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ドラマシャワー枠初の完全オリジナル作品「ジャックフロスト」スペシャルトークライブイベント

©「ジャックフロスト」製作委員会・MBS

 「高良くんと天城くん」「永遠の昨日」「飴色パラドックス」など多種多様なBLドラマを提供してきたMBSのドラマシャワー枠×KADOKAWAが手掛けるBLドラマレーベル・トゥンクのコラボ・第6弾は、ついに初のオリジナル作品「ジャックフロスト」。
 3月9日(木)、好評放送中の本作にてW主演を務める本田響矢と鈴木康介、さらに森 愁斗がスペシャルトークライブイベントに登壇した! イベントでは、集まったファンを前に演じた役柄や撮影時のエピソードなどを余すところなく語り尽くし、律の職業がイラストレーターだということにちなみ、本田と鈴木がお互いの似顔絵をその場で制作! できあがった似顔絵を照れながらプレゼントし合うなど、作品愛を深めるイベントとなった。

 会場に集まったファンの暖かい拍手と声援に迎えられイベントがスタート。約250名のファンたちを前に、本田は「裏でみんなで手汗がやばいねって話してました」と緊張の面持ちで挨拶した。
 ドラマシャワー初の完全オリジナル作品となる本作。別れ話の直後に事故によって、恋人にまつわる記憶だけを失ってしまった律を演じた本田は「記憶を失うっていうことを今まで経験したことがなかったので、どう演じていけばいいのか、監督と話し合いながら律というキャラクターを作り上げていきました。事故にあった後にフワフワしているんですが、事故から1日目だからこれくらい、2日目はこれくらい、とフワフワ度を変えていったり、少しの差ですが大切に大切に作っていきましたね」と未経験の役柄への繊細なアプローチを明かした。記憶喪失になった律を支えつつ、恋人であることは黙って二人の関係を修復しようと奮闘する郁哉を演じた鈴木は「郁哉はすごく普通の人間で、普通の人を演じるのって一番難しくて。歩き方とか家事(の仕方)だったり、好きな人への対応だったり、細かく一つひとつ監督と話し合いながら丁寧に作っていきました。生活の一部として洗濯物を畳んだり料理をしたりしている姿から、『これきっと毎日やってるんだろうな』と観ている人に思ってもらえたらいいなと思ってやっていました」と役作りのこだわりを披露。二人の関係を見守る律の弟・柊路役の森は「僕自身、お兄ちゃんがいて弟なので、すごくやりやすい部分もありました。役柄的にズバッと意見を言うシーンがあるんですけど、台本読んでいて自分も同じ立場だったらこう言うだろうなというセリフだったので、親近感が湧きました」と、役への共感を示した。持ち前の“弟感”を存分に発揮していたようで、本田も「普段から(自分の)弟みたいに思ってました。ルックスから全部ですよね、可愛いんですよ。ね、可愛いね」と声をかけると「ありがとうございます(笑)。周りもお兄ちゃん感が強かったので、そこも含めてやりやすかったです」と振り返った。


 撮影の合間にもたくさん話をしていたとのことで、「3人共通して服が好きで、それぞれアメカジ(森)、古着(本田)、キレイめ(鈴木)みたいな?感じなので、自分の知らないアメカジのことを教えてもらったり、情報の交換をしあってました」と鈴木が話すと、森が「一方的に僕の知識を話してました(笑)。知識の押し売りをしてましたね(笑)」と続け、共通点で盛り上がったことを明かした。空き時間の過ごし方については、本田は「僕、寝てしまっていました……! 気づいたら現場でメイク終わったあとで、おはよう~みたいな……」とハードな撮影を伺わせたが、本田と鈴木が「あ! 二人で筋トレしてた!」と思い出すと、森も「僕その(筋トレしている)映像見ましたよ!」と伝え、二人の筋トレが現場でも話題になっていた様子。「脱ぐシーンの前に上半身脱いで腕立てしてました」(鈴木)、「二人でやってたんですよ僕ら(笑)」(本田)、「けっこうパンプアップしてきたんじゃない?とか言いながらやってましたね」(鈴木)とお互いの仕上がりをチェックしながら撮影に臨んでいたというエピソードも飛び出した。森は「僕は撮影日数が少なかったので、楽しそうだな、もっと一緒にいたかったな、という気持ちもありましたね」と語った。
 先週放送された3話は、律と郁哉の思い出の場所である山中湖の別荘での出来事が明かされ、キス・シーンやベッド・シーンにも大きな反響があった。演じた中でお互いにキュンとした瞬間を聞かれ、本田は「郁哉は、ごはんを作ってくれたり、僕のために何かしてくれることが多いんですよね。山中湖でも焚火でマシュマロを焼いてくれたり。そういうときの背中とか横顔にキュンとしながら、律としてお芝居していました」と話し、鈴木は「僕、ずーっとキュンキュンして、ずっとへらへらしちゃって。セリフの一つひとつ、語尾とかも全部可愛くて、『あ、サウナもあるー!』みたいな。普段とはまた違う旅行テンションの律が可愛かったんですよね」と律のモノマネを交えながら明かすと、会場も大いに沸いた。律と郁哉のリアルな日常生活が切り取られているのも本作の魅力のひとつ。得意な家事を聞かれると、本田はためらいがちに「料理は好きです。撮影期間中は糖質制限をして白米とか麺を食べてなかったので、毎日のようにすき焼きを食べていました。糖質制限と言いつつ砂糖めっちゃ入れるやつですけど(笑)。野菜と豆腐とお肉としらたきを煮て、卵につけて。ごく普通の割り下ですけど自分で作って。でもよくお肉を固くしちゃって、もったいないなと思いながらも作ってましたね」と、撮影中にも自炊していたと話した。家事が得意な郁哉を演じた鈴木は「郁哉と真逆でガサツで、料理も男飯だし人に披露できるような料理ではないんですよ。洗濯物の畳み方も自己流で、たくさん入るようにまん丸にしちゃって……。郁哉を演じるにあたって普通(のやり方)を学びました。だから今は結構うまいです! 一番練習したのは服の畳み方で、今はもうノールックでいけますね」と家事シーンの裏側を披露。森は「しいて言うなら……僕も料理ですかね」となぜかもったいぶり、MCから「どんな料理作られるんですか?」と聞かれると「えー卵かけごはん。あと納豆ご飯ですかね。カップラーメンとか。どうでしょうか。お湯を沸かすときの一押しに念を込めて愛情込めてます……すみません家事全然できないです(笑)」とボケ倒し、笑いを誘った。

