イベント・舞台挨拶

『Sin Clock』初日舞台挨拶

©2022映画「Sin Clock」製作委員会

 窪塚洋介、18年ぶり邦画長編単独主演となる映画『Sin Clock』の 初日舞台挨拶が都内で行なわれ、窪塚をはじめ、共演の坂口涼太郎、橋本マナミ、メガホンを取った牧 賢治監督が登壇して作品についてクロストークを繰り広げた。

 本作は、どん底の人生を生きているタクシー・ドライバーの3人が思いもよらぬ“偶然の連鎖”に導かれ、数億円もの価値を持つ幻の絵画をめぐってたった一夜の人生逆転劇へと挑む姿がスリリングに描かれる、予測不可能な犯罪サスペンス。他の共演者に、田丸麻紀、「チョコレートプラネット」長田庄平、般若らも出演している。

 主演の高木シンジ役を務めた窪塚は久しぶりとなる主演作品。2004年に自宅マンションから転落した事故を振り返りつつ、「(事故)当時のやるせなさや、自信のなさ、しんどかった気持ちが演技に役立ったと思います」と感慨深げに語った。マーティン・スコセッシ監督とコラボした『沈黙 サイレンス』という映画を振り返って、「長く(時間が)かかりましたが、一発逆転できたのかな……」と日本で2017年1月に公開されたハリウッド・デビュー作品への出演で復活の手応えを感じたというエピソードを語った。

 驚異的な記憶力を持つ番場ダイゴ役を務めた坂口は、そんな窪塚に憧れのまなざしを向ける。「僕にとって大切な作品です。窪塚さんは、太陽のようにみんなを照らしてくれるような人。みんなのいいところを見つけて褒めてくれる。愛情深くて大らかで、懐も深い。表現者としても、人としても、憧れの人、大好きです」と大絶賛。窪塚は「ありがとう!」とちょっと照れ笑いだった。

 ミステリアスなホステスのユカ役を務めた橋本は、素敵な赤いドレス姿で登場。窪塚とは初共演。窪塚について「窪塚さんの作品は20歳前後の頃によく観ていて、本当に存在するのかな?というところから始まりました。ちょっと宇宙人みたいな人と思っていました」と窪塚の印象を語る。さらに「撮影の段取りとかにも気を使ってくださったので、リラックスして演じることができました」と現場での窪塚の心づかいに感謝だった。

 窪塚は共演者の坂口について「先輩・後輩ということもあるけれど、カメラの前ではみんな同じ。本読みのときから『頼れるわ~』と感じた」と信頼を寄せる。橋本については「素敵な方。橋本さんはまさにミセス妖艶。キス・シーンがあったのですが、骨抜きにされたなって感じ……」と笑顔で告白。牧監督については「脚本を読んで、これは面白いな。いろいろなことのバランスがとてもいい。監督自身もバランスのいい人。ブラック・ミュージックとか、好きなものも気があって、めちゃ仲がいいです」と明かしていた。

 牧監督は「最高にかっこよくて、素晴らしい作品が出来ました」と満面の笑み。牧監督は長編第1作『唾と密』で注目を集め、本作が商業映画デビュー作となる。

裏社会に通じる賭博狂の坂口役を務めた葵 揚は、当日は欠席のためビデオで登場した。

 最後に、牧監督は「映画って尊いものだなって。奇跡に近いものだと思います。90分間の不思議な夢を見ていただきたい」と作品をアピール。

窪塚は「共演者たちや、関西出身のスタッフ、それをまとめる牧監督、みんなで一丸になって作った作品です。楽しんで観てください」と充実の撮影を振り返っていた。

 登壇者:窪塚洋介、坂口涼太郎、橋本マナミ、牧 賢治監督

 (取材・文・写真:福住佐知子)

公開表記

 配給:アスミック・エース
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