
イントロダクション
イスラエル本国では上映禁止となり、イスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフ自らが公開中止を求めて訴訟を起こそうとした衝撃のドキュメンタリー映画『ネタニヤフ調書 汚職と戦争』。
いまなお終わりの見えないガザ・イスラエル紛争。この紛争のキーマンとされるのがカリスマ的なリーダーシップを持ちながらも、強硬的な政治姿勢で物議を醸すイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフだ。しかし、彼が在任中に刑事起訴された史上初のイスラエル首相であることを国外の多くの人々は知らない。
2017年、彼の汚職捜査の過程で秘密裏に本作の制作チームにリークされた未公開の警察尋問映像には、メディアとの癒着や財界からの収賄、利益供与の実態が記録されていた……。
アカデミー賞🄬長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した『「闇」へ』(07)や同賞ノミネートの『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』(06)などで知られ、米エスクァイア誌にて「現代で最も重要なドキュメンタリー作家のひとり」と称されるアレックス・ギブニーが製作総指揮を務め、ユダヤ人の父とドイツ人の母の間に生まれ、『アニタ 反逆の女神』(24)の公開も控えるアレクシス・ブルームが監督を手掛けた本作は、ネタニヤフが有罪回避のため極右勢力と結託し、長期政権の下でイスラエルを分断し民主主義を危機にさらした過程を描き出す。人間はなぜこうも権力に弱いのか? 権力者の“力への欲望”を白日の元に曝す、いま必見のドキュメンタリー!

ストーリー
はじまりは小さな贈り物だった……。極秘リークされたイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフとその側近たちの警察尋問映像には、ニュースの裏側にある彼らの隠された私生活が描き出されていた。その疑惑が公になったとき、ネタニヤフの権力への欲望は肥大化し、やがて恐るべき悲劇がもたらされる。
(原題:The Bibi Files、2024年、イスラエル・アメリカ、上映時間:115分)
キャスト&スタッフ
製作総指揮:アレックス・ギブニー
監督・製作:アレクシス・ブルーム
ギャラリー
















予告編
オフィシャル・サイト(外部サイト)
https://transformer.co.jp/m/thebibifiles/
公式X:@thebibifiles
公開表記
配給:トランスフォーマー
11月8日(土) シアター・イメージフォーラム他にて公開
(オフィシャル素材提供)