イベント・舞台挨拶

『恋に至る病』『恋に至る病』初日舞台挨拶

© 2025『恋に至る病』製作委員会

 登壇者:長尾謙杜、山田杏奈、醍醐虎汰朗、中井友望、中川 翼、上原あまね、小林桃子、井本彩花、廣木隆一監督

 TikTokでの紹介動画再生回数が200万回を超える大反響を記録した、衝撃の恋愛小説を実写映画化した『恋に至る病』がついに公開! 初日同日となる10月24日(金)にはW主演の長尾謙杜と山田杏奈、共演の醍醐虎汰朗、中井友望、中川 翼、上原あまね、小林桃子、井本彩花、そして廣木隆一監督が登壇した。

 満員御礼&全国223館に生中継される中、内気な男子高校生・宮嶺 望を演じた長尾は「全国の皆さん見えていますか~?」と元気よく手を振り「約1年3ヵ月前に撮影して今日初日を無事に迎えることができて嬉しく思います。全国の方も映画館に来てくれて、こんなにも待っていてくれたんだと嬉しく思います。皆さんの反応や感想を楽しみにしています」と笑顔を見せた。宮嶺が転校してきた学校の人気者・寄河 景を演じた山田は「夏の暑い中、みんなで作り上げた作品が世に出ていくことがとても楽しみで、観てくださった皆様からどのような感想が出てくるのか。楽しみでワクワクしています」と封切りを喜んだ。

 上映後初のイベントとなったこの日。作品コピー「この恋は、純愛か、洗脳か――」にちなみ、観客に拍手でアンケートを実施すると、わずかに“洗脳”派が優勢という結果に。これを受けて長尾は「観てくださる方によって意見が違うのは嬉しいですし、興味深いです。一人ずつどう思ったのか聞いてみたい」と笑顔。

 山田も「洗脳のほうが若干多かったかなと思いましたけど、ライブビューイングを観ている方もそうなのかな」と興味津々の様子を見せ、「観る人によって捉え方が違うのがこの作品の魅力」と、二面性を描く新しいラブ・ストーリーの奥深さを語った。

 全国公開に先んじてYouTube企画でなにわ男子メンバーと本作を鑑賞したという長尾。「メンバーそれぞれが“純愛か、洗脳か”どっちだろうと反応してくれて嬉しかった。僕が出ている映画を一緒に観るのは初めてで嬉しかったけれど、緊張して恥ずかしさもあった。でもメンバーそれぞれ噛みしめてくれている気がしました」とホッと胸を撫でおろしていた。山田は取材やPRの場で記者などから質問をたくさんもらったそうで「映画を観てくれた皆さんが周りに意見を聞きたくなるような映画なのかな?」と考察しがいのある深い作品だと実感。廣木監督は「僕は純愛だと思って撮っていますから……あれ? 本当か!?というツッコミが欲しいなあ」と笑わせた。

 宮嶺と景のクラスメイト・根津原あきら役の醍醐は「(長尾と)撮影以来、久々に会うので目を見にくい。お互いに役の衣装の制服じゃないので雰囲気も違うし。どうやってしゃべったっけ」と急に人見知りを発動。劇中で醍醐にいじめられる長尾だが「いじめのシーンでも醍醐君は優しいので『今の大丈夫だった?』と声をかけてくれたりした」と気配りに感謝していた。

 屋上での寄河 景との対峙シーンを見どころに挙げるのは、宮嶺と景の学校の先輩・善名美玖利役の中井。「屋上に登って歩く経験なんてないので、足が震えるくらい怖かった。でも山田さんはスタスタと歩いていて肝が据わっているなあと思った」と驚嘆すると、山田は「安全策は取られていたので足を踏み外しても真っ逆さまはないだろうと思いつつも、内心はヒヤヒヤでした」と回想していた。

 宮嶺と景のクラスメイト・木村民雄役の中川は「いじめのシーンでは長尾さんが毎回『もっと本気で!』と言ってくださって、リラックスしていじめることができました……。あれ? 言い方おかしいか」と苦笑い。

 宮嶺と景のクラスメイト・緒野江美役の上原は「屋上で根津原君をバットで殴るシーンがイチオシ。本当に殴っているわけではないのに、完成した作品を観た時は本当に殴っているように見えたから」と映画のマジックに感動していた。

 宮嶺と景のクラスメイト・氷山麻那役の小林は「寄河 景のスピーチをクラスメイトが聞くシーンは、何度テイクを重ねても鳥肌が止まらなかった。涙が出て来そうな気持ちになった」と山田の熱演に感激。これに山田は「嬉しいです!」と喜んだ。

 宮嶺と景のクラスメイト・大関華役の井本は「実はあまねとは高校が同じで席も隣りだったので……。高校時代を懐かしがりながら撮影が出来て良かった」としみじみしていた。

 また「この秋、最もピュアで刺激的なラブストーリー」である本作にちなんで、最近“最もピュアだな”or“最も刺激的だな”と思ったことを長尾と山田が発表。長尾は仕事終わりに一緒に食事をしたマネージャーの反応にピュアさを感じたという。「町中華に連れて行っただけで『ここ行きたかったんですう~!』と喜んでくれて。餃子でテンションが上がる人っているんだなと思ってめっちゃ嬉しかった。僕も餃子でテンションが上がるくらいピュアでい続けなければなぁとも思った」と実感を込めていた。

 埼玉県出身の山田は、幼少期の自身のピュアさを回想。「送電線を繋いでいる赤と白の鉄骨が何本か立っていて、小さい頃はそれを見て東京タワーだと思っていた」と述べると、長尾は「分かる! 分かる! 俺は通天閣だと思ってた! 一緒一緒!」と共感。山田が「伝わって嬉しい!」と声を弾ませると、さらに長尾は「僕は東京に出て来て4、5年経つけれど、まだ東京タワーを見ると写真を撮る!」と告白。これに山田は「カワイイ~!」と長尾のピュアさに大笑いだった。

 最後に山田は「いろいろな角度で受け取れる映画です。宮嶺 望と寄河 景の真実の愛があって、それがどのように受け取ってもらえるのか。観る人によって違いが出ると思うので、それが今日から広がって行くのが嬉しいです」と大ヒットに期待。長尾も「皆さんが思うピュアとこの映画のピュアは異なるかもしれない。だからこそ、発見と驚きがたくさん詰め込まれています。これから僕たちも皆さんにとって刺激になって、よりピュアでい続けたいので、本作と僕らのことを引き続きよろしくお願いいたします!」と呼び掛け、最後にW主演のふたりによる「恋に至る病」という掛け声に合わせて、駆け付けた満員の観客が「大ヒットー!」と公開をお祝いし、青と銀のテープが美しく舞う中、幕を閉じた。

公開表記

 配給:アスミック・エース
 大ヒット上映中!

(オフィシャル素材提供)

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