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『迷宮のしおり』2025 シッチェス・カタロニア国際映画祭公式上映

©『迷宮のしおり』製作委員会

 登壇者:河森正治監督、橋本太知(脚本)

 「マクロス」シリーズ河森正治、初のオリジナル劇場長編アニメーション『迷宮のしおり』が2026年1月1日(木・元日)より全国ロードショーとなる。今回、「2025 シッチェス・カタロニア国際映画祭 アニメーション部門」に正式出品されていた本作の公式上映には本作を制作した河森正治監督が登壇し、作品に込めた思いを語った。

 本作は、「マクロス」「アクエリオン」シリーズなどで知られ、先日10/13(月祝)に閉幕した大阪・関西万博で大盛況を博した「いのちめぐる冒険」パヴィリオンをプロデュースするなど、世界から注目され続ける河森正治初のオリジナル長編アニメーション。「歌」が物語のカギとなる本作だが、スマホの世界に迷い込んだ主人公・前澤 栞を演じるのは、新しい学校のリーダーズのSUZUKA。スマホと人間の脳を直接つなぐ研究者であり、若き天才起業家・架神傑を舞台やミュージカルなどで活躍し、2025年の「timeleszprojectでtimeleszに新加入した寺西拓人が演じることが決まっており大きな話題となっている。
 さらに、スマホの中の世界で出会うウサギのスタンプ・小森を、数々の劇場映画や大河ドラマ、また2026年度前期のNHK「連続テレビ小説」『風、薫る』の出演が決定しており、俳優としても活躍する原田泰造が熱演。さらに、栞の幼馴染である希星を伊東 蒼が、クラスメイトで栞に想いを寄せる少年・山田を齋藤 潤が演じる。河森監督が、この豪華キャスト陣と共に、エモーショナルで誰もが共感できる青春賛歌を映像に描き出し、新たなフィールドへと挑む作品となっている。

 さらに本作は10/27(月)に開催される「東京国際映画祭」での公式上映、11/3(月)から開催される「Scotland Loves Animation」での上映も決定するなど、世界各国の映画祭からも注目を浴びている。
 その中、現地時間10月17日(金)14:45(=日本時間:同日21:45)に「2025 シッチェス・カタロニア国際映画祭 アニメーション部門」にて公式上映が行われた。上映前には、河森正治監督と本作の脚本を務めた橋本太知が登壇し、会場に詰めかけた観客に感謝を述べた。

 河森正治監督は「ここで皆さんとお会いできて本当に嬉しい。日本でもまだ誰も観ていないので、皆さんが世界で初めてのお客さんです!」と劇場の観客を盛り上げ、脚本の橋本太知は本作について「現在の自分と、理想の自分をめぐるアイデンティティの冒険。誰しも経験があると思うので、共感してもらえたら嬉しい」と述べ、観客の期待が高まる中、上映がスタート。
 タイトル『迷宮のしおり』がスクリーンに映し出された瞬間には歓声が沸き、エンドロールが流れると同時に、この日一番の大きな拍手が会場を包み、上映後には河森正治監督のもとにファンが駆け寄るなど、終始熱気たっぷりの公式上映となった。

 さらに、本作の監督を務める河森正治監督から初の上映を終えてのコメントが到着!

<河森監督 コメント>
 スマホやSNSに翻弄されるすべての人に贈る、せつなさと勇気のアニメーション『迷宮のしおり』。
 素晴らしいスタッフやキャストに恵まれて、海を越えてスペインの皆さんにも楽しんでいただけたことを心より嬉しく思います!
 本作が誰かの背中をそっと押すきっかけになれば幸いです。
 ありがとうございました。

 日本では、2026年1月1日(元旦)からの公開に先駆け、「第38回東京国際映画祭」にて、舞台挨拶付きの特別上映が予定され、河森監督をはじめ、前澤 栞・SHIORI役のSUZUKA、小森役の原田泰造、倉科希星役の伊東 蒼、山田健斗役の齋藤 潤が登壇予定。

公開表記

 配給:ギャガ
 2026年1月1日(元日)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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