作品紹介

『楓』

©2025 映画『楓』製作委員会

イントロダクション

 スピッツの名曲「楓(かえで)」を原案にした、映画『楓』(配給:東映/アスミック・エース)が12月19日(金)に全国公開となる。時代を超えて愛される国民的バンド・スピッツの楽曲が、デビュー34年にして初の映画化。「楓」は、1998年にリリースされた8thアルバム『フェイクファー』の収録曲で、同年にアルバムからシングルカットされ、その後数多くのアーティストにカバーされながら、27年経った今も愛され続ける名曲。ボーカルで作詞・作曲も担当する草野マサムネが綴る歌詞と心揺さぶるメロディーは、聴く人それぞれに寄り添い、大切な人との別れや想い出を包み込む。
 本作で監督を務めるのは、多様な恋愛映画を手がけてきた行定 勲。『世界の中心で、愛をさけぶ』に続く令和を代表するラブ・ストーリーに挑む。そして、オリジナル・ストーリーを書き上げたのは、『ソラニン』『東京リベンジャーズ』などジャンル問わず常に評価される脚本家・髙橋 泉。そして音楽は、藤井 風などさまざまなアーティストの作曲や編曲、プロデュースを務め、優れた楽曲をCM・映画・ドラマなど多方面に提供するYaffleが担当する。
 物語の主人公を演じるのは、福士蒼汰と福原 遥。双子の弟・恵を失った涼(福士蒼汰)が、残された恵の恋人・亜子(福原 遥)の前で弟のフリをしてしまうところから始まる、2人の切なすぎる運命を描く。

©2025 映画『楓』製作委員会

ストーリー

僕は、弟のフリをした。君に笑っていてほしくて。

 須永 恵(福士蒼汰)と恋人の木下亜子(福原 遥)は、共通の趣味の天文の本や望遠鏡に囲まれながら、幸せに暮らしていた。しかし朝、亜子を見送ると、恵は眼鏡を外し、髪を崩す。実は、彼は双子の弟のフリをした、兄・須永 涼だった。1ヵ月前、ニュージーランドで事故に遭い、恵はこの世を去る。ショックで混乱した亜子は、目の前に現れた涼を恵だと思い込んでしまうが、涼は本当のことを言えずにいた。幼馴染の梶野(宮沢氷魚)だけが真実を知り涼を見守っていたが、涼を慕う後輩の日和(石井杏奈)、亜子の行きつけの店の店長・雄介(宮近海斗)が、違和感を抱き始める。二重の生活に戸惑いながらも、明るく真っ直ぐな亜子に惹かれていく涼。いつしか彼にとって、亜子は一番大事な人になっていた。一方、亜子にもまた、打ち明けられない秘密があった――。
 愛するからこそ、伝えられなかった想い。
 めぐる季節の中で明らかになる、あまりにも切ない真実に、驚きと涙がとまらない。

 (2025年、日本、上映時間:120分)

キャスト&スタッフ

 出演:福士蒼汰 福原遥
    宮沢氷魚 石井杏奈 宮近海斗
    大塚寧々 加藤雅也
 監督:行定 勲
 脚本:髙橋 泉
 原案・主題歌:スピッツ「楓」(Polydor Records)
 音楽:Yaffle
 プロデューサー:井手陽子 八尾香澄
 製作:映画『楓』製作委員会 
 制作プロダクション:アスミック・エース C&Iエンタテインメント

ギャラリー

予告編

©2025 映画『楓』製作委員会

オフィシャル・サイト(外部サイト)

https://kaede-movie.asmik-ace.co.jp

 公式X/公式Instagram/公式TikTok:@kaede_movie1219

公開表記

 配給:東映 アスミック・エース
 12月19日(金) 全国公開

(オフィシャル素材提供)

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