イベント・舞台挨拶

『MIRRORLIAR FILMS Season2』完成披露試写会舞台挨拶

©2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

 伊藤主税(and pictures)、阿部進之介、山田孝之らが「だれでも映画を 撮れる時代」に、自由で新しい映画製作の実現を目指して、年齢や性別、職業、若手とベテラン、メジャーとインディーズの垣根を越え、切磋琢磨しながら映画を作り上げる短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)」。“変化”をテーマに、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなど総勢36名が監督した短編映画をオムニバス形式で4シーズンに分けて公開。

 2月18日(金)より順次公開となるSeason2には、阿部進之介、紀里谷和明、志尊 淳、柴咲コウ、三島有紀子、山田佳奈、そして419作品の応募の中から選ばれたクリエイター、Azumi Hasegawa、柴田有麿、駒谷 揚の3名が参加している。

 この度、1月12日(水)に渋谷ユーロライブで完成披露試写会が行われ、上映前の舞台挨拶に、本作のプロデューサーであり、紀里谷監督作『The Little Star』に主演する山田孝之が登壇。さらに、観客にはサプライズで『The Little Star』出演の松本まりかもサプライズで登場した。

 「MIRRORLIAR FILMS」の発起人であり、プロデューサーを担う山田は、「初めてのことに挑戦するというのは、怖くなったりもします。でも“なぜこういうものを作っているのか”というか、一歩視点を変えて、僕たちが作っていることの意味まで踏み込んで観てもらえたら、このプロジェクトの魅力が伝わると思う。僕たち表現者は、受け手側がいて、育ててもらう立場でもある。2つでひとつのようなもの。監督みんなのことを応援し続けてほしいなと思います」と挨拶。

 Season2の公開については「今回初めて監督に挑んだ阿部監督や志尊監督、柴咲監督はもちろん、今後監督作が控えている水川あさみも『本当にやって良かった。誘ってくれてありがとう。長編も撮りたい!』と意気込んでいました。彼らには“カメラの後ろ”に立つことの大切さが伝わっていて、本当に素晴らしい取り組みだと言ってくれています。その思いが、観る人たちにまでどう刺さっていくのかが僕たちの課題であり、模索しているところです」と率直な心境を述べた。

 また、プロデュースのみならず、Season1の安藤政信監督作に続き、Season2では紀里谷和明監督作『The Little Star』に主演している山田。監督からオファーがきたときの心境については「嬉しかったです」と即答。「(紀里谷監督は)予算も少ない中で、アクション描写を盛り込もうとされていました。そこには理由があって、短編映画というのは詰め込むのではなく、抽象的な作品のほうが多い、と。だから自分はスピード感のあるものをやるんだ!という明確な理由です」と述懐。続けて「アクションに挑戦するのは、絶対に怪我をするから嫌だったんですよ(笑)」とぼやきながらも、「でも紀里谷組に参加できることは嬉しいしな……ということで、覚悟を決めました」と振り返った。

 するとここで、『The Little Star』で共演した松本まりかが観客にはサプライズで登場。2000年にNHKで放送されたドラマ「六番目の小夜子」以来、21年ぶり、しかも夫婦役での共演となった山田と松本。

 松本は、山田との共演が決まったときを振り返り、「嬉しかったですけど、孝之に芝居を見られる怖さもありました」と吐露。「でも今回は役作りをせずに“空っぽの状態”で臨もうと思ったんです。そして紀里谷監督には『私を洗脳してください』とお伝えしました。監督は本番に入る直前に役柄の状況や気持ちを伝えてくださり、それを聞いて私もどんどん苦しい気持ちになっていく。そんな苦しい気持ちを細胞に染み込ませた状態で、目をパッと見開いたら目の前に孝之がいて……。すると不思議なことに、こんなに自分の手が力強く動くのかと思うぐらい、孝之に感情をぶつけることができました。孝之も本当に怯えた目をしていて。その表情を見たときにゾクゾクっとしましたね」とニッコリ。

 一方の山田も「まりかから人生相談を受けることはあったけど、『小夜子』以来、ずっと共演はなくて。ここ最近はとても活躍されていて“注目の人”になっている。俺とまりかでこの物語を演じることができるのか?と思ったりもしましたが、凄かったですよ、それは観てもらえれば分かります」と久々の共演を楽しんだ様子。