 さらに、律の職業がイラストレーターであることにちなみ、本田と鈴木が似顔絵に挑戦! その場でお互いの顔を見ながら描いてみるということで、早速向き合いながらお絵描きスタート! 鈴木は前のめりで本田の顔を覗きながら「結構うまいかも」と順調な様子。本田は鈴木の熱視線に少し照れながらも、鈴木に「もっと顔上げて!」とリクエストしながら進めるが、「は! 間違えた……!」と小声でささやく場面も。


 完成を待ちながら森に撮影時のハプニングを聞くと、「2話で、郁哉くんが僕に缶コーヒーを買ってくれて『(記憶を失った律に恋人同士だと伝えないのは)フェアじゃないからちゃんと言ったほうがいいよ』と伝える場面があって、コーヒーを一口飲んでからセリフを言うんですけど、僕が飲んだコーヒーをたらーってこぼしちゃって衣装に付いちゃって。その時に康介くんが『全然大丈夫。大丈夫だから気にしないで』と言ってくれたんですけど、その次のテイクでは康介くんがセリフ嚙んでました(笑)。2人でボロボロになっちゃってなんとか撮れたんですけど、面白かったです」とエピソードを披露した。二人の印象については「二人とも役柄と普段の印象が全然違うので、面白いギャップもありましたし、映像を見てもそれは強く感じて、すごいなと思いましたね」とコメント。


 そうこうしているうちに似顔絵も完成に近づいてきたが、本田の絵を覗いた森から「すごい、大惨事……(笑)?」と、出来上がりが楽しみなコメントが飛び出す一幕も。本田は「結構自信あります!」と胸を張るが、「役柄的にも上手いキャラですからね」とフォローする森にはなぜか会場から笑いが。鈴木も「一番そばで見てきたので、僕も自信ありますね」とコメント。そしていよいよ完成品をお披露目! スクリーンにも大きく映し出された二人の似顔絵に会場は大爆笑! 本田は鈴木の描いた作品に「ねえ!! ひどくない!?」と叫び、鈴木も「え、唇!?」とツッコみ、お互いに物申したい様子。「結構特徴捉えたつもりなんだけどな」(本田)、「口やばいでしょ」(鈴木)、「唇もだし、首太いし(笑)」(森)と口々に感想を話し出す3人。本田は「皆さんはどう思っているか分からないですけど、ずっと近くでお芝居させてもらってて、ほんとうに唇がぷるんぷるんなんですよ! 本当に良い唇してるんです。だからそれを表現したかったんです」と理由あっての表現と主張。鈴木は「(本田の)きりっとした顔立ちに、この喉ぼとけ。喉ぼとけがすごく好きで。(本田がすかさず『そんなに出てないよ!』と抗議)笑った顔も好きなので、特徴捉えてるんじゃないかなと」とポイントを明かし、講評を求められた森は「本当に素敵な表現力だと思います」とコメントした。役としてお互いの好きなところを聞かれ、本田は「まず、出会った時のインパクト、ルックスですよね。正直な話、律の好みだったんですよね。4話から律の元カレ・圭吾も出てきますが、律の好みがバレますよね(笑)。雰囲気というか。あとはやっぱり、律のために尽くしてくれるところも好きだなと思います」と4話以降への期待が膨らむコメント。鈴木は「すべてが愛おしいと思うんですけど、世話を焼きたがりな郁哉にドンピシャでハマるというか。ワンコみたいで、ずっと面倒見ていたいみたいな、その本能をくすぐるような存在なのかなと思います」と、納得の分析を披露した。完成した似顔絵を交換し合う際には、本田が「これでも上手くない? ちょっと斜めから描いて、右の横顔を描いたんだよ」と粘ると、鈴木が「うん、ちょっと似てるね。ありがとう」と微笑み、劇中さながらのやり取りに会場も和やかな空気に包まれた。似顔絵を持った記念撮影では、MCから「森さんは審査員の顔してください」とリクエストされた森が審査員らしい表情でばっちり決め、会場が爆笑に包まれる場面も。 

