そして何かを受け取ってもらえたら」と大ヒットを祈願し、大盛況の中、イベントは幕を閉じた。
公開表記
製作幹事・配給:ギャガ
絶賛上映中
(オフィシャル素材提供)