イベント・舞台挨拶

『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』ジャパンプレミア

©2022 LES IMPRODUCTIBLES – KALY PRODUCTIONS – FLAG – MIRAI PICTURES – LE GALLO FILMS

 フランスに実在する水球チーム「シャイニー・シュリンプス」をモデルに、仲間の絆と成長を描いたロードムービー『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』(10月28日公開)の来日ジャパンプレミアが10月5日(水)に都内で行われ、セドリック・ル・ギャロ監督&マキシム・ゴヴァール監督、ブリアナ・ギガンテ(映画初出演)、ビッケブランカ(世界共通エンディング曲)が出席した。

 この日のジャパンプレミアのためにフランスから念願の来日を果たしたセドリック・ル・ギャロ監督&マキシム・ゴヴァール監督。イベント開幕と同時に、ブリアナからセドリック監督へ、ビッケブランカからマキシム監督へ歓迎の花束が贈呈された。セドリック監督は「コンバンハ! アリガト!」と日本語で挨拶して「フランス映画であり、しかもLGBTQをテーマにした映画を応援しに来てくれたことを嬉しく思います」と駆けつけた日本の映画ファンに感激。マキシム監督は「コロナで日本での撮影が出来ず残念でしたが、1年遅れてこのように日本に来ることができて本当にうれしいです! しかも満席! 感動しています」と喜んだ。

 セドリック監督は、10年前から実際にゲイの水球チーム「シャイニー・シュリンプス」に所属しており、その経験が映画を作るきっかけになったという。「水球チームのメンバーは親友であり、そんな彼らと一緒に世界各国を回りながら試合に参加。その活動が本作を生み出したきっかけです」と解説。その横でマキシム監督は「僕は水球がしたくて、かつ劇中で彼らが着ている赤いジャケットが欲しくてこの映画を作りました。もちろんジョークだよ?」とひと笑い巻き越していた。

 人気YouTuberで、本作で映画出演デビューを飾ったブリアナ。ポールダンス・シーンの様子を尋ねられると「たいしたことしてない。水の上で動いているだけよ」と謙遜するも、「過酷だった。瀕死の状態での撮影だった。でも監督二人は遠慮してくれて、私が“結構きつい”と言ったら早めにOKをくれて……優しい」と熱演の舞台裏を告白。これにセドリック監督は「無事に生きていて良かったです!」とジョークで返礼し「制約もあって難しく過酷な撮影で大変だったはず」とブリアナの労をねぎらった。

 本作のために楽曲『Changes』を書き下ろしたビッケブランカは「監督の二人からは“何かを変えていきたい”というマインドを感じて、それを自分に置き換えて社会も変わっていくべきだと思ったときにChangesという複数形の言葉が出てきた。納得のいく曲であり、素晴らしい映画に素晴らしい楽曲を提供することができて嬉しい」と手応えを口にした。マキシム監督は楽曲について「とても幸せな気持ちになって笑顔になってしまう。映画のラストを観て聴くたびに幸せな気持ちになります」と大絶賛。セドリック監督も「音楽とピッタリ合っていて感動的」と満面の笑みだった。

 最後にセドリック監督は「この映画は自由についての映画です。今の時代、自由とは人生の中で大事なものだと感じます。この作品を気に入ってもらえたら幸いです」とヒット祈願。マキシム監督は「日本人は几帳面で時間に正確だと思うので、この映画をしっかり最初から観てもらいたいと、映画の冒頭にブリアナさんを起用しました。そして皆さんが映画の途中で帰ってしまうことがないよう、ビッケブランカさんの楽曲をエンディングに流しました。ぜひとも最後までお楽しみください。アリガト!」とユーモアを交えて本作をアピールしていた。

登壇者:セドリック・ル・ギャロ監督、マキシム・ゴヴァール監督、ブリアナ・ギガンテ、ビッケブランカ(世界共通エンディング曲)

イベントで初披露!観客の目頭を熱くした映画『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』×ビッケブランカ「Changes」ミュージックトレーラー解禁

 ビッケブランカ描き下ろし!『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』の物語を彩る全世界共通エンディング曲「Changes」。大胆不敵なポジティブ・ロードムービー『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』のジャパンプレミアで本日初披露され、会場ではその映像に頬を光らせる観客も出た、映画『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』×ビッケブランカ「Changes」ミュージックトレーラー。こちらの映像が解禁となった!

 解禁となる映像は「Changes」の歌詞の内容に、映画の本編映像がリンクしたエモーショナルな仕上がり。教会で熱唱するビッケブランカの映像も重なり、観るものの涙腺を刺激すること間違いなし。

 本作のために書き下ろした全世界共通エンディング曲「Changes」は、“変わりたい”と強く願うメッセージ性のある歌詞に加え、ビッケブランカらしい特徴的なメロディラインと美しいファルセットボイスが合わさった一曲。この曲が映画のポジティブなテーマとどのようにリンクするのか!? フランス映画とビッケブランカの奇跡のコラボレーションに目が離せない!

 ビッケブランカは「Changes」について「『変化』を歌った曲です。誰だって変わりたいし、僕だって変わりたいし、変わるべきものがあるし変えるべきものがあるということを改めて感じながら一句一句書きました。価値のある映画に携われてとても光栄です」と気持ちのこもった解説。作品もお気に入りの様子で「これが絆の力か! 異国の地で多様な奴らが躍動する様子に、心躍らずにはいられない! これは壮大なメッセージでありヒューマンドラマであり、なによりも最高なアドベンチャーだ! シャイニー・シュリンプス最高!」と最高なコメントを寄せた。

提供・配給:フラッグ
10月28日(金)より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国公開

(オフィシャル素材提供)

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