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Netflixシリーズ「グラスハート」世界最速試写会イベント

 登壇者:佐藤 健、宮﨑 優、町田啓太、志尊 淳

 ピュアで、最高にエモーショナルな青春音楽ラブ・ストーリーといわれている若木未生の人気小説を原作にした、Netflixシリーズ「グラスハート」の世界最速試写会イベントが都内で行われ、劇中に登場する4人組バンド「TENBLANK(テンブランク)」のメンバーを演じた佐藤 健、宮﨑 優、町田啓太、志尊 淳が600人のファンの前にサプライズで登場。劇中の楽曲「旋律と結晶」(作詞:野田洋次郎/作曲:飛内将大)を生披露して、会場を熱狂させた。

 本作は、主演の藤谷直季を演じる佐藤が作品に出合った、7年くらい前から映像化を熱望して自らが立ち上げた企画。佐藤は、共同エグゼクティブプロデューサーも務めている。監督は、映像作家として、映画『恋する寄生虫』や、テレビCM、ミュージックビデオなど多くの映像作品を生み出し、写真家としても活躍する柿本ケンサクと、Netflixシリーズ「全裸監督」を手がける後藤孝太郎が手掛けている。

 この日は1話上映のあと、タイトルバックが出て、楽曲「旋律と結晶」のイントロが流れ、スモークと照明演出が発生。スクリーンの下の壁が開いて、4人がサプライズで登場。会場から大歓声が上がった。

 演奏終了後、佐藤は、客席に向かって「楽しんでくれました?」と問いかける。返ってきた大きな歓声に笑顔を見せた4人。

 楽曲の生披露の後は、劇中に登場する主人公・藤谷のリビングを模したセットが登場し、4人は撮影中のエピソードやプライベートトークを繰り広げた。SNSで事前に募集された質問に答えたり、グッズのプレゼントをしたり、会場に集まったファンとの交流を、楽しんだ。

 孤高の天才ミュージシャン・藤谷直季役を演じた佐藤は、劇中では歌唱のほか、ピアノ演奏も披露しており「ずっと朝まで練習して、『こんなの無理』って、全部投げ出したくなるときも、頭の中には、いつも皆さんがいました。楽しみに待っていてくれることも知っていたし、みんなの喜ぶ顔が見たかった」と、ファンの存在が撮影中の支えになったことを明かした。また、劇中で使用しているクラシック・ピアノのタッチが気に入り、現物購入したことを明かし、「リビングに置いてあります」とにっこり。

 理不尽な理由で所属バンドをクビになった大学生・西条朱音役を演じた宮﨑はオーディションで選ばれた。雨の中でドラムをたたく印象的なシーンがあり、佐藤が「うちの組は雨の粒の大きさが違う」と嘆くと、宮﨑は「滝のようでした」と同調していた。

 それぞれのカラオケ事情について話が及ぶと、佐藤は「十八番って本当にない。最近は、一緒にカラオケに行くメンバーが、ノブ(千鳥)くらいで、ノブが入れた曲を俺が歌う。ノブが絶対に入れるのが、Vaundyの『踊り子』(苦笑)。
 志尊は「恥ずかしいのでカラオケではあまり歌わない」と話す。
 町田は「ルビーの指環」。
 宮﨑は「中森明菜さんが大好きなので、『飾りじゃないのよ 涙は』です。振り付けも……」と照れながら明かしていた。十八番が無いと悩んでいた志尊が急に「SMAP!『夜空ノムコウ』とか『らいおんハート』を歌う」と答えると、佐藤が「それは一緒に歌います!」とノリノリになる場面も。

 努力家のカリスマギタリスト・高岡 尚役を演じた町田は、本作を撮影していた頃と現在の自身の体型の変化について「13~14キロ違うかな」とマッチョになったことを告白。「健は痩せすぎ」と言い、佐藤は「8キロくらい違うかも」と振り返っていた。

