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監督デビュー30周年記念「月刊ホン・サンス」第2弾『小川のほとりで』キービジュアル&予告&場面写真 解禁

©2024 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved.

 2025年11月から2026年3月までの5ヵ月間、韓国の名匠ホン・サンス監督のデビュー30周年を記念して、新作5本を5ヵ月連続で公開する「月刊ホン・サンス」が開催される。この度、第2弾となる『小川のほとりで』のキービジュアル・予告編・場面写真が解禁となった。

監督デビュー30周年記念!5ヵ月連続で新作を味わう「月刊ホン・サンス」
第2弾は新作『小川のほとりで』、ヒット作『逃げた女』も限定上映!

 1996年の長編デビュー作『豚が井戸に落ちた日』から30年。これまで30本以上の監督作を発表し、近年はさらなるハイペースで自身のフィルモグラフィを更新し続けるホン・サンス。韓国のソウルに生まれ、アメリカで美術を学んだホン・サンスは、大作商業映画からは距離を置いた映画の製作体制を築き、ベルリン国際映画祭での5度の受賞をはじめ、カンヌ、ヴェネツィア、ロカルノなど数々の国際映画祭で活躍し唯一無二の存在感を示してきた。
 ホン・サンス監督のデビュー30周年を記念して、2025年11月から2026年3月までの5ヵ月間、最新作を含む新作5本を月替わりで公開する「月刊ホン・サンス」を開催。第2弾は、キム・ミニがソウルの女子大の講師役を演じ、第77回ロカルノ国際映画祭で最優秀演技賞を受賞した『小川のほとりで』(英題:By the Stream)。さらに、一部劇場限定で、新作にリンクしたテーマで過去作を振り返る特集「別冊ホン・サンス」では、キム・ミニが3人の女友達を訪ね歩く、ここ数年のホン・サンス作品の中でも屈指の人気を誇る『逃げた女』(20)。繊細で奥行きのある主演キム・ミニの魅力を、新旧2作を通して堪能できる贅沢なプログラムとなっている。

笑って、怒って、泣いて、踊る、自然体で揺れ動くキム・ミニの魅力が炸裂
キービジュアル・予告編・場面写真6点解禁

 演劇祭が間近に迫るソウルの女子大学。校内の恋愛スキャンダルの穴埋めをするため、テキスタイル・アーティストであり、講師として働くジョニムは、有名な俳優で舞台の演出も手がける叔父のシオンを臨時の演出家として招聘する。演劇祭に向け寸劇作りがスタートするが、学生たちの恋愛事件の余波や、先輩の大学教授とシオンとの新たな恋の予感など、10日の間にさまざまな出来事が巻き起こる。
 『逃げた女』(20)以来の単独主演で、キム・ミニが再び圧巻の存在感を放つ『小川のほとりで』は、第77回ロカルノ国際映画祭で最優秀演技賞を受賞。ソウルの女子大を舞台に、演劇祭をめぐる学生と大人たちの恋愛模様を描く群像劇。月の満ち欠けのように揺れ動く人間関係を、静かに、時にシニカルに見つめるキム・ミニ演じる主人公のまなざしが観るものに深い余韻を残す。

©2024 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved.

 今回解禁されたキービジュアルは、物憂げに遠くを見つめるキム・ミニの横顔が大きく切り取られる。タイトルの通り、小川のほとりにあるキャンパスを舞台に、登場人物たちの思いや関係性が交錯していく世界観を象徴するデザインとなっている。川を模したグラフィックの中に浮かぶコピーは、「一度きりの舞台、一晩だけの本音。」。突貫の演劇の行方はもちろん、演劇祭の後に行われる打ち上げで学生たちの本音がどのようにあらわになるのか。物語の展開に期待が高まる仕上がりとなっている。

 加えて解禁された場面写真では、川沿いでスケッチをする主人公ジョニム(キム・ミニ)、臨時講師としてキャンパスにやってきた叔父のシオン(クォン・ヘヒョ)、学生たちとの稽古風景、シオンを慕う大学教授(チョ・ユニ)、三股をかけてクビになったお騒がせ演出家(ハ・ソングク)など、個性豊かな登場人物たちの姿が確認できる。

 今週末からついに「月刊ホン・サンス」第一弾『旅人の必需品』がユーロスペースほか全国順次公開。続く第二弾となる本作『小川のほとりで』は12月13日(土)より公開となる。多作なホン・サンス監督の「いま」に出会える特別企画、「月刊ホン・サンス」。監督デビュー30周年を機に、劇場でしか味わえないホン・サンスの世界をぜひ堪能してほしい。

公開表記

 配給:ミモザフィルムズ
 2025年12月13日(土)より、ユーロスペースほかにて全国順次公開

(オフィシャル素材提供)

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