 最後に、ドラマの今後の展開を楽しみにしているファンへ、本田と鈴木からメッセージ。鈴木は「ネタバレしないように言うのはすごく難しいんですが、今後の展開はジェット・コースターみたいに進んでいくので、少しも見逃さずに観ていただけたらと思います」とコメント。本田は「今夜の放送から律の元カレが登場しますので、それに対し郁哉がどう思い行動するのか。(オリジナル作品なので)本当に皆さんどうなるのか分からない中で3話まで観ていただいたと思うんですが、律の記憶が最後には戻るのか、最終話でどうなるのか、本当に素敵な結末になっていると思うのでお楽しみに! よろしくお願いします」と締めくくり、惜しまれつつもイベントは終了した。

ドラマシャワー「ジャックフロスト」(全6話)作品情報

 出演:本田響矢、鈴木康介ほか
 脚本:安川有果、高橋名月、船曳真珠
 監督:安川有果、高橋名月
 原案:窓霜
 音楽:坂東邑真
 制作プロダクション:ヒューマックスシネマ/協力プロダクション:NeedyGreedy
 製作:「ジャックフロスト」製作委員会・MBS

ジャックフロスト | ドラマシャワー | MBS 毎日放送
ドラマシャワー枠初の完全オリジナル作品!記憶は凍ったままふたたび恋をする──煌めくほど切なく震えるほどもどかしい両片想いのラブストーリー。“記憶喪失”BLに、今をときめく若手俳優・本田響矢と鈴木康介の2人がW主演で挑む。

 公式Twitter:@tunku_shower
 公式 Instagram:@tunku_shower

あらすじ
 イラストレーターの奥沢律(おくさわりつ)と営業マンの池上郁哉(いけがみふみや)。古びた喫茶店で知り合いやがて恋に落ち幸せな同棲生活を送っていた。しかし自由気ままに生きる律とそれに振り回される郁哉の関係に次第にすれ違いが生じる。ある冬の日の喧嘩の後、家を出た律はアクシデントに巻き込まれ意識を失う。目覚めると律は郁哉の記憶だけを失っていた。
 二人の関係性をゼロからやり直したいという思いから郁哉は律に付き合っていた事実を伏せて共同生活を再開。ところが律は記憶を取り戻すため、自分の馴染みの場所に連れて行って欲しいと言い出す。気が乗らない郁哉だったが、二人で交際の軌跡を辿る“旅”を始めることになる。初めて出会った喫茶店、いつも散歩していた川辺の道、付き合う前に二人で旅した場所……。甘い記憶とほろ苦い記憶、二人の時間が郁哉の脳裏を過る。一方律は記憶を失ったまま、次第に郁哉に惹かれて行く自分に気づき――。

放送情報
 2023年2月16日(木)初回放送スタート
 MBS 2月16日(木)より毎週木曜25:29~
 テレビ神奈川 2月16日(木)より毎週木曜25:00~
 群馬テレビ 2月21日(火)より毎週火曜24:30~
 とちテレ 2月22日(水)より毎週水曜25:00~
 テレ玉 2月23日(木)より毎週木曜23:00~
 チバテレ 2月23日(木)より毎週木曜23:00~ ほか

配信
 TVer、MBS動画イズム、GYAO!で見逃し配信1週間あり(全6話)

「ニコニコチャンネルプラス」情報
 チャンネル名:BLドラマレーベル「トゥンク」公式チャンネル
 BLドラマレーベル「トゥンク」とのコラボコンテンツを展開する動画配信サービスニコニコの新機能「ニコニコチャンネルプラス」。
 レーベル名の「トゥンク」は胸の高鳴り・ドキドキした時の擬音をイメージしており、このレーベルを通して世界中の視聴者へ「トゥンク…」というときめきを届けられるように、という思いが込められている。
  URL:https://nicochannel.jp/tunku-bl/(外部サイト)
  月額料金:550円(税込)
  入会リンク:https://nicochannel.jp/tunku-bl/my/membership-plan(外部サイト)

(オフィシャル素材提供)

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