イベント・舞台挨拶映画祭・特別上映

『リンダ リンダ リンダ 4K』イベント&パーランマウム渡韓!

Ⓒ「リンダ リンダ リンダ」パートナーズ

 登壇者:ペ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇、関根史織(Base Ball Bear)、山下敦弘監督

 2005年の公開から20年経っても色あせるどころか、世界中にファンを増やし続ける珠玉の青春映画『リンダ リンダ リンダ』が、4Kデジタルリマスター版として、新宿ピカデリー、渋谷シネクイントほか大ヒット上映中!前夜祭として舞台挨拶を行った8月21日(木)の丸の内ピカデリーでの上映、公開してからのトークイベントを行った8月23日(土)のグランドシネマサンシャイン池袋での上映の3回はチケット発売が始まるやアクセス集中となり、即完売に! この度、そのプレミアムチケットとなった8月23日(土)に実施されたトークイベントの報告が到着。また、キャストと監督がペ・ドゥナのいる韓国へ渡り、舞台挨拶などを行うことが決定した。

ペ・ドゥナ「この映画が長い間愛されていることを感じて、胸がいっぱい」

 チケットは即完、会場を埋め尽くした大歓声のなか迎えられた、ペ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇、関根史織、山下敦弘監督。満席の場内を見てペ・ドゥナは「20年という時を経て、4Kという高画質で上映ができることを光栄に思います。この映画がこんなに長い間愛されているんだなと思い胸がいっぱいになりました」と挨拶。

 前田は「個人的にも本当に大好きな作品が、20年経って上映されたことも、4人で再会できたことも本当に幸せ」、香椎は「これだけ埋め尽くされていると思わなかったので感無量」、関根は「20年経った今も、自分にとって映画初出演の作品をこうしてスクリーンで観ていただいてすごく幸せ」とそれぞれの想いを観客に伝える中、監督は「この4人が集まることはないので、とっととトークを始めましょう」と笑いを誘った。

 実は8/21の前夜祭で、久しぶりにスクリーンで『リンダ リンダ リンダ』を観たというペ・ドゥナは「一言で言うと、本当に面白かった。まるで初めて観るような感覚で、ゲラゲラ笑いながら観ました。20年経ってもよくできている作品だと思うし、誇りです」と出演者ながらも大絶賛。「作った当時は、ラストの体育館でのライブ・シーンに一番悩んでいて、ストレート過ぎて照れ臭かったが、最後のソン(ペ・ドゥナ)が歌い出すところは鳥肌が立った」と今だからこそ言える撮影時の心情を明かす監督。そんな悩んでいる監督の姿を憶えているという関根は「絶対にこれが正解だった」と当時の監督の選択を褒め称えた。

 今回、先に内覧試写で4K版『リンダ リンダ リンダ』を観たことについて、前田は「久し振りに観て、嬉しさも恥ずかしさも、懐かしさもあって、当時と違う部分でぐっときてる自分がいて、そういう変化も面白い体験だった」と心情を明かし、香椎は「(試写に)スタッフさんが大勢いらっしゃっていて、皆さん本当にこの作品が好きなんだな、と思った。観終えた後に褒め合っているのがまた嬉しくて、この場にいれることを誇りに思います」と感動している様子。そんな香椎は、当時は「なんで私の青春を見せなきゃいけないの」と恥ずかしさがあって実はあまり作品を観ていなかったことを明かし、場内に笑いを誘った。

「OASISの再結成と同じ位、パーランマウムの再結成を待っていた……」
観客からのリクエストに応えて「リンダ リンダ」の生歌披露に場内大号泣!!

