インタビューアニメ

『リビング・ラージ!』メイキング映像第1弾を公開!チェコの小さなスタジオで、制作期間12年。少人数でストップモーションアニメに挑戦した理由とは?

©2024 Barletta,Novinski,Novanima,Česká televize,RTVS,MAGIC LAB

 ストップモーションアニメ映画『リビング・ラージ!』の日本公開日が、10月3日(金)に決定した! 新宿武蔵野館ほかロードショー。

うたって、笑って、悩んで、自分を好きになる! 自分らしさを鳴らすポップアンセム

 13年前に出合った一冊の小説から構想を重ね、12年の歳月を経て、ひとつの映画が形になった。
 娘の成長に寄り添うように生まれたこの物語には、チェコのアニメーション作家クリスティーナ・ドゥフコヴァのまなざしと、繊細な手仕事が息づいている。料理と音楽に夢中な少年ベンをめぐるストーリーは、丁寧に作られた人形たち、夢想や想いをすくい上げるストップモーションアニメーション、そして胸に残るラップやメロディによって、揺れ動く感情や言葉にならない想いをやわらかく受けとめてくれる。自分を少しだけ好きになれた瞬間を映す。
 そんな心の変化の芽吹きを、そっとすくい上げるように描かれた本作は、ポップであたたかなユーモアとともに、自分らしく生きる歓びを奏でてゆく。世界にたったひとつ。そんなアニメーション映画が、ここに誕生した。

本作のメイキング映像第1弾が到着!

 この度解禁されたメイキング映像では、監督を務めたクリスティーナ・ドゥフコヴァといったクリエイター陣が登場しながら、本作のストーリーから見所を紐解いていく。

 ピーというホイッスルの音とともに映像が始まる本映像だが、チェコのアニメーション作家で知られるクリスティーナ・ドゥフコヴァ監督が登場して、映画化に至った経緯を説明していく。「ミカエル・オリヴィエの原作を読んですぐに、“アニメーションにしたい”と思いました。パペットは最適だと思いました」と語り、13年前に出合った一冊の小説から構想を重ね、12年の歳月を経てストップモーションアニメを作りあげたことが語られている。

 続いてプロデューサーのマティ・フルパチョク氏が、「完成までに10年以上を費やしました。チームは多くのプロジェクトを経験した、ベテランぞろいです」とコメントを寄せると、ストップモーションアニメの撮影現場が映し出されており、実物大規模のセットの中に、主人公のベンや仲間たちの姿も確認出来る。「プラハにある、小さなスタジオで少人数で撮影しました。アニメーターは6人で国籍はチェコとスロバキアとフランス、家庭的なチームです」と監督が語っているが、少人数で作りあげた作品だと思えないほどのクオリティを感じる、本編シーンの一部も映されていく。

 最後に監督が、本作で伝えたいテーマやメッセージを解説していく。「現実を舞台にしたアニメ作りが好きです。私たちが抱える問題を描きたい。思春期の子どもたちを描くのは面白いと思いました。初恋の悩みや、自我の目覚め自己受容などです。アニメーションは作品を豊かにしてくれ、物語をさらに高めてくれます。現実の物事を面白おかしくすることで、実写よりも多くの問題に答えやすくなり、大げさに表現できます」と語り、ストップモーションアニメに挑んだ理由に答えている。

©2024 Barletta,Novinski,Novanima,Česká televize,RTVS,MAGIC LAB

 なお別のインタビューで監督は、「この映画を観た人が、“生きるって、案外悪くないかもしれない”と思ってくれたなら――7それが私にとって、何よりの喜びです」と語り、ささやかな願いも明かしていた。
 主人公ベンと一緒に、“笑って、悩んで、自分を好きになる!”、ポップであたたかなユーモアとともに、自分らしく生きる歓びを奏でる姿を通じて、元気になっていただきたい!

©2024 Barletta,Novinski,Novanima,Česká televize,RTVS,MAGIC LAB
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公開表記

 配給:クロックワークス
 10月3日(金) 新宿武蔵野館ほかロードショー

(オフィシャル素材提供)

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