イベント・舞台挨拶

『ストロベリームーン』大ヒット御礼舞台挨拶

© 2025「ストロベリームーン」製作委員会

 登壇者:當真あみ、齋藤 潤、池端杏慈、吉澤要人(原因は自分にある。)、酒井麻衣監督

 TikTokで話題を呼び、「令和イチ泣ける」と話題の芥川なお原作のベストセラー純愛小説を、『余命10年』や『いま、会いにゆきます』などを手掛けてきたレジェンド脚本家・岡田惠和と、「美しい彼」シリーズで若手実力派として注目を集める映画監督・酒井麻衣が、世代を跨いだ新鮮なタッグで実写化する、映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』が、大ヒット上映中。
 10月29日(水)、本作の大ヒット御礼舞台挨拶が実施され、當真あみ、齋藤 潤、池端杏慈、吉澤要人(原因は自分にある。)、酒井麻衣監督が登壇した。

 映画鑑賞者満足度96.8%、「感動した」という方は97.3%、「泣いた」94.1%という高い満足度を誇る本作。映画鑑賞後の会場内には涙ぐむ観客から大きな拍手で迎えられた當真は「今日は映画を観に来ていただきありがとうございます。ちょうどさっき拍手していただいていたのを、向こうのカーテンの後ろで聞いていました。本当にありがとうございます」と挨拶。酒井監督も「今、ハンカチやタオルを手にウルウルしている方のお顔を見ることができてとてもうれしいです。すごく感動したという声も届いています」と呼びかけた。

 くしくもORANGE RANGEが歌う本作の主題歌「トワノヒカリ」MVがYouTubeで公開されたばかりだが、演出を担当した酒井監督は、「1年ぶりの撮影現場だったので、もう一度、萌と日向と現場で会えることがうれしかったのと、ORANGE RANGEさんがこの映画を観て、とても前向きで優しい曲をつくってくださったので、その曲を萌と日向とORANGE RANGEさんとでつくれることがとてもうれしかったです」と語ると、「映画を観たからこそ感じるところ、好きな人と会えない期間というイメージでつくらせていただきました」と明かす。

 當真も「撮影がちょうど1年後で、萌になれるのかなと思ったんですけど、現場に入ったら、監督はじめ映画のスタッフさんがいらっしゃって。そこで一気に時間を戻せて、懐かしい気持ちとともにスッと入っていくことができました。MVに出演してる部分は、萌ちゃんがやりたかったことを一緒にできている感じの映像だったので。そこを1年越しにできて、結構グッとくるものがたくさんありました」としみじみ。

 齊藤も「お話を頂いた時は、1年越しにまた日向くんをできるといううれしさと、でもまだ実感がないという思いで撮影現場に入ったんですけど、衣装やヘアメークをしていただき、監督の現場に入った途端に、1年前の記憶が完全に戻ってきて、自分でもすごく不思議な感覚でした」と続けた。

 そしてこの日は、本作の脚本を担当する岡田惠和よりサプライズでメッセージを送られることになり、キャスト陣も思わず感激の表情。まずは當真に向けて「當真あみさんへ。萌は、當真さんに演じてもらうことを待っていた役なような気がします。それくらい映っているすべてが、萌そのものでした。あなたが台詞をしゃべると、言葉に花が咲きます。脚本家として、當真さんの萌が書けて幸せでした。本当にありがとう」というメッセージを読みあげられると、思わず涙ぐんだ當真。「岡田さんとは一度ラジオに出演していただいてお話したんですけど、その時にも『出ていただけてよかった』と言ってもらえて。もちろん原作の芥川先生もそうですし、岡田さんにも言っていただけるのは、演じている身としてすごくうれしいです」と感激の表情。

 続いて齋藤には「齋藤 潤さんへ。他の誰にも似ていない。美しいお芝居をされる俳優さんです。きっと多くの脚本家が書きたがると思います。登場したときの、優しいけど自分に自信のない男の子が、映画の終わりにはたくましく強い男になっていった。見事でした。“出来ること、なんかあるだろ”は、役者を信用してないと書けない台詞でした」というメッセージが。それには齋藤も「僕にはもったいなさすぎるほどです」と恐縮しながらも、「でもそのお言葉を頂けたのも、原作の芥川先生、脚本の岡田さん、そしてスタッフの皆さんに支えていただけたからだと思うので。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝のコメント。

