イベント・舞台挨拶

【MGA MAGICAL 10 YEARS SPECIAL GREETING & CINEMA VIEWING ENCORE】舞台挨拶

©2025 UNIVERSAL MUSIC LLC ©2025 MGA Film Partners

 登壇者:大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架

 現在、5大ドームツアー「Mrs. GREEN APPLE DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”」を開催中のMrs. GREEN APPLE。ツアーラストを飾る東京ドーム公演がいよいよ15日(月)より開幕するほか、“MGA MAGICAL 10 YEARS”を締めくくる、デビューからの軌跡を巡る展覧会「MGA MAGICAL 10 YEARS EXHIBITION『Wonder Museum』」の開催、日本レコード大賞“優秀作品賞”への選出など、大晦日のフェーズ2完結へ向けてその勢いはとどまることを知らない。そんな彼らが放つドキュメンタリー映画『MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM ~THE ORIGIN~』は、日本人アーティストのドキュメンタリー映画史上、オープニング成績歴代NO.1スタートを記録する快挙を達成。2作品あわせての累計興行収入は、公開から12日間で12億を記録するなど、音楽シーンのみならず映画界でも旋風を巻き起こしている。

 この度、両作品の記録的な大ヒットを記念して、【MGA MAGICAL 10 YEARS SPECIAL GREETING & CINEMA VIEWING ENCORE】と題したスペシャルイベントが開催された。イベントの幕が開くと、MCからの呼び込みで大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架が登壇。会場は割れんばかりの拍手と歓声に包まれ、まずは大森が「『THE ORIGIN』いかがでしたか? 本日は楽しんでくださいね!」と挨拶。続いて若井が「楽しい時間にしましょう!」、藤澤も「『THE ORIGIN』を観ていただいて、たくさんいろんなものを受け取っていただいたかと思います。この後も楽しい時間にできたらと思います!」と笑顔を見せると、会場のボルテージは一気に高まった。

 本イベントは、ドキュメンタリー『THE ORIGIN』の上映直後に行われ、ステージ上には映画を鑑賞したファンから届いた熱い感想コメントが並ぶバックパネルも用意された。本作は冒頭のみドキュメンタリーではなく、いわゆる“モキュメンタリー”として描かれている点も話題。そのオープニング・シーンの撮影で印象的だったエピソードについて、大森は「嘘みたいなオープニングだけど、本当のことがずっと起こっていただけ。そこで豊島監督が、“これは、誇張して描いてもいいのでは?”とおっしゃって、やるならものすごいモキュメンタリーを作りましょう、と話して出来たシーンです」と明かした。そして、「冒頭はリアルなスタッフ達なので、彼らの方が緊張していましたね(笑)。結局打ち合わせなどいつもやっていることなので、演出上誇張はしてたけど、ひとつも嘘はなくて。なので、いつも言い慣れてる・言われ慣れてることのやり取りの場にカメラがいるというのが、ちょっと不思議な時間でしたね」と振り返り、若井は「僕は演技緊張しました! 二人は大丈夫そうでしたが(笑)」と会場の笑いを誘った。

 藤澤は「僕は、みんなで並んで車を降りるシーンが冒頭と聞いていたので、一番緊張しました」と撮影の裏側を披露した。そして、実はこのシーンでは、大森が「ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜」、若井が「Harmony」藤澤が「Atlantis」と、過去のライブの衣装を3人が着用しており、大森は「その時の空気感というか、体の感じもあるので、新鮮でした」と回顧すると、藤澤も、「僕は髪色が変わっているので、ちょっと恥ずかしいというか……。自分があの時の自分のコスプレをしているみたいで、ちょっと“照れ”はありましたね」と回答した。さらに、「あなたは初めて、ミセスを知る。」というキャッチコピーにちなみ、撮影開始から『FJORD』のステージで「Variety」を披露するまでの約300日間で、互いに「初めて知った」姿はあったかという問いには、大森が「若井がとっても話すのが上手!」と口火を切ると、若井は「自分の素直な気持ちを話しただけです」とはにかんだ様子で応え、続けて「僕が思ったのは、涼ちゃん(藤澤)が海外に行った時の髪の毛のコンディションの良さ」とユーモアを交えて回答。藤澤も「映画を観て、自分に対して自分はこういう感じなのか、と恥ずかしくなりました(笑)。例えば、『Variety』のタイトルをイタリアのジェラート屋で元貴に聞かれた時の反応が遅いとか(笑)」と明かし、またも会場からは笑い声が上がった。また、バックパネルに寄せられた鑑賞者からの熱い感想コメントにも触れ、「嬉しい!」「こういう風に観てくれて、とてもありがたいね!」とメンバーも興味深そうに視線を走らせ、ファンとの想いの共有を楽しんでいた。

 続いて話題は、同時公開中のライブフィルム『FJORD』へ。ドキュメンタリー『THE ORIGIN』を観た後だからこそ発見できる、ライブフィルムの見どころについては、大森が「ライブの演出面で、フロートに乗ってエンドステージまで行くところがあるんですけど、それがミセスの歴史をたどっているような気がしてすごく好きですね。『THE ORIGIN』を観た後だからこそ、3人に歴史があるんだな、と感じてもらえる演出で、僕はそこです」と挙げると、若井は「『FJORD』の本編って、すごく駆け抜けていて、アンコールが凄くいい!『THE ORIGIN』を観た後だと、違った感じ方するんじゃないかな? 僕たちの歴史や結成当初からの想いがこもったアンコールだったと思います」、藤澤は「フロート演出は、歌っている元貴の顔もいいし、全体的に、“フェーズ2だな”!という感じがして、凄くいい瞬間です」と、それぞれの視点で鑑賞のポイントを語った。

 イベントも終盤に差し掛かり、話題はいよいよ10周年イヤーも締めくくりとなる激動の2025年の振り返りへ。現在の率直な気持ちを訊ねられると、大森は「実感がないですね。発表したものの、特に大きな変化はなく、自分たちの心持ちがちょっと変わるような感じです。でも、こうしてフェーズ2を大切な期間としていい状態で“保管”出来るというのは、すごく嬉しいという気持ちに尽きます」、若井は「フェーズ2もめちゃくちゃ楽しかったけど、フェーズ3もすごく楽しみ。これからももっと、皆さんと一緒に楽しい時間を作りたいです」、藤澤は「フェーズ2、あっという間でしたね! フェーズ2は、もどかしさや抱えるものもたくさんありました。そんな中、今年の“10周年”をメンバーやみんなと迎えることができて、改めて“すごいフェーズ2だったな”と実感できました」と、充実した表情を見せた。最後は、来年1月1日から開幕する「フェーズ3」についてどのような展開が待っているのか、そのヒントを求められると、大森は「ライブをやりたいですね! 来年はファンクラブが10周年なので、JAM’S(ファン)に直接感謝を伝えたいです。今年の“デビュー10周年”を駆け抜けられたのは、本当にファンの皆さんのおかげなので、その感謝を改めて伝える2026年にしたいなと考えています」と笑顔で回答。会場はこれからの活動への期待感と、メンバーを応援する温かい拍手に包まれ、イベントは幕を閉じた。

公開表記

 配給:TOHO NEXT
 全国公開中

(オフィシャル素材提供)

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