
登壇者:マイカ ピュ(アリス役)、本望あやか
1865年にルイス・キャロルが生み出し、今もなお世界中で読み継がれ、数多く映像化されてきた名作『不思議の国のアリス』が、日本で初の劇場アニメーション化!劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』が8月29日(金)より全国公開となる。
公開まで1ヵ月を切り、「アリスと行く♡不思議の国への先行試写会イベント」が開催された。本編上映に先立ち行われたトークイベントには、アリス役のマイカ ピュと、SNS総フォロワー数180万人を超える本望あやかがサプライズで登壇。作品の見どころに加え、主人公・りせと同世代である本望ならではの視点から語られる等身大の悩みや、「もし自分が不思議の国に行ったら?」というユニークなテーマに沿ったトークが繰り広げられた。
水色と白を基調に、リボンをあしらったアリスルックで登場したのは、SNS総フォロワー180万人超え。SNSだけに留まらず、ファッション・イベントやメディアでも活躍するティーンの憧れ、本望あやか。MCより今日のファッション・ポイントについて問われると、「アリスといえば水色。大好きな色なので、思いきりイメージに寄せました」と、笑顔で答えた。すでに一足早く本編を鑑賞していた本望は、「まず、本当に最高です! 個性的なキャラクターたちに惹き込まれて、気づいたら秒で終わったと思った」と、夢中になった様子で語る。中でも印象に残ったシーンとして、“色調や絵本のように場面が切り替わる演出”を挙げ、「誰が見ても可愛いと思えるビジュアル。悲しいとか嬉しいとか、可愛いとか……五感が全部刺激される」と興奮ぎみに語った。アニメ好きとしては、「絵のタッチが誰にでも見やすくて、幅広い年齢層が楽しめる作品」との実感もあったという。

就活に悩む大学生・りせが主人公の本作。本望自身も同世代とあって、「私もすごく気にしいで、いつも周りを気にして生きてるから、りせの気持ちが痛いほど分かった」とリアルな共感を口にする。「悩みを抱えながら日常を生きる姿が、すごくリアルで、自分だけじゃないんだって思えた」と、胸に残ったポイントを明かした。「私は本当に優柔不断で、一人で決められないタイプ」と、悩みとの向き合い方についても率直に語る。悩みの解消方法を聞かれると、「デジタル女なので、軽い悩みならまずChatGPTに相談します(笑)」と答え、会場には笑いが広がった。「でも、それでも決められないときは母や信頼できる人に話す。誰かに聞いてもらうって、やっぱり大事」と、等身大の言葉で語った。
イベント後半には、アリス役を務めたマイカ ピュが劇中衣装そのままで登場。2人そろってのアリス・ルックに、会場からは大きな拍手が起きた。生アリスを前にした本望は、「裏で見てたときも、マイカちゃんが付けているヘア・アクセサリーが可愛すぎて、“これグッズにしてください!”ってお願いしちゃった」と、オタク目線で見守っていたことを明かした。
「不思議の国で友達になるなら?」という質問には、マイカは「迷っても道を考えてくれそうだから」と“チェシャ猫”をチョイス。本望は「時間にルーズだから、白ウサギに時間管理してもらいたい」と、ちょっとユニークな理由で白ウサギを挙げ、会場の笑いを誘った。「もし現実で不思議の国への入口を見つけたら?」という問いに、「怖いから引き返すかも……でも、やっぱり後悔したくないから行く!」と答えた本望。その言葉に、客席のティーンたちも大きく頷いていた。マイカは「チェス盤に乗って、ワンダーランドの綺麗な景色を上から見てみたい。高いところは得意なので大丈夫です!」と、自信たっぷりのコメントを残した。

最後に、本望は「私みたいに悩んだり、気にしいな女の子はもちろん、幅広い世代の方に刺さる作品です。キャラクターの表情や言葉のひとつひとつが、自分のことのように感じられると思います」とメッセージを送り、マイカも「アリスと女王様との会話シーンは、普段のアリスの声色から変えて頑張ったので注目してほしい。きっと誰もが自分に重ねられる場面があると思うので、探しながら観てほしい」と呼びかけた。トークイベントは、温かな拍手に包まれながら幕を閉じた。
劇場アニメ不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-は、8月29日(金)より全国公開!
公開表記
配給:松竹
2025年8月29日(金) 全国公開
(オフィシャル素材提供)