イベント・舞台挨拶

『ザ・メニュー』ニューヨークプレミア

©2022 20th Century Studios. All rights reserved.

 『ノマドランド』『フレンチ・ディスパッチ』のサーチライト・ピクチャーズが贈る最新作、映画『ザ・メニュー』が11月18日(金)より日米同時公開。現地時間11月15日(火)に本作のニューヨークプレミアが実施され、レイフ・ファインズ、アニャ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルトら豪華キャスト陣が勢揃いした。

 先日、アニャ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルトが参加し、会場では本作に倣って異常なまでに統率がとれたシェフ軍団によるパフォーマンスが行われるなど大盛況のうちに幕を閉じたUKプレミア。本プレミアが記憶に新しい中、この度、本国公開が目前に迫った現地時間11月15日(火)に、ニューヨークプレミアが実施されアニャ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルトほかにレイフ・ファインズその他豪華キャスト・スタッフ陣が勢揃した。会場には豪華キャスト陣の登場を一目見ようと大勢のマスコミが駆けつけ大盛り上がり!

 シックなスーツ姿で登場したレイフ・ファインズは「私はとある島で高級レストランを営むシェフ・スローヴィックを演じています。彼は素晴らしい料理体験をするために大金を払う超富裕層の顧客を抱えており、料理は高い芸術の形をとらなければなりませんでした。私はこの作品にシンパシーを感じていましたし、彼の考えの純粋さがなんとなく好きだったんです」と自身の役柄についてコメント。

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 ディオールの高級感あふれる黒のドレスで登場したアニャは「台本にないシーンが少しありますが、その箇所はマーク(・マイロッド)監督とニコラスが親切にも私の好きなように演じさせてくれたので、とても感謝しています」と撮影を振り返った。また、風刺と笑いが散りばめられている本作について「私にとって風刺というのは、自分が演じるキャラクターが何かに真剣に取り組んでおり、失うものが多ければ多いほど、面白く感じるものです。一方で、怖い作品というのはずっと怖いだけでは逆に恐怖に鈍くなってしまうので、適度なトーンの変化が必要ですよね。だからこそ、怖さと・笑いというジャンルは相性が良く、面白いのだと思います」とコメント。さらに高級レストランが舞台の本作にちなんだ“あなたは高級料理派? テイクアウト派?”という質問に対して「私は確実にテイクアウト派ですが、この映画を通してファイン・ダイニング(高級料理)についてより多くのことを学びましたし、提供される料理を生み出すシェフたちの偉大さを改めて理解することもできました」と真摯に受け答えをしていた。

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 アニャと同じくディオールの爽やかなベージュのロングコートで登場したニコラスは「この映画の感想は、観た人によって異なると思います。(レストランに)招待されたゲストの恥じるべき秘密がシェフによって次々と暴かれていったり、プロとして芸術的・創造的に過小評価されることの辛さなど、共感できるポイントはさまざまですよね」。また、「僕自身、風刺映画、ダーク・コメディは好きなのですが、演技をするという観点では、真実や本当の姿をあえて演じていないことが多いです。登場人物の滑稽さゆえに、それらが風刺や笑いになったり、瞬間的に恐ろしくなったりするのがこのジャンルの特徴だと思います」と自身の演技に対しての姿勢について明かした。

 いよいよ公開を迎えた本作。豪華キャストの演技合戦、風刺と笑いが散りばめられ、一筋縄ではいかないストーリーと極上のサスペンスをぜひご堪能を!

登壇者:レイフ・ファインズ、アニャ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルトほか

(オフィシャル素材提供)

公開表記

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
TOHOシネマズ日比谷ほかにて絶賛公開中

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