作品紹介

『ピアニストを待ちながら』

©早稲田大学

イントロダクション

 2021年に開館した文学資料館・早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)。本館の設立を記念して製作された、七里圭監督の中編映画『ピアニストを待ちながら』。

 主演は、映画『トウキョウソナタ』(08)をはじめ数多くの映画に出演し、近年ではドラマ『義母と娘のブルース』『ちむどんどん』『クロサギ』などで注目を集める井之脇海。劇中ではピアノも披露する。再会する同級生に、『菊とギロチン』(18)、『わたし達はおとな』(22)で主演を務め、ドラマ『エルピス』などに出演する木竜麻生。

 監督は、『のんきな姉さん』(04)でデビュー後、『眠り姫』(07)、建築家との共作『DUBHOUSE』(12)や「音から作る映画」プロジェクトなど異色の作品を多く手掛け、最新作『背 吉増剛造×空間現代』(22)が公開中の七里 圭。

ストーリー

 真夜中の大学図書館で目を覚ました瞬介が、なぜか外に出られぬまま、いつまでも明けない夜に旧友の行人、貴織と再会する不条理劇。学生時代の演劇仲間だった3人は偶然居合わせた中年男の出目や謎の女・絵美も交えて、かつて上演できなかった芝居の稽古を始める。それは「ピアニストを待ちながら」という作品だった。
 コロナ禍の同館を舞台に繰り広げられる不条理劇。

 (2022年、日本、上映時間:46分)

キャスト&スタッフ

 出演:井之脇海、木竜麻生、大友一生、斉藤陽一郎、澁谷麻美
 監督・脚本:七里 圭
 制作プロダクション:インディペンデントフィルム
 企画:土田 環
 撮影:渡邉寿岳
 劇中戯曲:鈴木一平
 原案協力:山本浩貴
 音楽:宇波 拓

ギャラリー

(オフィシャル素材提供)

関連作品

スポンサーリンク
シェアする
サイト 管理者をフォローする
Translate »
タイトルとURLをコピーしました