

イントロダクション
第73回サン・セバスティアン国際映画祭New Directors部門のクロージング作品として選出され、現地のワールドプレミア上映後には熱い喝采を浴びた本作。
監督を務めたのは、『21世紀の女の子』(19)の一篇「reborn」で注目を集め、中編「レイのために」(19)や短編「木が呼んでいる」(20)など数々の映画賞を受賞した経歴をもつ坂本悠花里。少女たちの繊細な感情を耽美にすくいとった唯一無二の映像感覚で、鮮烈な長編映画デビューを飾る。
本作は、周囲に馴染めず転校を繰り返してきた主人公・杏菜が、転校先の寄宿学校で出会った、美しく完璧なルームメイト・莉花の突然の死をきっかけに、残された≪日記≫と、莉花の“魂”に静かに侵食され、心を揺るがせていく物語。
これまでの少女映画では描かれなかった、“死の向こう側”へとそっと踏み込んでいく、かつて観たことのない、“ファントム・ファンタジー”がここに誕生した。

ストーリー
周囲に馴染めず、転校を繰り返す杏菜が、新たな寄宿学校で出会ったのは、美しく完璧な少女・莉花。
しかし、莉花は突然、屋上から飛び降りて命を絶ってしまう。残されたのは一冊の≪日記≫。ページをめくるたび、莉花の苦悩や怒り、痛み——そして、言葉にできなかった“ある秘密”が浮かび上がる。やがて日記から青白く揺れる“鬼火”のような魂が現れ、杏菜の心に静かに入り込み……杏菜は予想もつかない行動へと踏み出す————。
(2025年、日本、上映時間:110分)
キャスト&スタッフ
出演:美絽 池端杏慈 蒼戸虹子
河井青葉 岩瀬 亮 山村崇子 永野宗典 田中佐季
伊藤 歩 吉原光夫/門脇 麦
監督·脚本·編集:坂本悠花里
プロデューサー:山本晃久
ギャラリー













予告編
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公開表記
製作・配給:ビターズ・エンド
12月26日(金) 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開!
(オフィシャル素材提供)