 そして池端へは「池端杏慈さんへ。麗は、本当は複雑な気持ちを持っているのに、潔いという実に難しい役でした。映画を支える役を見事に演じてくれました。きっと映画を観た方皆が、池端さんが演じた麗が友達にいたらいいのにと思ったと思います。“私が許す”“私の親友は格好いいの”池端さんの麗は最高に可愛くて格好いい、萌がほしかった友達そのものでした」というメッセージが読み上げられ、池端も「劇中でも出てきた“私が許す”というセリフは、一番悩んだシーンでした。なかなか友達にこういうことを言わないよなと感じた時に、どうやって萌にこの言葉をぶつけようかとずっと考えていたので。岡田さんにこんなことを言われるなんて、本当にうれしいです」と感無量の様子。

 さらに吉澤には「吉澤要人さんへ。吉澤さんの演じられたカワケンという役は実はとても匙加減がむずかしい。もてるのにまったく嫌味がない。いい奴でした。“何往復するの?”のシーンは笑いました。そして、ほんのかすかに、麗への想いを感じさせるお芝居。そこを確認するためにもう一度観ていただきたいくらいです。繊細な演技を、ありがとう」というメッセージで、それには吉澤も「岡田さんにそうおっしゃっていただいたので。ぜひもう一度皆さま、観てください!」と会場に呼びかけた。

 そして最後に酒井監督へのメッセージが。「酒井麻衣監督へ。酒井監督に撮ってもらうと、脚本が喜んでいる気がします。素敵な映像も本当に見とれてしまうくらい好きだけど、私は酒井監督の人を見つめる目線が大好きです。人間の力を信じているから映画が美しいのだと思っています。ありがとう、また!」という言葉に、酒井監督も「先ほど當真さんも涙を流されていましたけど、私も今、とても泣きそうでございます。本当にうれしいですし、本当にこの映画がいとおしいので。メッセージがとてもうれしいです」と感激した様子だった。

 この日はさらにサプライズが。11月2日が當真の19歳の誕生日ということで、サプライズで特製バースデー・ケーキが登場。それには「自分の誕生日がもうちょっとだっていうのを忘れていました」と驚きを隠せない様子の當真だったが、そんな彼女に向かって会場が一体となって「當真あみさん、お誕生日おめでとうございます!」の大合唱。その祝福の言葉に感激した様子の當真は「『ストロベリー・ムーン』を撮影していた時はまだ高校3年生だったんですけど、今、ちょうど高校生を卒業して。これからはしっかりと自分で考えながら頑張っていきたいなと思っているので。こうやってお祝いしてくださる方がこんなにいっぱいいることが今、とてもうれしくて。これからもっと自分の誕生日を祝っていただけるような人でありたいなと思います」と決意を語った。

 しかしサプライズはまだまだ終わらない。劇中で當真の父を演じたユースケ・サンタマリアからのサプライズコメントも寄せられ、「皆さん、こんにちは! あみちゃん、お誕生日おめでとう! あみちゃん、潤くんは日本横断宣伝キャンペーンお疲れ様です。でも、それをやる価値は十分にある本当に素敵な作品なので、一緒に映画を作った身としては、とてもありがたいです。ひと夏だけとはいえ、作品の中だけとはいえ、あみちゃんのパパになれて本当に幸せな時間だったよ。この先、あと3回くらいは あみちゃんのパパの役をやるつもりなので、これからもよろしくね。當真あみファンクラブ副会長、兼パパ、ユースケ・サンタマリア。因みに、潤君のファンクラブでは会計をやっています」と読み上げられると當真も思わず笑顔となり、「めちゃくちゃうれしいですね。現場でもすごく優しくしてくださっていて。撮影中のお父さんたちとの雰囲気が、ここまでつながっているくらいすてきな方なので。そんなユースケさんから温かい言葉をいただけて、うれしいです」と感激の表情を見せた。

 そんな大盛り上がりのイベントもいよいよ終盤。最後のコメントを求められた酒井監督は「皆さん活躍されている方々ですけど、本当に次世代の映画スのターたちが大集結している映画だと思っています。何年後か後に見返したらもう豪華すぎるメンバーが出ている映画で。歴史に刻む映画になっていると思っています。本当に愛すべき映画で、たくさんの人から『本当にいい映画をありがとうございます』『感動しました』と言っていただいてるので、これからも愛してくださればと思っております」と挨拶。當真も「今日は本当にありがとうございました。サプライズから何から、この作品に携われて、本当にしあわせですし、こうやってまた祝っていただけるような人であり続けられるよう頑張れたらなと思います。皆さん今日、観ていただいて、思ったことや感想をご家族の方やお友達などにお話していただけたら。わたしも感想を見たいので、ぜひ送っていただけたらうれしいです。また何度でも観に来てください」と会場に呼びかけた。

公開表記

 配給:松竹
 大ヒット上映中

(オフィシャル素材提供)

関連作品

スポンサーリンク
シェアする
サイト 管理者をフォローする
Translate »
タイトルとURLをコピーしました