作品紹介

『プーチンより愛を込めて』

ドミトリー・メドヴェージェフ、ウラジーミル・プーチン
©Vertov, GoldenEggProduction, Hypermarket Film-ZDF/Arte, RTS/SRG, Czech Television2018

イントロダクション

 1999年12月31日、この日、ロシア連邦初代大統領ボリス・エリツィンが辞任した。彼は自身の後継者としてウラジーミル・プーチンを指名、3ヵ月後に行われる大統領選挙までの間、ロシアの新しい憲法、国旗は若き指導者に引き継がれた。プーチン大統領候補の選挙用PR動画の撮影を依頼されたヴィタリー・マンスキー監督は、大統領選挙への出馬表明をせず、公約を発表しないまま、名目は違えど“選挙運動”を展開するプーチンの姿を記録していく。ロシア各地へ足を運び、諸問題の解決、第一次チェチェン紛争の“英雄”たちへの慰問や恩師との再会を“演出”したプーチンのPRチームは、国民が抱く彼のイメージを「強硬」から「親身」へと変化させる。
 マンスキー監督は、オフィシャル・カメラマンながら、ソ連時代の旗や国歌が使用されていることに不安を覚え、プーチンに直接斬り込んでいく。1999年と2000年の大晦日、2000年3月26日の開票日当日の、エリツィン元大統領の自宅での貴重映像を辿ることで、プーチンの本当の姿が炙り出されていく。

 (英題:PUTIN’S WITNESS、2018年、ラトビア・スイス・チェコ・ロシア・ドイツ・フランス、上映時間:102分)

©Vertov, GoldenEggProduction, Hypermarket Film-ZDF/Arte, RTS/SRG, Czech Television2018

キャスト&スタッフ

 監督・脚本・撮影・出演ナレーター:ヴィタリー・マンスキー
 出演:ウラジーミル・プーチン、ミハイル・ゴルバチョフ、ボリス・エリツィン、トニー・ブレア、アナトリー・チュベイス、ベロニカ・ジリナ、ライサ・ゴルバチョフ、ミハイル・カシヤノフ 、ミハイル・レシン、ドミトリー・メドヴェージェフ、グレブ・パブロフスキー、クセーニャ・ポナマロワ 、ウラジスラフ・スルコフ

ギャラリー

予告編

オフィシャル・サイト(外部サイト)

https://fromputinwithlove.jp

公開表記

 配給:NEGA
 4月21日(金)より池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

(オフィシャル素材提供)

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