 最後に挨拶を求められた松本は、「20年間、いろんな時代の孝之を“いち視聴者”として見てきました。そしたらいつの日か、孝之が変わった瞬間があったんです。コミュニケーションを人としていこうと思ったんだろうな、と。今回のプロデューサー業もそうですよね。『なぜ孝之はこんなにも短編映画を作るんだろう?』と思ったけど、今回ご一緒してみて附に落ちましたし、納得しました。これからもいろいろなことに挑戦されると思いますが、注目していきたいと思います」としみじみ。それを聞いていた山田は「まだ視聴者なんですね、あなたは(笑)」と苦笑いしながらも、「意味のないことを意味のあるようにやることを、今後も続けていきたいと思っています」と抱負を語った。

登壇者:山田孝之・松本まりか

『MIRRORLIAR FILMS Season2』作品概要

  伊藤主税(and pictures)、阿部進之介、山田孝之らが「だれでも映画を撮れる時代」に、自由で新しい映画製作の実現を目指して、年齢や性別、職業、若手とベテラン、メジャーとインディーズの垣根を越え、切磋琢磨しながら映画を作り上げる短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)」。“変化”をテーマに、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなど総勢36名が監督した短編映画をオムニバス形式で4シーズンに分けて公開。Season1は、北京国際映画祭でのワールドプレミア、金沢でのジャパンプレミアを経て2021年9月17日より劇場公開。9日間連続で日替わりゲストによる舞台挨拶を実施するなど1年間にわたるプロジェクトが華々しくスタートした。
 2022年公開のSeason2は、初監督組を含め9人の監督が参加。本プロジェクトの発起人の一人でもあり、『デイアンドナイト』では主演を務めた他、企画にも携わるなど俳優だけに留まらない活躍をみせる阿部進之介、『ラスト・ナイツ』(15)でハリウッド進出を果たした他、天童荒太の小説「悼む人」のハリウッドでの実写版映画の撮影を控えている映画監督・紀里谷和明、大河ドラマ「青天を衝け」に出演するなど若手実力派俳優として活躍が目覚ましい志尊 淳、俳優のみならず、昨今はレトロワグラース代表としての顔も持ち活動の場を広げている柴咲コウ、『幼な子われらに生まれ』(17)で第41回モントリオール世界映画祭で審査員特別大賞など多数受賞した映画監督・三島有紀子、2010年より劇団「□字ック」主宰、脚本家として「全裸監督」、映画監督として『タイトル、拒絶』(20)でデビューした山田佳奈。参加者の内、阿部進之介、志尊 淳、柴咲コウは監督初挑戦となる。さらに“選定クリエイター枠”として、419作品の応募の中から選ばれたAzumi Hasegawa、柴田有麿、駒谷 揚の3名も参戦。15分以内という限られた時間の中で、現代社会の問題を提起する作品、人と人とのつながりの尊さを描いた作品、自身の思い出の場所を記録した作品、初期衝動を爆発させた作品など、監督それぞれのメッセージが色濃く刻まれた個性豊かな9作品が集まった。

『MIRRORLIAR FILMS Season2』

 ■監督:Azumi Hasegawa『Denture Adventure』、阿部進之介『point』、紀里谷和明『The Little Star』、駒谷 揚『King & Queen』、志尊 淳『愛を、撒き散らせ』、柴咲コウ『巫.KANNAGI』、柴田有麿『適度なふたり』、三島有紀子『インペリアル大阪堂島出入橋』、山田佳奈『煌々 go on a picnic』(五十音順)
 ■出演:板谷􁋡夏、􁇦岡􁍵子、駒谷􁋡香􁌰、佐藤浩市、サンディー海、柴咲コウ、しゅはまはるみ、Joyce Keokham、細田善彦、永􁊾宗典、中􁉎賢、藤谷􁌫子、松􁉎まりか、矢部俐帆、山崎樹範、山田孝之(五十音順)

©2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

『The Little Star』
 監督:紀里谷和明
 出演者:山田孝之、松本まりか、高橋 努、武田梨奈


 愛する者を失った男の物語。電車の中、パンダの着ぐるみを着た血まみれの男。悲しみ、後悔、怒り、贖罪の感情が複雑に絡み合う主人公を山田孝之、その妻を松本まりかが演じる。

©2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

オフィシャル・サイト

短編映画制作プロジェクト | MIRRORLIAR FILMS
境界線を越えた、その先 9人の監督による「変化」についての物語 -だれでも映画を撮れる時代の幕が開く- “変化”をテーマに、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなど総勢36名が監督した短編映画をオムニバス形式で4シーズンに分けて公...

公開表記

 配給:イオンエンターテイメント
 2022年2月18日(金) 順次公開

(オフィシャル素材提供)

関連作品

スポンサーリンク
シェアする
サイト 管理者をフォローする
CINEMA FACTORY
Translate »
タイトルとURLをコピーしました