 初回トークイベントの後半には、観客とのQ&Aも実施。「劇中のバンド名“ザ・パーランマウム”の4人が20年経ってどういう交流を続けていると思うか」という質問に、「ボーカルのソンちゃんは韓国に帰っちゃうんだよね」と香椎。それに対して、「分かりませんが、恐らく音楽関係の仕事はしないだろうと思う」とペ・ドゥナ。実は、20年前に『リンダ リンダ リンダ』のムック本が出ていて、脚本の向井康介が「その後」の4人を書いているという。そこには、「頻繁にはあっていないけど、時々連絡取り会ったり、会えば仲良くしている感じなのかな?と書いていた」という監督。望(関根史織)は福祉系の仕事をしているのかな?とも……納得の一同。

 撮影時で思い入れに残っていることは?という質問に、「撮影中はいっぱいいっぱいだった」という監督。撮影終了後に風呂無しアパートに帰って、ひとりになった瞬間ものすごく寂しくなって、その寂しさだけは強烈に覚えているとのエピソードを披露。

 そんな中、キャスト4名はすごく仲良く、楽しかったエピソードを繰り広げた。前橋に泊まり込みで1ヵ月ずっと一緒にいて、休憩中も集まって練習したりしていたという。ペ・ドゥナは歌の練習について、「みんなの練習を見ていたり、私も歌の練習をしていた」と記憶を辿る。さらにペ・ドゥナからは驚きのエピソードも飛び出した! 20年前、それぞれが家に帰る振りをして4人で下北沢に遊びに行ったのだという。実際にザ・パーランマウムになったような感覚で、東京の街を歩きながら普通の友達として遊んだという尊いエピソード。

 最後の質問は強烈だった。「20年間、この機会を待っていた。当時行われたライブイベントにバイトで行けなかったんです。オアシスの再結成と同じ位、パーランマウムの再結成を願っていたんです! なので、1節でいいから歌ってください!」という熱烈な質問というよりリクエスト。「それは無理でしょ」……という空気の中、登壇者たちで「え、何なら行ける?」という話し合いののち、まさかのブルーハーツ「リンダ リンダ」をペ・ドゥナだけでなくみんなで披露!! 「覚えてた!」と笑うペ・ドゥナの言葉も含めて、場内は思わず大号泣! なんともサプライズな時間となった。

「あまりにも好きすぎる映画。時間が経ってもみんなの記憶が詰まっていて、幸せな想いにさせてくれる」

 最後に、監督は「作った僕らも青春時代になったような作品を皆さんに観てもらえることが純粋にご褒美」と感慨を語り、関根は「どこに行っても『この映画が大好きです』と言われる。こうして上映する機会をいただけて、また嬉しい日々が続くんだろうなと思う」と喜びの想いを述べる。

 香椎は「ここ数日ずっと夢見心地で、このメンバーでみんなに会えることに浮足立って、感無量すぎる」と言葉にならない感動の想いを述べ、前田は「20年経ってもこの作品に参加できて本当に良かったなと思う。こんなに愛される作品に参加できることは嬉しいし誇り」と述べ、「20年前の監督のひとつひとつの選択が本当にすごいなと思いました」と監督の選択眼を褒め称えた。
 ペ・ドゥナは「こんなに愛される映画に私が出ていて、また再上映されるようになって、日本の皆さん、メンバー・監督とも再会ができて、特別な時間になった。あまりにも好き過ぎる映画。歌も日本語も下手な私をキャスティングしてくれて本当に感謝しているし、誇りでもある。皆さんにもおそらく、『何か疲れ果ててしまったな』という時、何かに一生懸命になったことがある方であれば、この映画を観てもらえたら懐かしいなと思ってもらえると思うし、時間が経ってもみんなの記憶が詰まっていて、幸せな思いにさせてくれる映画だなと思います」と今回来日して、全イベントを通しての喜びの想いで締め括られた。

 2回目のトークイベント終了時には客席バックでの記念撮影も。お客様もポスターのように一緒にピースをしての撮影で、終始笑いの絶えないイベントとなった。

▼韓国での上映&舞台挨拶が決定!

 日本での公開が始まり、盛り上がっているうえに、世界各国での公開も決定している『リンダ リンダ リンダ』。9月17日(水)からは韓国での公開も決定! さらに、公開直前に前田亜季、香椎由宇、関根史織と監督が訪韓し、舞台挨拶などのプロモーションも決定している。韓国でも人気のある本作、日本での舞台挨拶に続き、ペ・ドゥナの活動する韓国でお披露目とあり、盛り上がること間違いなし! ぜひチェックしていただきたい。

公開表記

 配給:ビターズ・エンド
 8月22日(金)より、新宿ピカデリー、渋谷シネクイントほか、全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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