
10月10日(金)より熊本で先行公開がスタートした映画『熊本の彼氏』。翌11日(土)には、TOHOシネマズ 熊本サクラマチとイオンシネマ熊本の2会場で、先行公開記念舞台挨拶が開催された。本作は、熊本を舞台に夢を諦めかけた青年が音楽を通じて再び自分の人生と向き合う姿を描いた青春グラフィティ・ムービー。地元熊本出身のキャストたちにとって、熊本での公開と舞台挨拶は特別な意味を持つものとなった。この度、熊本先行公開記念して杉本琢弥、坂ノ上茜、諸星翔希(7ORDER)、不知火鈴香、熊谷祐紀監督が登壇する舞台挨拶が実施された。
TOHOシネマズ 熊本サクラマチ 熊本先行公開記念舞台挨拶

登壇者:坂ノ上茜、諸星翔希(7ORDER)、不知火鈴香、熊谷祐紀監督
初回の舞台挨拶には、ヒロインの坂ノ上茜、諸星翔希(7ORDER)、不知火鈴香、熊谷祐紀監督が登壇。主演の杉本琢弥は交通手続きのトラブルにより残念ながら参加できなかったが、登壇者全員が彼への信頼と敬意を口にした。
坂ノ上は「熊本城での早朝撮影は本当に大変でしたが、熊本出身として、いまの熊本城の姿を映画に残せたことが嬉しかった」と振り返り、諸星は「商店街でのストリートライブのシーンでは、地元の方々が温かく見守ってくださって、熊本の優しさを感じました」と語った。
不知火も「初出演で緊張しましたが、地元の皆さんが応援してくれたので、それが力になりました」と笑顔を見せた。
熊谷監督は「この作品は熊本の皆さんの協力なくして成立しませんでした。熊本の空気を感じてもらえる映画になったと思います」と感謝を述べた。
登壇者たちは、熊本弁での会話や街並みの描写など細部までこだわった作品の魅力を語り合い、SNSや口コミを通じて熊本の魅力を全国に広めてほしいと呼びかけた。
また、本舞台挨拶を開催したTOHOシネマズ 熊本サクラマチも入っているサクラマチクマモトでの撮影について坂ノ上は「両親が出会った場所であり、高校時代の思い出も重なるロケーションでした」と感慨深げに語り、諸星も「撮影初日がここでした。共演者やスタッフが温かく迎えてくれて緊張が解けました」と振り返った。
イオンシネマ熊本 熊本先行公開記念舞台挨拶

登壇者:杉本琢弥、坂ノ上茜、不知火鈴香、熊谷祐紀監督
午後の部では、交通トラブルを乗り越えて主演の杉本琢弥が登壇。坂ノ上茜、不知火鈴香、熊谷祐紀監督と共に舞台に立ち、会場は温かい拍手に包まれた。
杉本は「TOHOシネマズ 熊本サクラマチで登壇できなかったことをお詫びします」と丁寧に謝罪したあと、「熊本で生まれ育ち、初主演映画がこの地で公開されたことが本当に嬉しいです。これまで東京や大阪でも完成披露上映会で舞台挨拶をしてきましたが、今日、熊本のスクリーンの前に立って初めて“自分が主演したんだ”と実感しました」と笑顔で語った。
坂ノ上は「杉本くんの熊本弁が思った以上に強くて驚きました(笑)」と明かすと、不知火も「同じ熊本でも地域によって方言が少し違って面白い。二人とも立派な熊本弁でした」と会場を和ませた。
また、杉本は初主演として意識したことを聞かれ、「撮影当時は音楽活動や他の仕事も重なっていて、疲れが出ないように常に明るく振る舞うよう心がけました」と語り、坂ノ上は「杉本さんの忙しさは知っていましたが、現場ではいつも笑顔で、プロとしての姿勢に感動しました」と称えた。
熊谷監督も「杉本さんの真摯な演技は現場を引き締めてくれました。今後も多くの役に挑戦してほしい」とエールを送った。
舞台挨拶の最後には、杉本琢弥、坂ノ上茜、不知火鈴香がそれぞれ熊本への感謝と期待を込めてメッセージを送った。
3人はいずれも熊本出身。
「熊本で撮影し、熊本で初めて観てもらえることが何より嬉しい。この作品を通じて、熊本の魅力を全国の皆さんに知ってほしい」と語り、笑顔で舞台挨拶を締めくくった。
『熊本の彼氏』は、熊本の風景、人、音楽、そして青春の輝きが詰まった作品。
10月24日(金)より全国順次公開。熊本から生まれた感動が、いよいよ日本中へと広がっていく。
公開表記
配給:STREET LABO
2025年10月10日(金) TOHOシネマズ 熊本サクラマチ、イオンシネマ熊本にて熊本先行公開
2025年10月24日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
(オフィシャル素材提供)