 また、町田は自身のロングヘアについて「健くんから『自毛でいける?』とオーダーされて」と明かし、佐藤からは「ロン毛好きなので、ぜひ伸ばしてほしい」とリクエスト。

 超音楽マニアの孤独なキーボディスト・坂本一至役を演じた志尊は、キーボードとベースにも挑戦。志尊は「ものすごい大変なんですよ。あと、コーラスもちょっとやらせてもらっています(笑)。撮影の2週間前ぐらいに健が『ベースいける?』って(笑)。無茶ぶりだったけれど、実際にやってみると坂本のキャラクターがより広がったと思う」と佐藤に感謝だった。また、「最後の『グラスハート』って曲の時は、ベースを肩に担ぎながらピアノやっています」と報告していた。

 この日の2曲目の「永遠前夜」(作詞・作曲:野田洋次郎)はリビングで披露された。佐藤と志尊がキーボード、町田がギター、宮崎がパーカッションを担当。

 佐藤は「藤谷(直季)的に大事な曲があるんですけど、そのアコースティック・バージョンをやります」と紹介。佐藤と志尊は床に座り1台のキーボードを2人で演奏。観客は歌声と楽器の音色に酔いしれた。

 この日は、TENBLANKのライバル・ユニットで、カリスマ的人気を誇るOVER CHROMEで真崎桐哉役を演じている菅田将暉からのビデオメッセージも上映された。菅田は、佐藤からの直接オファーで参加したことを明かしていた。

 最後に、宮﨑は「本当に自分の人生が変わる作品になりました」と感無量の面持ち。「(ドラムの)練習中はプレッシャーもありましたが、皆さんで音を合わせると楽しさが勝ちました」と笑顔で話し、「何かを頑張っている人の後押しになれる作品です」と作品をアピールした。

 志尊は「1話から10話まですごい楽しいドラマになってると思います。楽しみに見ていただけると嬉しいです」。

 町田は「最初、サプライズ登場させていただきましたけど、驚いてもらえましたか? 出てきて皆さんがあんなに盛り上がってくれるとは思ってもいなかったのですが、間近に声援を受けると本当に力になるなと思いますし、そんな感じでこの作品を皆さんも一緒に盛り上げてきいただけたらすごく幸せだなと思います」とそれぞれの思いを伝えた。

 佐藤は「この作品をヒットさせたいんです。それも、普通のヒットじゃつまらないから、爆発的なヒットを生む作品にしたいと頑張りました。もしも、それが実現したら、それは僕たちだけの手柄ではなく、紛れもなくみんなのものです。一緒に時代を動かそう! 今日は本当にありがとう!」と力強いメッセージを送った。

 メンバーたちは客席に降り、手を振ったり、握手をしたり、ファンの合間をぬって退場してファンとの一体感を楽しんでいた。

 (取材・文・写真:福住佐知子)

Netflixシリーズ「グラスハート」

 配信情報:2025年 Netflixにて世界独占配信

 出演:佐藤 健、宮﨑 優、町田啓太、志尊 淳/菅田将暉
 原作:若木未生/「グラスハート」シリーズ(幻冬舎コミックス刊)
 監督・撮影:柿本ケンサク
 監督:後藤孝太郎
 脚本:岡田麿里、阿久津朋子、小坂志宝、川原杏奈
 エグゼクティブ・プロデューサー:岡野真紀子
 共同エグゼクティブ・プロデューサー:佐藤 健
 プロデューサー:アベゴウ
 ライン・プロデューサー:櫻井紘史
 制作プロダクション:ROBOT
 製作:Netflix

 Netflix作品ページ:https://www.netflix.com/グラスハート(外部サイト)

 ハッシュタグ:#グラスハート、#GlassHeart、#Netflix

Netflix(ネットフリックス)について

 Netflixは、190以上の国や地域で2億2,300万人の有料メンバーが利用するエンターテインメントに特化した世界最大級の動画配信サービスです。各種受賞作を含む幅広いジャンルのシリーズやドキュメンタリー、長編映画、モバイル・ゲームなどを多くの言語で配信しています。好きな時に、好きな場所から、好きなだけ映画やシリーズを楽しんでいただくことができ、いつでも料金プランを変更いただけます。

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