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モンゴル・ゾンビシリーズ第1弾、日本上陸!『獄舎Z』Morc阿佐ヶ谷ほか全国順次公開が決定!劇場公開版ポスタービジュアル&海外版キャラクタービジュアルが一斉解禁

© Future Film Mongolia Production/Cinemago

 モンゴル・ゾンビシリーズの記念すべき第1作『獄舎Z』が2025年8月1日(金)よりMorc阿佐ヶ谷で1週間限定公開、その後全国での順次公開が決定。劇場公開版ポスタービジュアルと、全10種もの海外版キャラクタービジュアルが一斉解禁された。

 摂氏マイナス40度・極寒の雪原を舞台に、《社会のクズ》扱いを受けてきた若者たちが、軍の矯正施設で《ゾンビ》と遭遇。生き残りをかけた逃亡へ駆り立てられる姿を描いた日本初上陸のモンゴル・ゾンビ映画。
 元社会主義国であり、現在も政治不信が若者たちの心に根付くモンゴルの社会的背景を反映した本作。「ゾンビも走らなければ凍ってしまう」という極寒のモンゴルらしい発想から生まれた画期的ゾンビ映画『獄舎Z(原題:Z ZONE)』シリーズは、モンゴル国内の他、ヨーロッパや中南米で高い評価を獲得し、2025年には本作の続編となるシリーズ作品の撮影が開始予定。拡大するモンゴリアン・ゾンビの世界観の《序章》を描いた『獄舎Z』の注目は高まり続けている。

 この度、一斉解禁となった海外版キャラクタービジュアルでは、野心家な矯正施設の指導官・タイルダス、元軍属の心理カウンセラーだが心を病んで施設送りとなったツェグツ、非情だが兄妹の絆は深い兄バヤラーと妹ウヤンガなど、一癖も二癖もあるキャラクターたちがラインナップ。「この雪原、逃げ場なし。」のキャッチコピーの通り全員が無数のゾンビに囲まれおり、キャラクターたちが遭遇する絶望的な状況を予感させる。

応援コメント(順不同・敬称略)

冨栄ドラム(俳優「VIVANT」)
 モンゴルならではの壮大な景色から一気に映画の世界観に入り込んだ。更生施設の若者たちが助け合っていくのがいい。スリルあるアクションは目が釘付けになる。ラストはいろいろと想像が膨らんで余韻を楽しめるので、おススメ。

千浦 僚(映画文筆家)
 本作はモンゴルを打ち破り抜け出すことと、その地を慈しみ誇ることを同時進行させる。それがビルグーン・チュルーンドルジ監督らの世代の主題なのか。それが渦巻き、滲む本作を美しく力強い映画だと感じる。

渡部 実(映画評論家)
 コロナを克服したモンゴル人にとって、ゾンビはゾンビ以上の意味がある。つまり外国人が発想できなかった、より高度な社会的、政治的なメタファーとしての意味を持つゾンビではないか。ゾンビの存在が監督の確かな映画言語となっている。

糸魚川悟(映画ライター)
 極限の状況下で繰り広げられる、命を懸けた矯正への旅路。善悪の基準が分からない少年少女たちが、ゾンビという脅威を目にすることで初めて「命」と向き合うこととなる本作は単なるゾンビ映画には収まらない魅力があります。
 常に自然と相対し、自然の恐ろしさを知るモンゴルで製作されたからこそ日本やハリウッドとは異なる死生観が目新しくも面白い、ゾンビ映画ファンの必修科目にしたいほどでした。

出町光識(ディストリビューター)
 映画とは《逃げの美学》である。つまりは走ることが初期衝動であり、サイレント時代をチャップリンが走り、60年代には名作『暴力脱獄』が走り、アメリカン・ニューシネマの代表作においては『ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー』が最も走った。人間とは常に《積極的逃避》を試みて走り逃げるもの。これらの要素がコンパクトに『獄舎Z』にはある。

公開表記

 配給:Cinemago
 2025年8月2日(金) Morc阿佐ヶ谷で劇場公開

(オフィシャル素材提供)

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