作品紹介

『長崎―閃光の影で―』

© 2025「長崎―閃光の影で―」製作委員会

イントロダクション

 1945年、原爆投下直後の長崎で、若き看護学生たちが命を救おうと奔走していた――日本赤十字社の看護師たちによる手記「閃光の影で-原爆被爆者救護赤十字看護婦の手記―」を原案に、当時看護学生だった少女たちの視点から原爆投下という悲劇を描いた感動作が誕生した。
 手記に記された体験をもとに脚色を加えながら生み出された3人の少女たちを演じるのは、菊池日菜子、小野花梨、川床明日香といったフレッシュな新鋭。医療態勢もままならない状況下で命と向き合い続けた一ヵ月に及ぶ救護活動の日々が、スクリーンに克明に刻まれる。
 また、長崎原爆投下の前日を描いた名作『TOMORROW 明日』の南 果歩が、30年以上の時を経て再び長崎の物語に重要な役どころで出演。さらに、本作の原案にも体験を寄せた元看護学生のひとりである山下フジヱさんが特別出演し、その山下さんの思いを長崎出身の被爆者・美輪明宏が語りとして声で体現する。
 主題歌は、長崎出身の福山雅治が被爆クスノキを題材にした「クスノキ-閃光の影で-」のプロデュース・ディレクションを担当。
 2025年を生きる私たちと同じように、家族、友人、恋人、ささやかな喜び、そして夢があった。しかし、その“青春”は一瞬で奪われた――。それでも未来を諦めなかった彼女たちの姿は、戦後の現代に生きる私たちに深い問いを投げかけるだろう。

© 2025「長崎―閃光の影で―」製作委員会

ストーリー

 1945年、長崎。看護学生の田中スミ、大野アツ子、岩永ミサヲの3人は、空襲による休校を機に帰郷し、家族や友人との平穏な時間を過ごしていた。しかし、8月9日午前11時2分、長崎市上空で原子爆弾がさく裂し、その日常は一瞬にして崩れ去る。街は廃墟と化し、彼女たちは未熟ながらも看護学生として負傷者の救護に奔走する。救える命よりも多くの命を葬らなければならないという非情な現実の中で、彼女たちは命の尊さ、そして生きる意味を問い続ける――。

 (2025年、日本、上映時間:109分)

キャスト&スタッフ

 出演:菊池日菜子
    小野花梨 川床明日香
    水崎綾女 渡辺 大 田中偉登 加藤雅也 有森也実 萩原聖人 利重 剛 / 池田秀一 山下フジヱ
    南 果歩 美輪明宏(語り)
 原案:「閃光の影で―原爆被爆者救護 赤十字看護婦の手記―」(日本赤十字社長崎県支部)
 監督:松本准平
 脚本:松本准平 保木本佳子
 主題歌:「クスノキ ―閃光の影で―」(アミューズ/Polydor Records) 作詞・作曲:福山雅治 編曲:福山雅治/井上 鑑 歌唱:スミ(菊池日菜子)/アツ子(小野花梨)/ミサヲ(川床明日香)
 製作:岩本炯沢 荒木宏幸 吉田尚剛 髙田旭人  関 顕嗣 川村英己 川畑年弘 福山雅治
 企画:中村佳代
 プロデュース:鍋島壽夫 マーク服部
 プロデューサー:関顕嗣
 撮影:灰原隆裕
 音楽:小野川浩幸
 制作プロダクション:SKY CASTLE FILM ふればり
 推薦:日本カトリック司教協議会
 後援:長崎県 長崎市 公益財団法人 長崎平和推進協会

ギャラリー

予告編

© 2025「長崎―閃光の影で―」製作委員会

オフィシャル・サイト(外部サイト)

 nagasaki-senkou-movie.jp

 公式X:@nagasaki_senkou

公開表記

 配給:アークエンタテインメント
 2025年7月25日(金) 長崎先行公開 / 8月1日(金) 全国公開

(オフィシャル素材提供)

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