作品紹介

『みんな、おしゃべり!』

©2025映画『みんな、おしゃべり!』製作委員会

イントロダクション

 河合 健監督のオリジナル最新作『みんな、おしゃべり!』。
 電器店を営むろう者の父と弟、聴者の夏海の古賀家。
 同じくその町に暮らすクルド人一家が、些細なすれ違いから対立、両者の通訳として駆り出された夏海と在日クルド人のヒワでも手に追えない状況の中、夏海の弟・駿が作り出した謎の文字が学校・街を巻き込む事態へと発展し、想像を超えた結末へ向かう――。
 これは、言語・コミュニケーション格差下で繰り広げられる、“誇り高き小競り合い”を描き、消滅危機言語を扱った前代未聞の作品。
 主人公のCODA(Children of Deaf Adults/ろう者の親を持つ聴者の子どもの意)の夏海役は映画『愛のゆくえ』の⻑澤 樹、父の友人役にはドラマ『デフ・ヴォイス』の那須英彰、同じく父の友人役として映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』の今井彰人、街おこしを計画する団体職員役に板橋駿谷、ろう学校の先生役として小野花梨が参加している。
 また、夏海の父・和彦役で演技に初挑戦するのは、⻄日暮里でラーメン屋を営む「麺屋 義」の店⻑でろう者の毛塚和義。
 その他にも演技初挑戦となる、ろう者・クルド人が多数出演している。

©2025映画『みんな、おしゃべり!』製作委員会

ストーリー

 ろう者の父と弟がいる古賀家と、その街に新しく越してきたクルド人一家が、些細なすれ違いから対立する。二つの家族の通訳として繰り出されたのは、古賀家で唯一の聴者である娘の夏海と、クルド人一家で唯一日本語が話せるヒワだった。二人は次第に惹かれ合っていくが、両者の対立は深まるばかり。そんなある日、夏海の弟・駿が描いた謎の文字をきっかけに、小さな対立は街を巻き込む問題へと発展、想像を超えた結末へと向かっていく――。

 (2025年、日本、上映時間:143分)

キャスト&スタッフ

 出演:長澤 樹、毛塚和義、福田凰希、ユードゥルム・フラット、Murat Çiçek、那須英彰、今井彰人、板橋駿谷、小野花梨
 監督:河合 健
 脚本:河合 健、乙黒恭平、竹浪春花
 プロデューサー:小澤秀平
 ろうドラマトゥルク・演技コーチング:牧原依里/手話指導:江副悟史/ろう俳優コーディネート:廣川麻子/クルド表現監修:Vakkas Colak

 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会

ギャラリー

予告編

©2025映画『みんな、おしゃべり!』製作委員会

オフィシャル・サイト(外部サイト)

 https://minna-oshaberi.com

公開表記

 企画・配給・製作プロダクション:GUM株式会社
 11月29日(土)より、ユーロスペース、シネマ・チュプキ・タバタほか全国順次劇場公開

(オフィシャル素材提供)

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