作品紹介

『ハウ』

©2022「ハウ」製作委員会

イントロダクション

 日本アカデミー賞受賞監督・犬童一心と、同賞脚本賞を受賞した斉藤ひろしがタッグを組み、新たな感動作を生み出した。

 主人公・民夫を演じるのは、話題作への出演が続く田中 圭。ワン!と鳴けない保護犬・ハウと心を通わせ合う心温まる演技は、きっと観る者に最高の癒しを与えるだろう。

 そして、そっと民夫を支える同僚には池田エライザ、その他、野間口徹、渡辺真起子、石橋蓮司、宮本信子と豪華実力派俳優が揃った。さらに、全編のナレーションを務めるのは、女優・石田ゆり子。動物への慈愛に満ちた優しいナレーションが、映画の感動をより一層深めてくれる。

 さらに、爽やかな感動に包んでくれるのは、GReeeeNが本作のために書き下ろしたオリジナルの主題歌。どんな時もお互いを想い合う絆――ハウと民夫の心温まる至福の物語が誕生した。

©2022「ハウ」製作委員会

ストーリー

 婚約者にあっさりフラれ、人生最悪な時を迎えていた市役所職員・赤西民夫(田中 圭)。

 横浜で一人空虚な日々を送る彼は、上司からの勧めで、飼い主に捨てられて保護犬になってしまった真っ白な大型犬を飼うことになってしまう。犬はワンと鳴けず「ハウッ」というかすれた声しか出せない。とびっきり人懐っこいこの犬を、民夫は“ハウ”と名付け、1人と1匹の優しくて温かい日々が始まった。民夫にとって最初は戸惑うことも多かったハウとの暮らしだったが、何をするにもいつも一緒な“2人”の絆は次第に深まり、いつしかかけがえのない存在となっていった。ハウと民夫の最高に幸せな時間はずっと続くと思っていたのだが……。そんな時、突然ハウが姿を消す。あらゆる手段を尽くしてハウを探す民夫だが、無情にも「ハウによく似た白い大型犬が事故死した」という情報がもたらされる。しかし、横浜から遠く離れた北の地でハウは生きていた!偶然のアクシデントが重なり、ハウは青森まで運ばれてしまったのだ。

 ハウは、大好きな民夫の声を追い求め、「もう一度、君に会いたい」という一心で青森から横浜・798キロの道のりを目指す。民夫はハウがいないという現実に苦しみもがきながらも、少しずつ向き合おうとする。民夫のそばで優しく寄り添う同僚の足立桃子(池田エライザ)の支えもあり、皆それぞれに悲しみを抱えながら生きていることを学んでゆく。一方、ハウは民夫を探して走る道中で、悩みや孤独、悲しみを抱えた人たちと出会う。震災の風評被害に心を痛める女子中学生の麻衣(長澤 樹)。愛する夫(石橋蓮司)を亡くし、ひとりで傘屋を営む老女・志津(宮本信子)。深刻なDV被害に遭い、修道院のシェルターに保護された若い女性・めぐみ(モトーラ世理奈)。彼女たちに寄り添い心を癒していく。

 果たして、長い旅路を経てハウと民夫はもう一度再会することができるのか――。そこには、優しすぎる結末が待っていた──。

 (2022年、日本、上映時間:118分)

キャスト&スタッフ

 原作:「ハウ」斉藤ひろし(朝日文庫)
 監督:犬童一心
 脚本:斉藤ひろし、 犬童一心
 音楽:上野耕路
 主題歌:GReeeeN「味方」(ユニバーサル ミュージック)
 企画・プロデュース:小池賢太郎
 プロデューサー:丸山文成、柳迫成彦
 出演:田中 圭、池田エライザ、野間口徹、渡辺真起子、モトーラ世理奈、深川麻衣、長澤 樹、田中要次、利重 剛、伊勢志摩、市川実和子、田畑智子、石田ゆり子(ナレーション)、石橋蓮司、宮本信子ほか

ギャラリー

予告編

オフィシャル・サイト(外部サイト)

映画『ハウ』公式サイト
かつてない優しいラストに、温かな感動が待っている。ワンと鳴けない犬・ハウとちょっぴり気弱な青年・民夫の絆が紡ぐ、至福の感動作。出演:田中圭、池田エライザ 監督:犬童一心 × 脚本:斉藤ひろし 大ヒット上映中!

公開表記

 配給:東映
 大ヒット上映中!

(オフィシャル素材提供)

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