
人間国宝の狂言師・野村万作を追ったドキュメンタリー映画『六つの顔』(監督:犬童一心)が8月22日(金)よりシネスイッチ銀座、テアトル新宿、YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次公開する。本作の公開を記念して、目黒シネマで犬童一心監督の特集上映を開催。初日8/3(日)には犬童監督と野村萬斎によるトークショーも実施される。
94歳にして現役の狂言師、人間国宝・野村万作が
人生をかけて到達した芸の境地
650年以上にわたり受け継がれ、人々を魅了してきた「狂言」。その第一人者であり、芸歴90年を超える今もなお、現役で舞台に立ち続ける人間国宝の狂言師・野村万作。映画は、ある特別な1日の公演に寄り添い、万作が磨き上げてきた珠玉の狂言「川上」と人生の軌跡に迫る──。監督は、『ジョゼと虎と魚たち』、『のぼうの城』の犬童一心。アニメーションを『頭山』山村浩二、ナレーションをオダギリジョー、監修を野村万作と野村萬斎が務める。豊かな映像表現で織りなす、至高のドキュメンタリー映画が誕生した。
映画『六つの顔』公開記念 犬童一心 フィルムワークス
この度、犬童一心監督の最新作、94歳にして現役、人間国宝の狂言師・野村万作の芸境に迫る至高のドキュメンタリー映画『六つの顔』の公開を記念して、目黒シネマでは犬童監督の特集上映「映画『六つの顔』公開記念 犬童一心 フィルムワークス」を開催! 2000年代のユースカルチャーを熱狂させた『ジョゼと虎と魚たち』、『六つの顔』でナレーションを担当しているオダギリジョー主演の『メゾン・ド・ヒミコ』の2本立てに加え、映画『国宝』での人間国宝役も話題の、ダンサー・舞踊家の田中泯を追った映画『名付けようのない踊り』と、野村萬斎主演で大ヒットを記録した戦国エンタテインメント超大作『のぼうの城』をそれぞれ1本立てでラインナップ。初日8/3(日)には犬童監督と野村萬斎によるトークショーを開催。『のぼうの城』での二人の出会いと裏話から、8/22(金)に公開を迎える、萬斎の父である野村万作の映画『六つの顔』制作に至る軌跡を語る。
【特集名】映画『六つの顔』公開記念 犬童一心 フィルムワークス
【日程】8/3(日)~8/5(火)
※ 8/3(日)『のぼうの城』12:30の回上映前に本作主演の野村萬斎、犬童一心監督のトークショーを開催
上映作品情報
『ジョゼと虎と魚たち』

(2003年製作/115分/DC /PG-12)
芥川賞作家・田辺聖子の短編小説を犬童一心監督が実写映画化。妻夫木聡・池脇千鶴を主演に迎えた、不思議な魅力を持つ足の不自由な少女と、ごく“普通”な大学生の切ない恋の行方を描いた傑作。
『メゾン・ド・ヒミコ』

(2005年/131分/35mmフィルム)
『ジョゼと虎と魚たち』に続き、犬童一心監督と脚本家・渡辺あやが、海辺に建つゲイのための老人ホーム「メゾン・ド・ヒミコ」で繰り広げられるひと夏の出来事を描く。主演はオダギリジョー、柴崎コウ、田中 泯。
『名付けようのない踊り』

(2021年/114分/DCP)
世界的なダンサーとして活躍する田中 泯の踊りと生き様を追ったドキュメンタリー。『メゾン・ド・ヒミコ』から親交を重ねてきた犬童一心監督が、ポルトガル、パリ、山梨、福島などをめぐり撮影。田中のほか、ダンサーの石原 淋、ドラマーの中村達也、『犬王』など数多くの映画音楽を手掛けてきた大友良英らが出演する。
『のぼうの城』

(2012年/144分/DCP)
第29回城戸賞を受賞した和田竜による脚本「忍ぶの城」を犬童一心監督と、樋口真嗣監督が共同でメガホンをとり映画化。主演は野村萬斎。戦国末期“のぼう様”と領民から慕われ、豊臣秀吉、石田三成勢の2万人の大軍に屈せず、たった500名の兵で抗戦、勝利した実在の武将・城代・成田長親を、野村萬斎が演じた歴史大作。
【上映劇場】目黒シネマ(東京都品川区上大崎2-24-15 目黒西口ビルB1)TEL:03-3491-2557 座席数:88席(車いすスペース2席有り)
http://www.okura-movie.co.jp/meguro_cinema/now_showing.html(外部サイト)
【料金情報】
〇2本立て上映:
一般:1,600円/一般割引:1,500円/学生:1,200円/学生割引:1,100円/映画ランド有料会員:1,400円
シニア:1,100円/障がい者割引:900円/ラスト1本割引:1,000円
〇1本立て上映:一律1,400円
〇トークイベント(上映付き):一律2,000円
『六つの顔』公開表記
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
8月22日(金) シネスイッチ銀座、テアトル新宿、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
(オフィシャル素材提供)