作品紹介

『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』

© HEELS ON FIRE LTD 2017

イントロダクション

 1970年代のデビュー以来、ファッショニスタから熱狂的に支持されてきたシューズブランド<マノロブラニク>。ダイアナ妃からメラニア・トランプまでセレブたちの大切なシーンで足元を素敵に輝かせてきた。マドンナの「<マノロ>の靴はセックスよりも良い」という発言が話題となり、大人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の主人公キャリーが愛してやまない靴として一般的にも爆発的なブームとなる。“芸術作品”として飾っておくことに喜びを見いだしたり、死後に一緒に埋葬されるように手配する女性が現れるなど、誰もが虜になる、まさに“魔法の靴”。
 しかし……デザインを手がけるマノロ・ブラニク自身は「今でも工房(アトリエ)で過ごす時間が人生の喜びだ」と語り、加熱するブームを冷ややかに眺め、イタリア・ミラノの工房(アトリエ)で職人たちとハンドメイドで制作することに、こだわり続けている“夢の靴”が生みだされるまでの一風変わった思考プロセス、ため息がでるほど美しいスケッチ、ガーデニングをこよなく愛する美意識に彩られたプライベートまで、天才マノロの魅力に迫るファッション・ドキュメンタリー!
 ブランドを愛用するセレブとして登場するのは“プラダを着た悪魔”こと米版「ヴォーグ」編集長アナ・ウィンター、歌姫リアーナ、シューズデザイナーのシャーロット・オリンピア、故デヴィッド・ボウイの妻でモデルのイマン。そして、古くからの友人であり、ティファニーのジュエリーデザイナーとして活躍する画家ピカソの娘パロマ・ピカソや、女優アンジェリカ・ヒューストンなど。彼女たちが語るアイロニカルでユーモアあふれるマノロの素顔は実にチャーミング! あなたも一瞬で心奪われる!

© HEELS ON FIRE LTD 2017
© HEELS ON FIRE LTD 2017

ストーリー

 もしも何もかもが正反対の相手が突然現れて、自分を予想外の未来へと導いてくれるとしたら――?
 セーヌ川が流れるパリ郊外で、助産師として堅実に働くクレール(カトリーヌ・フロ)のもとに、30年前に突如姿を消した血のつながらない母ベアトリス(カトリーヌ・ドヌーヴ)から「会いたい」と1本の電話が入る。
 ベアトリスは堅実なクレールとは真逆の生き方をしてきた女性。自由が好きで、お酒が好きで、ギャンブルも好き。クレールは、父親を置いて去った身勝手な彼女に苛立ちながらも、全てを失って戻ってきたベアトリスのことを放ってはおけなかった。
 いつしかクレールは、ベアトリスの生き方に影響され、人生の扉を少しずつ開きはじめる。

 (原題:Manolo: The Boy Who Made Shoes for Lizards、2017年、イギリス、上映時間:89分)

キャスト&スタッフ

 監督・脚本:マイケル・ロバーツ
 出演:マノロ・ブラニク、アンナ・ウィンター、リアーナ、パロマ・ピカソ、シャーロット・オリンピア、イマン、アンジェリカ・ヒューストン、ジョン・ガリアーノ、ソフィア・コッポラ、ルパート・エヴェレットほか

ギャラリー

予告編

公開表記

 配給:コムストック・グループ
 12月23日(土・祝)新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー!

(オフィシャル素材提供)

関連作品

スポンサーリンク
シェアする
サイト 管理者をフォローする
Translate »
タイトルとURLをコピーしました