
11月7日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開のサスペンスホラー映画『Oddity(原題)』の邦題が『視える』に決定した。併せて、本ビジュアルと場面写真9点が解禁された。
本作は、2024年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でプレミア上映され、ミッドナイターズ部門(ホラーやスリラーなど深夜上映向け作品)にて観客賞を受賞。監督は、アイルランドの新鋭ダミアン・マッカーシー。低予算ながらも長編2作目にして高い評価を獲得し、国際的に注目を集めた話題作だ。
物語の主人公は、盲目の霊媒師。彼女は、ゴーレムのように不気味な木製マネキンを通じて、殺された双子の妹の死の真相に迫っていく。罪の償いをテーマに据え、「目に見えない恐怖」を描くスタイルは、アリ・アスター監督の『へレディタリー/継承』(18)を想起させるとの声も。さらに、米映画批評サイト Rotten Tomatoesでは驚異の支持率96%(8/14現在)を記録。The Guardian紙でも「ゴシックとJホラーを思わせる巧みな演出」と評されるなど、各国メディアから高い評価を受けている。
キャストには、『ボヘミアン・ラプソディ』(18)でブライアン・メイを好演したグウィリム・リーが、ダニーの元夫・テッド役として出演。本作で重要なキーパーソンを担う。
ギャル霊媒師こと飯塚唯氏の霊視鑑定により、邦題が決定!
9月1日、YouTubeをはじめ各種メディアで活躍し、“ギャル霊媒師”の愛称で親しまれている飯塚 唯氏をゲストに迎え、特別試写会イベントが開催された。本イベントでは、配給元が提示した3つの邦題案(『ゴーレムと女霊媒師』、『視える』、『アイズ・オブ・デス』)の中から、飯塚氏の霊視によって邦題を選出。飯塚氏は「決まりました!」と即答し、その場で筆をとりタイトルを揮毫(きごう)した。この結果を受け、本作の権利元の正式承認を経て、邦題が『視える』に決定。
そして、この邦題決定に合わせて、本ビジュアルも完成。盲目の霊能力者・ダーシーと、不気味な木製マネキンが対になり、不穏な闇の中に浮かび上がる姿が切り取られている。大きく配された邦題の『視える』という文字には、人間の眼が重ねられ、得体の知れない不安を可視化したデザインに仕上がった。キャッチコピーは「恐怖は音もなく、静かに増幅していく。」。惨劇から一年後、姉を失った妹が屋敷を訪れることで再び動き出す恐怖を予感させ、観る者に強烈な印象を残すビジュアルとなっている。
場面写真は、主人公ダーシーのほか、小窓から除く怪しい男、殺されたダニーの元夫・テッド、その恋人のヤナ、そして血塗られた義眼のようなもの、子ども2人の写真、木製のマネキンなど不気味さ満載の様子を捉えたものとなっている。








公開表記
配給:アンプラグド
11.7(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
(オフィシャル素材提供)