
イントロダクション
民主国家としての土台を築く激動の時代であった1991年のポーランドを舞台に、ちぐはぐな父と娘が家族の歴史を辿る旅路をユーモラス且つ温かく描いた映画『旅の終わりのたからもの』。
本作は1991年のポーランドを舞台に、NYで生まれ育ち成功するも、どこか満たされない娘ルーシーと、ホロコーストを生き抜き約50年ぶりに祖国へ戻った父エデクが繰り広げる異色のロードムービー。
家族の歴史を辿ろうと躍起になる神経質な娘と、娘が綿密に練った計画をぶち壊していく奔放な父。かみ合わないままの二人はアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所を訪れる。初めて語られる、父と家族の壮絶で痛ましい記憶。
やがて旅が終わりを迎えるとき、二人が見つけた“たからもの”とは――。
娘ルーシーを演じるのは、大ヒットドラマ『GIRLS/ガールズ』で製作・脚本・監督・主演を兼任し、ゴールデングローブ賞を受賞した、ニューヨーク出身のレナ・ダナム。そして奔放の父エデクは『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』、『ホビット』シリーズの英国の名優スティーヴン・フライ。実力派の2人が揃い、物語に深みと魅力を与えている。
(原題:TREASURE、2024、ドイツ=フランス、上映時間:112分)

ギャラリー








キャスト&スタッフ
監督:ユリア・フォン・ハインツ
原作:「Too Many Men」リリー・ブレット著
出演:レナ・ダナム、スティーヴン・フライ
提供:木下グループ
予告編
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公式X:@kino_arthouse(キノフィルムズ・アートハウス部)
公開表記
配給:キノフィルムズ
2026年1月16日(金)より、kino cinéma新宿ほか全国公開!