作品紹介

『TAR/ター』

©2022 FOCUS FEATURES LLC.

イントロダクション

 芸術に全てを捧げ、さまざまな重圧から徐々に追い詰められていく<リディア・ター>という稀有なキャラクターを演じるのは、本作で<自身の最高傑作を塗り替えた!>との呼び声の高い、ケイト・ブランシェット。すでに4度目となるゴールデングローブ賞、ヴェネチア国際映画祭女優賞、全米・NY・LAの批評家協会賞と名立たる賞を独占、『ブルー・ジャスミン』に続くアカデミー賞🄬も最有力との呼び声が高まっている。

 監督と脚本は、これまで手掛けた長編映画『イン・ザ・ベッドルーム』と『リトル・チルドレン』で、2作ともにアカデミー賞🄬脚色賞にノミネートされたトッド・フィールド。フィールド監督は、その鋭敏な表現力によって、絶対的な権力を振りかざす天才指揮者リディア・ターの物語を「唯一無二のアーティスト、ケイト・ブランシェットに向けて書いた」と明かしている。フィールド監督にとって16年ぶりとなる、全世界熱望の最新作となった本作では、第95回アカデミー賞🄬脚本賞を3作品連続でノミネートを果たしたほか、作品賞・監督賞でも初ノミネートされたことも話題に。

 脇を固める共演者は『燃ゆる女の肖像』のノエミ・メルラン、『あの日のように抱きしめて』のニーナ・ホス、『インディー・ジョーンズ/最後の聖戦』のジュリアン・グローヴァ―、『キングスマン』のマーク・ストロングら、いずれも実力派揃い。音楽は『ジョーカー』でアカデミー賞🄬作曲賞を受賞した気鋭のチェリストであり、作曲家のヒドゥル・グドナドッティルが担当、全編を美しいスコアで彩る。

©2022 FOCUS FEATURES LLC.

ストーリー

 ドイツの有名オーケストラで、⼥性としてはじめて⾸席指揮者に任命された指揮者リディア・ター(ケイト・ブランシェット)は、天才的能⼒と、たぐいまれなるプロデュース⼒で、⾃⾝を1つのブランドとして作り上げてきた。しかし、のしかかる重圧、過剰な⾃尊⼼、仕掛けられた陰謀により、彼⼥の⼼の闇は少しずつ広がっていく――。

原題:TÀR、2022年、アメリカ、上映時間:158分)

キャスト&スタッフ

 監督・脚本︓トッド・フィールド
 音楽︓ヒドゥル・グドナドッティル
 撮影:フロリアン・ホーフマイスター
 編集:モニカ・ヴィッリ
 出演:ケイト・ブランシェット、ニーナ・ホス、マーク・ストロング、ジュリアン・グローヴァ―ほか

公開表記

 配給:ギャガ
 5月12日(金) TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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